電線、水道管、下水管、ガス管に頼らない暮らし、さあ、なにからはじめよう?
地政学/統計学/生命科学/英語/先端技術/宇宙/NFT…数歩先の未来も予測できる「1ランク上の勉強」。もう覚えなくていい。“教養をアップデートしたい”あなたにも、“学びをサボった”あなたにも、すぐに役立つ「11の勉強スキル」
日本の歴史においては、国難の折に「理数系武士団」と呼ぶべき集団がまとまって出現し、彼らが、国が普段はもたないような大きな力を与えていたのではないか(中略)ただしそれは、言葉から一見想像されるように、「モノづくりの力を国のために活かす」という意味ではない。むしろそれらの人々が、狭い理系の専門分野から脱し、国が進むべき戦略などに関して、これまでの文系的な一般常識を超えた独創的なビジョンを生み出すことで、国を先導する役割を果たしたということである。(第一章より)
ノモンハン事件、大東亜戦争開戦、ガダルカナル島での攻防…。国家の命運を左右する参謀本部の中枢に居続けた作戦参謀「服部卓四郎」。戦時下では、参謀本部の田中新一や辻政信といった面々だけでなく、東條英機や石原莞爾らとどのように関わっていたのか。帝国日本が敗戦への道を突き進んでいく過程で、何が服部らエリートを突き動かしたのか。戦後はGHQに庇護される立場となり、『大東亜戦争全史』をまとめあげたが、その胸中に去来したのはいかなる思いだったのか。そして、この男の生涯と折々の言動を丹念に追うことで見えてくる日本軍の失敗の根因とはー。
コロナ禍に物価上昇、そして戦争の勃発…日本経済を取り巻く環境は極めて深刻だ。しかし、この現状を「魔改造」すれば、日本が再び世界トップに返り咲くことも夢ではない。本書は未来予測の専門家が「これから訪れる危機」と、そのドラスティックな解決策を説くもの。衝撃的でありながら極めて緻密な分析に基づいたリアルな一冊。
コロナ禍によって、都市部でも地方でも、鉄道の旅客は激減。鉄道会社は大打撃を受けた。コロナ禍が終息しても、少子高齢化が続く限り、通勤・通学需要は減る一方だ。すでにローカル線の経営状況はかなり厳しく、バスへの転換も進んでいる。しかし、国際空港へのアクセス線や新幹線をはじめ、路線の新設・延伸の計画も多くあり、新たな収益源を求める動きもある。鉄道会社が進むべき道とは?
現在、日本は「医療先進国」だと言われている。たしかに、優れた国民皆保険制度によって世界最高水準の保険医療と平均寿命を達成している。しかし、その裏にある「多額の医療費」の存在を忘れてはならない。実際、日本は医療費の公費負担割合が非常に高い。一方、患者自身の負担額は少ないため、「安くて手厚い医療が当たり前」という意識から我々は抜け出せない。このままでは医療費の増大に歯止めがかからず、結果的に医療費で国が破綻する「医療貧国」になってしまう、と著者は警告する。医療とお金の問題を筆頭に、日本の医療における「不都合な真実」の数々を明らかにする一冊。
いま、現代人の「孤独」が大きな問題だと言われている。たしかに人間関係が希薄化するなか、孤独感を強く抱いて不安な日々を過ごしている人も少なくない。しかし本来、孤独とは、人が自らを成長させるために必要な時間である。偉大な業績を打ち立てた先人たちは、例外なく膨大な「孤独時間」を通じて、事を為している。だからむしろ今必要なのは、ひとりで行動することをポジティブにとらえること、自らの意思で孤独を貫き「単独者」として生きることだ。「淡く浅い交わりを持て」「本は孤独の最高の解決策」など、著者が知る限りの「孤独の教養」が詰まった決定的一冊。
ドッジボールがにがてなひろきは、同じクラスの池田くんとお兄ちゃんに特訓をしてもらうことになった。池田くんとは、ボールをよける練習から始まって…。小学校低学年から。
かくれんぼでおにになってしまったバナナくん。「くらいしげみでみんなをさがすのいやだな〜」4〜5歳から。
あさがおをもってかえるひ。なぎちゃんはあつくておもくてけいじばんのとなりできゅうけいすることにしました。4〜5歳から。
田舎の乗馬クラブで起こった殺人事件。容疑者とされたのは、なんと馬のロック。本当にロックの犯行なのか腑に落ちない牧場の娘・牧陽子(マキバ子)に、元競走馬のルイスが話しかけてきて…。-「馬の耳に殺人」 「牧牧場」の求人に応募してきた藤川という青年。彼がお金に困っているのには理由があって…?-「馬も歩けば馬券に当たる」 探偵、容疑者、トリック、動機…すべての事件の裏に「馬」が在り!?全5編を収録した、馬だらけの連作短編。
高齢の女性と彼女の介護士を乗せたタクシー運転手の美都子は、その噛み合わない会話から、二人の真の関係に気づき…。亡き息子の復讐を誓う男の哀しき慟哭。料理の才能に恵まれた青年が陥った心の落とし穴。声を失い、筆談でお座敷を務める舞妓の勇気がもたらした奇跡ー。甘味処「もも吉庵」に集う人々の悲喜こもごもに、女将のもも吉が寄り添い、ぬくもりを与える京情緒溢れる連作短編集。
博多の唐坊で、胡人の父から医術を学んだ娘・瑞蓮が京の都へ来て一ヶ月。女医(薬師)として、後宮の姫たちから信頼を得た瑞蓮は、難病や女性ならではの病、悩みに応えるべく奔走する。姫や女房たちの関心は、誰が次期東宮の子を産むのかということ。そんななか、帥の宮の妃から不妊の相談を受けた瑞蓮、そして共に働く若き医官・樹雨は…。後宮を舞台にした平安お仕事ミステリー第二弾。
文人として名を成し、順調に出世していた菅原道真は、讃岐守という意に反した除目を受け、八八六年(仁和二年)、自暴自棄となりながら海を渡って任国へ向かう。しかし、都にいては見えてこなかった律令体制の崩壊を悟った道真は、この地を“浄土”にしようと治水を行なった空海の想いを知ると共に、郡司の家の出でありながらその立場を捨てた男と出会うことで、真の政治家への道を歩み出すー。“学問の神様”ではなく“政治家”としての菅原道真に光を当てた第12回日経小説大賞受賞作家による、感動の歴史長編。
前ウクライナ大使が解く徹底抗戦の秘密。ウクライナは西からロシアを見ている。日本は東から見ている。しかしロシアは常に両方を同時に見ている。日本人はこの戦争で何を得るのか。
幸せ気分が舞い下りる!61編のとっておき実話ショート。