米を主食としてきた日本で、空前の「パンブーム」が起きている。日本人お得意の「和洋折衷」力で世界をうならせるほど一大進化を遂げたパン文化。SNSに料理写真が躍り、食マニアが増えた現代だからこそ、百五十年の歴史が生み出した到達点を振り返ることに大きな意味があるだろう。おなかがすくこと必至!パンだけでなく、「食」にまつわる現代の動きがわかる一冊である。
いにしえの歌びとたちは、何を思いうたったのか。逸話とともに味わう豊饒な百の「物語」。第一級歌人による「NHK短歌」の連載が一冊に!
近代化・西欧化路線が主流であった明治期の日本。そのただ中にアメリカで出版された『茶の本』は、東洋の伝統的な精神文化の奥義を説き、自然との共生を謳う、未来を見据えた先見の書であった。小さきものの中に偉大なものが宿り、日常の中に深遠な世界があるー。岡倉天心没後一〇〇年が経過し、近代化の限界に直面するいま、私たちの進むべき道について考える。
大統領選後のアメリカはどうなるか?イギリス離脱後のEUのゆくえは?プーチンのユーラシア主義の本質とは?英米からロシア、中東から中国まで。新旧政治家の比較考察から、各国に特有の論理を読み解く歴史的アプローチ。地理をふまえて各国の戦略に迫るアプローチ。双方の合わせ技で国際情勢の本質を一気に把握する。「分析家・佐藤優」の集大成!
ひとりぼっちでさびしがりやのお月さま。むかし自分を訪ねてきたことのある宇宙飛行士さんに会うために、地球へ飛んでいくことにしました。お月さまは世界中を回って、あこがれの人を探し続けます。そうしているうちに、人間たちはお月さまが輝いていたときのことを忘れてしまったようでした。でも本当は、みんなお月さまが夜空に戻ってくることを強く願っていたのです。
NHKスペシャルシリーズ「キラーストレス」の出版化。知らないうちに、私たちの心と体をむしばむストレスを“キラーストレス”と名付け、そのメカニズムを最先端の知見で明らかにしていく。また、効果が実証されている「コーピング(ストレス対処)」や、世界で話題の「マインドフルネス」など、さまざまなストレス対策法を紹介する。ストレス大国ニッポンに生きる人々に警鐘を鳴らす一冊。
映像+書籍でまるわかり。おもしろい装置を作ることができる理由。それは、「作り方を作る」という方法論にあった。
映像+書籍でまるわかり。おもしろい装置を作ることができる理由。それは、「作り方を作る」という方法論にあった。
戦国時代に男の名で家督を継いだ井伊直虎(いいなおとら)を主人公にした、2017年NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」。
愛を貫いて自ら運命を切り開き、戦国を生き抜いた女の激動の生涯を描く。
音楽は、東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」やNHK連続テレビ小説「ごちそうさん」ほか数多くのドラマ・映画・アニメ・CMの
音楽を手掛ける作曲家・音楽プロデューサーの菅野よう子が初めて大河ドラマを手がける。演奏陣には世界的アーティストが集結、
テーマ音楽は今最も注目のパーヴォ・ヤルヴィ指揮 NHK交響楽団にスーパー・ピアニスト、ラン・ランが参加、
さらに大河ドラマ紀行には日本を代表するヴァイオリン奏者・五嶋みどりを迎え、音楽面でもかつてないほどの超一流の布陣が実現した。
菅野独自の多彩な音パレットから縦横無尽に繰り広げられる、疾走感に満ちた雄大なオーケスラ・サウンドから室内楽や
ピアノ・ソロ演奏まで幅広い音楽性で描き出す、絢爛豪華な音絵巻。
<収録内容>
01.天虎 〜虎の女 [TVサイズ] (テーマ音楽)
02.虎口
03.始
04.あばれ
05.井伊ドンキ
06.弱き心
07.女子にこそあれ
08.めでた目出たや (怒)
09.竜宮小僧のうた
10.亀の笛
11.虎の夢
12.跳ね虎 (大河ドラマ紀行)
13.脇差し
14.月船
15.浜名の風
16.橘
17.天虎 〜虎の威
18.天虎 〜虎の子
19.天虎 〜虎の女
20.天虎 〜虎の尾
基本から応用まで徹底解説!フランス語を始める人にも、極めたい人にも!
明治の日本、そしてそこに生きた市井の人々の姿を、深い愛情をもって描いた小泉八雲の『日本の面影』は、『怪談』と並び称される彼の代表作である。アイルランド人の父とギリシャ人の母の間に生まれたラフカディオ・ハーンは、なぜ諸国遍歴を経て日本に辿り着き、帰化して日本人・小泉八雲となったのか。「マルチ・アイデンティティ」の作家・八雲の目を通して、近代日本の歩みの意味を考える。
8年ぶり改訂の『てんかん診療ガイドライン2018』も大幅にアップデート。進歩するてんかんの最新治療がここにある!