名君と名高いローマ皇帝が、自己の内面と徹底的に向き合って思索を掘り下げ、野営のテントで蝋燭の灯を頼りに書き留めたという異色の書。迷いや弱さを包み隠さず披歴する一方で、それを強い言葉で戒めて人としてあるべき指針や理想を示す。対人関係に悩んだり生きづらさを覚えたりする人へのヒントにも満ちた不朽の名著を、様々な補助線を示しながら読み解く。
写真のように精緻な記憶、細部まで正確に再現するシミュレーション、視覚イメージを駆使した推測ー特異な能力をもつ視覚思考者の脳はどのようにはたらくのか。言語思考者とどのように違うのか。多様な思考タイプが協力しあうことの大切さとは?自身も視覚思考者の著者が多くの実例や最新研究をもとに、ものづくり、ビジネス、教育に革新をもたらす新たな才能の世界を示す。
「おかあさんといっしょ」1年分の月のうたと人気曲を集めた年に1度のベストCD!
新しいたいそうのお兄さん、和夢お兄さんを迎えて走り出した「おかあさんといっしょ」の最新CD!
4月のうた「はっぱっぱのハーッ!」、毎日の支度の時間がもっと楽しくなる5月のうた「じゅんびばんたんたん!」、
キラキラ前向きな気持ちにさせてくれる7月のうた「きみのえがお」、「にんじんエンジンロケット」や「はたらきものブギ」を含む、
2022年11月から2023年10月までの1年分の月のうた9曲を収録。
さらにはおかあさん・おとうさんも懐かしい「にじのむこうに」「イカイカ イルカ」をはじめ「ぼよよん行進曲」「ようかいしりとり」など番組人気曲と、
ボーナストラックの「ファンターネ!」劇中歌をあわせた全19曲のベストアルバム。
すべての子どもは、文法の基本原理を生まれつき持ちあわせて誕生するが、3歳までにどのように天才的に言葉を習得するのか。脳内のどこかに文法の遺伝子を見出せるのか。人類史上、言語はなぜ、いかに発生、進化したのか。スラングや方言などは、言語の堕落を招くのか。世界をリードする少壮の心理言語学者が、言語本能論に基づき、言葉についてのさまざまな疑問に明快に答える。
「ソフィーはだれ」物語に隠された数々のしかけを明かす世界で2番目にやさしい哲学の本。
太陽に背を向けた生物たち。口も消化管も持たず、細菌を細胞内共生させることで生命維持に必要な有機物を得るチューブワームなど、光合成に訣別した別世界の住人を臨場感溢れる筆致で描く。
社会を支えていたはずの政治・経済・教育・家庭といった基盤が、崩壊の危機に瀕している現代日本。アメリカが強く掲げ、戦後日本が導入した「デモクラシー」とは、壮大なるフィクションだったのであろうか。敗戦から半世紀、わたしたちは「戦後民主主義」の名のもとに、「自由」「平等」という言葉の内に潜む危うさを意識的に回避してきたのではなかったのか。社会に「共有の価値」が失われたとき、「自由なる個人」は、一体どこへ行くのか。経済思想、社会思想の研究から現代文明批判、社会批判へと展開を広げる著者が、現代日本の病理を描き、戦後民主主義五十年の大いなる錯誤を突く。
人は古来、さまざまな形にどのような意味をこめ、美を創造したきたのか。紋様や美術、工業デザイン、建築に表現された多様な形。山や雲、川など自然界の形とマルや三角、四角、放物線など幾何学的な人工の形。形の体系を見直し、自然の造形に西洋の美の原理、黄金比と近似の関係を見出して、新しい構成学の地平を切り拓く。また、自然主義的な日本の造形美の秘密を解き明かし、近代的造形の世界で軽視されてきた自然界の奥深い形の復権をはかる意欲作。
「なぜ、人を殺してはいけないの?」「地球外知的生命は実在するだろうか?」-論理的に考えると、どのような回答がもたらされるか。演繹、帰納、背理法など、推論のテクニックを豊富な例題とともに紹介しながら、現代論理学の基礎をわかりやすく解説。明晰な思考のためのトレーニングであるのみならず、宇宙物理学などの科学と論理学の接点をも探る、知的興奮に誘う一冊。
洋ランのなかで、最も育てやすいといわれるのがデンドロビューム。それでもたくさん咲かせることができないのはなぜでしょう。咲かせやすい品種の選び方、そして栽培のコツのコツとは。
生まれたばかりの、愛らしく、かけがえのない赤ちゃん。これからの1年間、赤ちゃんははじめての四季を経験しながら成長し、気候の変化や病気を乗り越えていく。本書では、赤ちゃんの誕生月に合わせて、生まれる前から満1歳までの成長とケアのヒントを、季節の変化にあてはめて解説する。
生まれたばかりの、愛らしく、かけがえのない赤ちゃん。これからの1年間、赤ちゃんははじめての四季を経験しながら成長し、気候の変化や病気を乗り越えていく。本書では、赤ちゃんの誕生月に合わせて、生まれる前から満1歳までの成長とケアのヒントを、季節の変化にあてはめて解説する。
奄美に渡り、「画く鬼」となった田中一村。あの奄美作品の煌めきは、千葉時代の多くの作品の上に開花したものだった。新発見の作品群により、一村の画業の全貌が今明らかとなる。
強健で育てやすく、世界でも愛されているツバキとサザンカ。日本を代表する花木の魅力をあますところなく紹介し、併せて手入れの方法やふやし方などについて詳しく解説する。