会議、新聞、友達の忠告…。日常私たちは、根拠をともなって主張されると簡単に受け入れてしまっていないだろうか。考えをいったん整理したうえで表現する「論理表現」の力を身につけて、議論を評価し、結論の正しさを判断する力を養おう。議論の構造を解いたロングセラー『議論のレッスン』の著者による、日々の話し合いを明快にするレッスン第2弾。
本書では、慢性肝炎や脂肪肝、肝硬変の軽い時期(代償期)などの人を対象とした、朝、昼、夕の食事を紹介している。
国内で一〇〇万人と呼ばれる「ひきこもり」は、アメリカ、ヨーロッパ諸国では見られない日本的な病である。人間関係の基本である親子の絆の喪失、いじめ、友人の裏切りで人間不信に陥った若者たち。その背後には、本音と建前が錯綜し、個人の感情を否定する「和の文化」があった。日本政府ひきこもり説、星一徹と星飛雄馬にみる親子関係…ひきこもり=「甘え」論に真っ向から対立する結論に注目。
四世代の大家族の中で天真爛漫に育つ花岡写真館の娘・町子は好物の芋料理「なんばさつま」と同じくらい小説好きの文学少女。太平洋戦争で日本の勝利を信じながらも敗戦を迎えた町子は生まれ変わった時代の中で新たな価値観を見出し、小説家になるという夢を実現する。その一方で、ひょんなことから出会った町医者・徳永健次郎と大人の恋を育んでいたが、やがて結婚へと発展。嫁いだ先はなんと舅・姑・小姑・五人の子供のいる九人家族の大所帯だった。家事、育児、作家活動という目まぐるしい生活の中、次々と起こるハプニング。しかし、明るいキャラクターとみなぎるパワーを持つ町子はへこたれることなくそれら一つ一つに全身全霊でぶつかっていく。食べること呑むこと書くこと、そして人を愛することが何よりも好きな、楽天女性の波乱万丈に満ちた一代記。
恋愛小説で若い女性から圧倒的支持を得る超売れっ子作家の花岡町子は四十歳を前に、五人の子持ち男・徳永健次郎と結婚した。個性溢れる家族の面々や強烈なキャラクターのご近所さんたち、有能だけどちょっとマヌケな秘書、それに流れ者の義兄などなど、ケッタイな人々とのふれあいで町子のバイタリティーと好奇心はさらにパワーアップする。笑いと喧嘩がコミュニケーションという徳永家の子供たちもやがて巣立ち、親たちは永遠の別れを告げ、町子たちもいずれ訪れる老いを意識するようになる。結婚という新しい世界に飛び込んだことで得た様々な仲間や思い出の数々は町子を人として、また作家として大きくさせていった。男は男らしく、女は女らしくをモットーとする頭でっかちながら「かいらしい」夫・カモカのおっちゃんを愛し続けた一人の女性の厚みある人生の物語。五人の連れ子と大奮闘、作家・田辺聖子の半生。物語はいよいよ佳境に、大人気のNHK連続テレビ小説を完全ノベライズ化。
ITの奴らに奪われてたまるか!テレビ業界が50年間隠し続けた“おいしいビジネス”の秘密。
NHK教育テレビで好評放送中の「えほん寄席」。この本では、「うなぎや」「時そば」「はつてんじん」「動物園」「蛇含草」の5作を収録。すてきなイラストといっしょに、ゆかいな落語の世界をお楽しみください。