経済が上向けば、万事好調を装う日本社会。しかし、その先には幾重にも闇が広がっている。食と農を疎かにし、物を崇め、原子力エネルギーに突っ走り…負の部分を見ずに、すべてツケを先送りしてきた、その当然の報いが待ち受けている。ならば、いかに滅ぶべきか、死ぬべきかー敗戦の焼け野原から、戦後日本を見続けてきた作家が、自らの世代の責任を込めて、この国が自滅の道を行き尽くすしかないことを説く。著者渾身の一冊。
★封入特典
◆ブックレット
<収録内容>
▽映像特典
あり(内容未定)
[収録話]
第9週「おらの大失恋」
第10週「おら、スカウトされる! ?」
第11週「おら、アイドルになりてぇ! 」
第12週「おら、東京さ行くだ! 」
第13週「おら、奈落に落ちる」
第14週「おら、大女優の付き人になる」
第15週「おらの仁義なき戦い」
第16週「おらのママに歴史あり2」
※このビデオグラムは放送時と異なる箇所があります。
<スタッフ>
作:宮藤官九郎
音楽:大友良英
<キャスト>
能年玲奈 小泉今日子 尾美としのり 杉本哲太 小池徹平
橋本愛 福士蒼汰 有村架純 渡辺えり 蟹江敬三 宮本信子 ほか
原発推進のため「原子力ムラ」が繰り広げてきた暗黒の活動。謎の死を遂げた旧動燃幹部が残した機密資料で詳細にあぶり出す。週刊朝日大反響連載を大幅加筆したスクープノンフィクション。
リーマンショック、東日本大震災以降、どん底からの再生を模索する地方自治体。そんななか、地域特性を徹底的に調査し、生活者視点に立ち戻り、連携して新しい仕組みをつくりあげたところでは、経済と雇用が生まれ、誇りと笑顔を取り戻している。六次産業化、着地型観光、コンパクトシティ、再生可能エネルギーなど近年注目の戦略を中心に、持続可能なまちを自らつくりだすポイントを5つに整理して紹介する。
両親が切り盛りする洋食店でおいしいものを食べて育った女学生の卯野め以子は、ある日、下宿生としてやってきた西門悠太郎に恋をした。そのあふれんばかりの食欲と、「食べさせたい」という情熱と愛情が、しだいに悠太郎の心を動かし、め以子自身を成長させていく。激動の大正後期〜戦後をたくましく生きる女性の半生をダイナミックに描く。
鉄道史に残る重大事件から、鉄道営業の問題・不祥事や身辺に広がる軽犯罪まで。実際に起きたさまざまな事件のなかに、気鋭の刑法学者が鉄道と刑法の確かな結びつきを見出していく。奇聞・逸聞を交えた豊富なエピソードで、レールファンからサスペンスファンまでを幅広く紙上の旅へと誘う「法鉄学」書!
ぼくはこうやって絵本を描いてきたー。日本を代表する絵本作家が、自らの個人史にも立ち返りながら、子どもから大人までを魅了してやまない創作と発想の内実について初めて記す。大人の常識にしばられず、子どものように自由に考え、描くにはどうすればいいか。一〇〇冊以上の絵本を生み出してなお、尽きることのないイマジネーションの核心に迫る一冊。
これまで自閉症は、「行動の特徴」をもとに研究や療法が進められてきた。コミュニケーションがうまくとれない、ひとつのことに執着するといった、いわゆる問題行動に対処する手法だ。しかし、その行動の生物学的な「原因」を知ることができたら、自閉症に対するイメージや姿勢は一変するだろう。なぜ公共の場で適切な振る舞いができないのか、なぜ突然癇癪を起こすのかーすべての原因は脳の中にある。最新の脳画像研究、当事者たちによる自己報告、さらに著者自身の体験から、自閉症への科学的知見と深い洞察が導き出される。自閉症者として体感したことを、科学者として分析するという著者独自の手法で、自閉症の人の本質を新たにとらえなおし、その強みや思考パターンまで解き明かしていく。自閉症研究の粋を結集させた待望の書。
女学校に給費生として入学し、関東大震災や戦争を乗り越え、戦後、日本で初めて『赤毛のアン』を翻訳した村岡花子。アンの数々のエピソードと不思議な縁でつながる花子の波瀾万丈の生涯を、アンの世界を交えて描く大人のファンタジー絵本。
日本とスコッチはこうして出会った。本場スコットランドからウイスキーづくりの技術を持ち帰った男・竹鶴政孝。そして、かの地で運命的に出会い、彼を支え続けた妻・リタ。スコットランド蒸留所修業、猛反対された国際結婚、北の大地・余市での独立。戦時中、外国人妻としてのリタの奮闘…。夫妻の波乱の生涯を俯瞰。NHK連続テレビ小説「マッサン」夫妻の足跡を、英国人研究者が丹念に辿るノンフィクション。
明治維新のまっただ中を生き抜いた女性がいた。長州・萩の下級武士、杉家の四女・文は、破天荒な兄・吉田寅次郎(松陰)を支え、杉家の家族とともに様々な困難を乗り越えていく。兄を助けて松下村塾を切り盛りし、やがて塾生の一人・久坂玄瑞と結婚。時代は幕末の動乱に向け動き始め、文もまたその流れに翻弄されていくのだったー。
国民から受信料を取り「公共放送」を装いながら、利権と結びつき、政府・業界と結託し、ワイドショー並みの情報、ウソも平気で放送、ときに巨大番組を背景に「言論統制」もするNHK。この放送局がある限り、政府と特定の人たちだけを利する社会が作られるという現実を暴く!
珠玉の名歌が教えてくれる生き方のヒント!卒業や結婚、出産、退職、介護、伴侶との別れなど、人生という長い旅路の途中には、必ず節目となる瞬間が存在する。その時、たった三一文字の言葉に勇気づけられたり、心が救われたりすることがある。明治から現代までの名歌を多数取り上げながら、当代随一の歌人が自らの体験をふんだんに織り交ぜて綴った、心熱くなるエッセイ&短歌鑑賞入門。