明治の近代化のなかで、日本人が初めて海外に向けて、自国の文化の全体像を示した書である『武士道』。義、勇、仁、礼、信、そして名誉、忠義…。桜花にたとえられた武士の精神と、日本人の依って立つ思考や道徳意識は、いかにして生まれたか。グローバル・スタンダードの荒波が押し寄せ、寄る辺ない風潮の漂う今だからこそ、本書を通して考えるー日本とは、日本人とは何なのか、と。
化学兵器による世界初の無差別テロ、地下鉄サリン事件。なぜオウムは暴走したのか。なぜ捜査は間に合わなかったのか。二つの謎を、七百本の麻原肉声テープと教団元幹部の告白、捜査員百五十人の初証言で解き明かす。
取材を重ねれば重ねるほど、ふくらむ疑問。がんとはそもそも何なのかー。日本人の二人に一人が罹患し、三人に一人が死亡する「人類最大の敵」の本質に真正面から対峙し、圧倒的な情報量で大きな話題を呼んだ「NHKスペシャル」の精髄を収録。さらに自身の体験記「僕はがんを手術した」をおさめ、がん研究の最先端を鳥瞰する。
本田圭佑、高倉健、栗原はるみ、若田光一、岡田武史、天野篤…プロフェッショナル33人が一つの道を究めるうえで指針としている言葉とは何か?信念や口ぐせ、思わず発した本質的な一言など、彼らの生き方を大きく変えた言葉を紹介し、その背景をインタビューをもとに再構成。指針なき時代を生きぬく上で必携の、珠玉の言葉と感動のエピソード!
やる気が出ない、気力が湧かない、やってもやらなくても同じに思える…。私たちが“無気力”に襲われるのは、生まれつきの性格のためではなく、それだけのワケがあるからだ。実験心理学の見地から、無気力状態に陥ってしまう心理メカニズム、知られざる健康被害の可能性を明らかにし、身を守る実践的ヒントを提示する。“心の時代”を生き抜くために必読の一冊。
NHK日曜美術館「黒潮の画譜異端の画家田中一村」の放送から30年。決定版「田中一村作品集」発刊。新たに146点を追加、選りすぐりの作品228点を収載。
人はどのような細胞の働きによって生かされ、そして、なぜ老い、死ぬのか。生命が40億年の歳月をかけてつくりあげた壮大な仕組みを知り、命の尊さ、命を育む環境に思いを馳せる。本書は私たちが個として生まれ、成長し、死ぬ仕組みを読み解こうという壮大な「旅」である。
英語をもっとシンプルに。同時通訳者が教える、「伝わる」英語の最短距離。
往年の名曲をスーパープライスで!
往年の名曲をスーパープライスで!
私たちをとりまく環境のさらなる情報化により、働き方や暮らし方など生活が様変わりし、生命科学や工学技術の高度な発展により、身体の可能性が塗り替えられる近未来。そんな未来社会で誰もがよりよく生きることのできるように、どのような社会を目指せばいいのだろうか?その旗印となるのが、「権利」だ。さまざまな「あしたの権利」を構想することで、現代社会に正面から向きあう「社会問題入門」登場!
自由と孤独の時代に生きる「人間の自意識」を描いた、漱石不朽の名作『こころ』。それは今からちょうど百年前に、現代人の肥大化する自我を見通した先駆的小説でもあった。「あなたは腹の底から真面目ですか」。功利的な生き方を否定し、あえて“真面目さ”の価値を説いたこの作品を通して、人との絆とは何かを考え、モデルなき時代をより良く生きるための「心」の在り方を探る。
94歳で亡くなった本人の言葉と、やなせさんを慕った漫画家たちの声、そして遺された詩とイラストで紡ぐ、やなせたかし珠玉のメッセージ!