「二重らせん」構造を解明したワトソン、「普遍文法」を提唱し言語学に革命をもたらしたチョムスキー…限りなく真実を追い求め、学問の常識を逆転させた叡智6人。彼らはいま、人類の未来をどう予見しているのか。「科学に何ができる?」「人工知能の可能性は?」「情報社会のゆくえは?」-現代最高の知性が最も知りたいテーマについて語る興奮の書。
グリム童話の世界を、「アストリッド・リンドグレーン賞」受賞作家がオリジナリティー豊かに描いた、心温まる絵と文章で贈る、子どもから大人まで幅広くいつまでも楽しめる愛蔵版。
明治の近代化のなかで、日本人が初めて海外に向けて、自国の文化の全体像を示した書である『武士道』。義、勇、仁、礼、信、そして名誉、忠義…。桜花にたとえられた武士の精神と、日本人の依って立つ思考や道徳意識は、いかにして生まれたか。グローバル・スタンダードの荒波が押し寄せ、寄る辺ない風潮の漂う今だからこそ、本書を通して考えるー日本とは、日本人とは何なのか、と。
なぜ習近平は“中華民族の偉大なる復興”と訴えるのか?今、日本人の心の構えを問う。
ウルトラマラソンの世界でトップランナーとして君臨し、ベストセラー『BORN TO RUN』で世界中のランナーを魅了したスコット・ジュレクが明かす、食べること、走ること、そして生きることー。
なぜ西洋で誕生したのか?なぜ支配的なシステムになりえたのか?-経済事象のみならず、私たちの生き方をも規定している資本主義。その本質について、一六世紀からの歴史をふまえ、宗教・国家・個人との関係にいたるまで徹底討論。はたして「成長」がなくとも幸福で活力のある社会を構築することはできるのか。世界経済の潮流を見据え、未来を展望するスリリングな討論。
被災した現場で一人ひとりの体験に耳を傾ける二つの番組「証言記録東日本大震災」と「あの日わたしは」(NHK総合テレビで放送中)を再構成して活字化。未曽有の大震災に向き合った格闘の日々、その後の鎮魂の日々を記録として残すとともに、防災・減災のために何ができるのか、地震大国・日本で共有されるべき体験談を収載する。