Raspberry Pi(ラズパイ)を使うのが、まったくの初めての人でも理解できる入門書です。
ラズパイ専門誌の「ラズパイマガジン」やLinux専門誌の「日経Linux」に掲載した記事を選りすぐり、再検証・再編集してまとめました。
全ての記事は最新モデル「Raspberry Pi 5」(ラズパイ5)で動作確認済みなので、最新モデルを購入した人にも、すぐに試せます。
■第1章ではラズパイの買い方やOSの導入方法、電子工作の基礎知識などラズパイを始めるための基本を解説。さらに最初のステップとしてラズパイをLinuxマシンとして楽しむためのフリーソフトを50本、紹介しています。
■第2章ではラズパイを電子工作の用途で使う方法を紹介しています。電子工作が初めてでも何から始めればよいのかが分かるように記事を構成しています。
■第3章では電子工作以外のラズパイの活用方法を紹介しています。具体的には、公式カメラモジュールの使い方、ミニサイネージの電子工作、AI画像認識で動くリモコンカーの電子工作、ファイル共有+動画配信サーバーの構築です。
■第4章では「ラズパイマガジン」でも好評だった連載漫画を転載しました。
≪目次≫
第1章 ラズパイを準備しよう
1.1 ラズパイと周辺機器の買い方からOS導入方法、工作基礎まで解説
1.2 厳選フリーソフト50選 導入もバーションアップも簡単!
1.3 I/O、CPUが高速になったラズパイ5 「NVMe」対応でSSDアクセスは2倍速に
第2章 ラズパイで電子工作
2.1 ラズパイ5完全対応 電子工作の始め方
2.2 ラズパイPicoWでネットワーク電子工作
第3章 ラズパイを活用しよう
3.1 Raspberry Pi Cameraで遊んでみよう
3.2 SDカード付きサイネージを楽々実現 ArduinoライブラリでラズパイPicoを動かす
3.3 ラズパイ&AIによる画像認識で アームクローラーを制御しよう .
3.4 「ファイル共有+動画配信」サーバーを1台のラズパイZeroの上に構築しよう
第4章 マンガ「女子校生とラズベリーパイ」
第1話 100m走の測り方(その1)
第2話 100m走の測り方(その2)
コラム ラズパイで使えるLinuxコマンド
ファイル・フォルダー操作編
コマンド実行・テキスト編
アプリ・ネットワーク編
現場で必要なサーバの根幹技術を、実際にマシンに導入・操作しながら28日間で即戦力を身につける本です。Linux/UNIXベースのサーバOSを導入し、ネットワークなどの環境を設定、DNS・メール・WWW・プロキシ・Samba等の個別アプリケーションを構築・設定して動作検証します。さらにはSSHやSSL、ファイアウォールなどのセキュリティ基礎、データベース、仮想化技術と広範囲に技術・運用管理の基礎を習得します。なお、サーバOSにはRed Hat Enterprise Linux 9互換を使用しており、解説アプリケーションはほとんどOSに依存しないため、様々な環境に応用可能です。学習の診断プログラムや、学習環境の自動インストールパッケージなども提供。独習用にも研修用にも最適、待望の改訂4版。
ITシステムやソフトウェアの基盤OSとして幅広く使われているLinux。エンジニアとしてLinuxに関する知識はいまや必須とも言えますが、あなたはそのしくみや動作を具体的にイメージすることができるでしょうか。
本書では、Linux OS における、プロセス管理、プロセススケジューラ、メモリ管理、記憶階層、ファイルシステム、そして仮想化機能、コンテナなど、OS とハードウェアに関するしくみがどのように動くのか、実験とその結果を示す豊富なグラフや図解を用いてわかりやすく解説します。
改訂に際しては全面フルカラー化。グラフや図解がさらにわかりやすくなり、ソースコードはC言語から、Go言語とPythonにアップデートしています。さらに仮想化、コンテナなどの章が加わりました。今どきのLinuxのしくみを本書でしっかり理解しておきましょう。
2024年1月号まで定期誌として発行されていた「日経Linux」の特別版。
世界で最も人気の高いLinuxディストリビューションの最新版「Ubuntu 24.04 LTS」が2024年4月25日(英国時間)にリリースされた。これは2年ごとにリリースされる長期サポート版で、既存のUbuntuユーザーの注目度も高い。
そこで、このリリースタイミングに合わせた最新版の徹底解説を特集1とし、特集2には最新版Ubuntu 24,04 LTSを使ったLinux入門の特集記事を、特集3では最新版Ubuntu 24,04 LTSで動作検証済みのフリーソフトの特集記事を、さらに特集4では最新版Ubuntu 24,04 LTSのサーバー版を使ったサーバー構築の特集記事をラインアップした。
なお、本書の特集2から特集5およびコラムの各記事は、日経Linuxとラズパイマガジンに掲載済みの記事に、最新版のUbuntu 24.04 LTSで動作検証したうえで加筆・修正したものです。また特集6の記事は「日経ソフトウエア 2024年7月号」からの転載になります。
≪主な内容≫
特集1 最新版Ubuntu 24.04 LTSを徹底解説
特集2 最新Ubuntuの使い方をマスターしよう
特集3 16のやりたいを実現!フリーソフト活用術
特集4 ステップアップ式Ubuntuサーバー構築術
特集5 PC並みの「ラズパイ5」をUbuntuで活用
特集6 ITエンジニア1年生のためのまんがでわかるLinux
Linuxの生い立ちから仕組みそして使い方まで余すところなく解説。
本書はLinuxのソースコードの恩恵を最大限に活かすための羅針盤です。複雑で難解なLinuxカーネルの仕組みを、基礎からていねいに説明。Linuxカーネルの基本機能を網羅し、ハードウェア依存部分についても踏み込んだ解説がなされています。第3版では、Linux2.6を対象として改訂を行い、特にメモリとプロセススケジューリングについて大幅な変更と加筆がなされています。Linuxのソースコードを理解するためのガイドブックとして、オペレーティングシステムの本格的な解説書として最適の1冊です。
本書には、Linuxの概要、カーネル、Cライブラリ、Cコンパイラなどプログラミングの基礎知識から、ファイルI/O、バッファサイズ管理、メモリマッピング、最適化技術、システムコール、メモリ管理まで、プログラマの観点から実践的なトピックが多く盛り込まれている。Linuxカーネル動作についても、その内部実装よりもプログラマがソースコードを書くために必須の知識が凝縮。カーネル2.6対応。
Linuxのmanページプロジェクト主催者によるLinuxプログラマ必携のリファレンス。Linux開発者(主にシステムプログラマとアプリケーションプログラマ)にとって、プログラミングする上で必要な情報を一冊で網羅。本書で扱う内容は広範囲にわたり一冊でLinuxプログラミングのほぼすべての情報を知ることができます。Linux/UNIX開発者のバイブルとなる一冊。
「サーバー公開」の前に知っておきたいオープンソースツール群の知識。暗号/攻撃パターンの基礎知識、インストールやOS設定、ツール/サービスの設定まで、サービス運用時のトラブルを避ける必須の知識を丸ごと解説。IaaS環境にも対応可能!
1995年のMicrosoftによるWindows 95の発表は画期的なものであった。“オペレーティングシステム”が専門家用語から,大衆用語になったのである。元来,オペレーティングシステムは,コンピュータハードウェアを隠蔽し,アプリケーションプログラムの作成を可能とするものであり,コンピュータにとって最も核となるものである。オペレーティングシステムの歴史は,そのまま,コンピュータの歴史といってよいものである。
本書は,オペレーティングシステムを学ぶため必要となるハードウェア構成技術,プロセス,メモリ管理,ファイルシステム,入出力,デッドロック,セキュリティ,マルチメディアシステムを簡便に紹介しており,かつ,実際に使用されている代表的なOSであるUNIX系のLinuxおよびスマホ用OSであるAndroidについて取り上げる。
本書は,オペレーティングシステムの機能を理解するだけに留まらず,日本の得意とするゲーム業界,機械工業分野,自動車分野,家庭電気分野など,産業界における組み込み型ソフトウェアの基本部分の開発においても参考にしていただけるものと思っている。
出題範囲(OpenLDAPとSamba)を網羅。的確な解説と豊富な用例・練習問題。模擬試験1回分を掲載。
ハッカーとはどのような知識を持ち、どのような順でサーバーに侵入して情報を盗むのか?サーバー侵入達成までの具体的な流れを知識の浅い方にも理解できるよう順を追って丁寧に解説しています。ロングセラー『ハッカーの教科書』10年振りの最新作。ハッカー育成講座。ハッキング技術を教えます。
LPIC(Linux技術者認定試験)レベル1は、グローバルなITエンジニアへのファーストステップともいうべき資格で、非常に人気の高い資格です。そのレベル1試験がVersion3.5から4.0にバージョンアップされます*。本書はこの新バージョン4.0に対応した学習書です。新試験では、新しいツールや技術、コマンドなどが出題範囲に多数取り入れられています。本書はLPI認定テキストとして出題範囲を万遍なくかつ分かりやすく解説するとともに、
●「101試験」「102試験」の2試験に対応
●章ごとに学習内容を確認するための練習問題を収録
●本試験に向けての腕試しとして「101」「102」の模擬試験を各1回分収録
●Linux実習環境を翔泳社Webサイトからダウンロード可
といった特長を持ち、Linuxの学習書としてもLPIC試験の対策書としても有用な1冊です。
*Version3.5試験も半年間は4.0と並行して実施されます。
序章 LPI認定試験の概要
第1章 システムアーキテクチャ
第2章 Linuxのインストールとパッケージ管理
第3章 GNU&UNIXコマンド
第4章 ファイルとプロセスの管理
第5章 デバイスとLinuxファイルシステム
第6章 101模擬試験
第7章 シェル、スクリプト、データ管理
第8章 ユーザーインターフェイスとデスクトップ
第9章 システム管理(1)
第10章 システム管理(2)
第11章 ネットワークの基礎
第12章 セキュリティ
第13章 102模擬試験
Linuxを使いこなすための基本から応用までを完全網羅。改訂第3版では「使えるコマンドリファレンス」を目標に、わかりやすさは変わらずに、さらに実践的なサンプルを厳選かつ充実。複数のLinuxディストリビューションでのコマンドの実行テストを行っている。
Samba4/Windows10対応。日本を代表するSamba/Microsoftネットワークの第一人者が、豊富な経験をもとに、実践に役立つSamba設定のポイントを解説。すぐに利用できる、ファイルサーバ、Windows連携、ドメインコントローラ、クライアントの機能の推奨設定と解説。サーバを意図したとおりに動作させる鍵は、基本的な設定の組み合わせをきちんと理解することです。
本格的教科書で基礎学習。演習問題で復習+実戦対策。臨場感ある模擬試験で総仕上げ。
さまざまな事情からLinuxを使い始める(学び始める)人が増えています。そうしたLinux初心者がまず戸惑うのは、コマンドを使って操作する点ではないでしょうか。WindowsやMacならマウスを使う操作を、なぜコマンドで行うのか。本書では、実際に数々のコマンドを打ち込みながら、その理由を学んでいきます。本格的にLinuxを学び始める前に知っておくと便利なことを、さくっと読める一冊です。
本書は、Linuxを学ぼうとする人の多くが知りたいと思う「Linuxってどういうものなのだろか」を主なテーマに書かれたものです。
「進学や就職などの事情で、Linuxを使わねばならなくなった!」
「Raspberry PiでLinux系のOSを使い始め、コマンド操作に興味を持った!」
「WindowsやMacはある程度使えているから、今度はLinuxも使えるようになりたい!」
といった方々が、「Linuxらしい使い方」を心地よく理解できるように構成されています。
また、「Linux専門の厚めの入門書にチャレンジしようかと迷っている」といった方にとっては、気軽に読みやすい一冊です。
LinuxをLinuxらしく使うために、避けて通れないのがコマンドを使う操作です。コマンドを上手に使うことによって、多様で複雑・繊細な要求を、シンプル・柔軟にコンピュータに伝えることができます。本書では、実際に数々のコマンドを打ち込んで、その操作結果を確認しながら学習を進めていきます。コマンドは、シンプルなものから、ウェブカメラの画像を用いて動画を作成するといった少し複雑なものまで、単に暗記してもらうためではなく、Linuxの特徴を楽しみながら学べるものを選出。読み終える頃には、ご自身のLinuxへの理解が深まっていることを実感できます。
なお、本書に掲載しているコマンドは、Ubuntu 16.04 LTSとRaspbian(NOOBS v1.9.2とv1.9.3)で動作することを確認しています。またシェルはbashを前提としています。
できるだけ多くのLinux(やUnix)で動作するコマンドを掲載する方針で選定していますが、ここで紹介した以外の環境の場合、本書の内容と同じように動作しない可能性があります(掲載されている情報は2016年9月のものです)。
第1章 Linuxとは?
第2章 Linuxを使ってみよう! でもどこで……?
第3章 シェル初体験!
第4章 ディレクトリ
第5章 ファイル
第6章 標準入出力
第7章 ユーザーと管理者
第8章 ワンライナーでプログラミングしてみよう!
第9章 awkを使ってみよう!
第10章 定番のテキストエディターvi
第11章 シェルをもっと知ろう
第12章 プロセスの管理と操作
第13章 応用!
終章 「Linux力」をつけるには?
はじめてでもすぐ使える!インストール方法、デスクトップの操作、メール、インターネット、Officeソフト、写真・動画・音楽の楽しみ方、カスタマイズなど、これ1冊でUbuntuがまるごとわかる!
「Linuxカーネル」はとにかく機能が豊富すぎて、学ぼうとしても、どこから手を付けてよいか分からないものです。また、「Linuxカーネル」のすべてを理解している人は存在せず、各人の得意分野に特化して、「Linuxカーネル」を理解していると考えられます。そのため、何らかの目標を設定してから、「Linuxカーネル」のソース・コードを読み進めるようにしないと、発散してしまい、学習はうまくいきません。そこで、本書では、「アプリケーション」および「ライブラリ」が、どのようにして「Linuxカーネル」の機能を活用しているかに着目して、「アプリケーション」から「カーネル」までの「ソース・コード」を見ていくことで、「Linuxカーネル」の実装を学んでいきます。