本書ではこれらの現実をふまえ、Linuxサーバーをベースに、インターネットに接続したビジネス目的の中規模ネットワークの構築処理を、実際に稼働している実例により解説しています。ソフトウェアだけでなく、ルーターやケーブルなどのハードウェア敷設・設置を含むすべての現場作業を、そして、ネットワークの計画から構築、運用開始、そして日常の稼働および運用管理にいたる一連の実務作業の詳細を、実例に基づいて、順を追って解説しています。また、実際のビジネス・ネットワークでもっとも重要な課題である運用管理やセキュリティ通信に力点をおいて、ルーターやサーバー・ソフトウェアなどを詳細に説明しています。さらに、一般に、インターネットに接続するサーバーを自社ドメインで設置するには、専用線型接続でなければならないように思われがちですが、LAN型ダイヤルアップ接続という手もあり、本書ではこの2つの実例も取り上げています。
Linuxのコマンド集。コマンドを使うための基礎知識と起動・終了・ログイン・ログアウトに関するコマンド、シェルを使うためのコマンド、ユーザー管理に関するコマンドなど全12章に目的別に分類して構成、全180のコマンドを収録。各コマンドは書式、機能と使用事例を解説する。
本書は、PCと呼ばれる安価なコンピュータと、フリーで配布されるLinuxと呼ばれるオペレーティングシステムを組み合わせて、高い信頼性と性能を併せ持つネットワーク・サーバを構築することをテーマとした本です。本書を制作するにあたっては、ターボリナックスジャパン株式会社が販売する最新のTurboLinuxを入手し、実際にインストールしネットワークサーバとして運用することで集められた情報をすべて活かすことで、完全にTurboLinuxに特化した構成及び内容にすることを心掛けました。
Linuxと、その標準シェルであるbashを素材として、UNIXの広大な世界をわかりやすく、かつ実践的に解説。主要なコマンドの使い方はもちろん、シェル、プロセス、エディタの操作から、シェルプログラミングやファイルシステムのメカニズム、さらにSamba、AWK、Perlの使い方までUNIXのすべてを効率よく学習できます。
WindowsからLinuxへ。OSの世界にパラダイムシフトが起きようとしている。シリコンバレー神話を作り上げたSGI(旧シリコングラフィックス)が21世紀に向け再び動き出した。激動のコンピュータ市場で「間違いなく勝てる」という自信の裏にある秘策とは何か。名門SGIの復活劇を検証する。
疑問に思ったこと、困ったことの解決策を見つけるのはなかなか容易なことではない。解決するまでに何年もかかることもある。筆者はマイコン時代から「なんとかUNIXを使えないか」とUNIXもどきのシステムと格闘を繰り返してきた。いろいろな疑問が起こっても、周囲にはUNIXを知っている人はいない。それでも長い間には、いろいろな発見がある。十何年ぶりに疑問が解決したこともある。ひょんなことからソフトだけでLinuxを劇的に速くする方法を発見したこともある。本書は、そのような長い使用経験の中から獲得したさまざまなトピックの中から、Linuxにも役立ちそうな疑問解決の方法、小技を集めたものである。各トピックは、ただ解を示すだけでなく、なぜそうするのか、そうなるのかを詳しく説明してある。ただの小技で終わらせることなく、応用が効くようにするためである。
本書は、周囲に頼れる人がいないPCユーザーでも「Linuxのシステム管理」ができるようにお手伝いするためのものである。Linuxをとりあえず運用していくうえで必要な情報を十分にお届けするものである。もちろん、/etc/inittabやrunコマンドの解析も入れてある。電源を入れてからユーザープロンプトが出るまでの複雑な経路を解説してある。ユーザー管理、グループ管理からシャドウパスワードやキーボードの管理など、個別の題材まで詳しく解説してある。
TurboLinux Serverは、サーバー専用にチューンされたLinux OSです。本書は、SOHOや小規模の企業・学校のネットワークを想定して、TurboLinux Server6.0とOCNエコノミー(他社の同種のサービスを含む)を前提とするインターネットサーバーの構築を解説します。はじめてサーバー構築に挑戦する方でも、LANの構築からハードウェアの設定、システムのインストール、セキュリティ対策、Bind、Sendmail、Apache、Sambaの設定まで順を追って学習できます。
本書は、Linuxサーバー/ワークステーションを不正な侵入やその他の危険から守りたい、システム管理者、マネージャ、ユーザーのための究極のガイドブックです。本物のハッカーによって書かれた目的は、Linuxの顕在的/潜在的なセキュリティホールを明かにし、その修正の方法を示すことです。
今、プログラムの作成、文章の作成、Web用のコンテンツの作成などを行う環境として、最も適した環境がLinuxである。本書は、「物作り」をする際に非常に強い味方になるLinuxを解説した。
ビデオ画像処理アプリケーションの製作を例題に、Video4Linuxによるビデオキャプチャ法からGTK+とlmlibを利用したX Window System上でのビデオ表示プログラミングまで、具体的に解説する。
本書は、TurboLinux Server6.0 SOHO Editionを使って家庭や職場内でイントラネットを構築してみようとしているPC-UNIX初心者の方を対象としています。Linux、FreeBSDに代表されるPC-UNIXと呼ばれるOSは、ユーザーが開発者であり、開発者がユーザーであるというこれまでにない開発形態をとっています。OSの開発スピードは格段に速い一方、利用者には一定水準の知識・技術が要求されます。本書はできるだけ多くの方に読んでいただくために、TurboLinux Server6.0 SOHO Editionの導入部分の解説を丁寧に行い、初心者の方に障害となるような点を取り除くよう努力しました。
Linuxをインストールした後、何をしていいのかわからずそのままにしてませんか?これを読めば、WindowsでおなじみMP3やCD-Rの作成、ムービーの再生といったことがLinuxで実現できます。他にもWindowsエミュレータを使って、Linux上で同時にWindowsを走らせる方法も解説。眠っていたLinuxをホビーで活用するためのガイドブックです。
Windows95/98と連携したクライアント/サーバ型ネットワークの構築からファイアウォールによる安全なインターネット接続まで、Linuxによる実用的ネットワーク構築のノウハウを詳しく解説。
Muleはただのテキストエディタではありません。無愛想ながらも愛らしいUNIXのCUIですが、その究極にあるMuleこそいくら使っても常に発見のある面白いソフトウェアなのです。そんなMuleの世界を楽しむために、まずは本書で文書作成の基本操作を学習してください。本書は図版を多用し、Muleの基礎をユーザの立場で解説しました。