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PHP の検索結果 新刊 順 約 2000 件中 121 から 140 件目(100 頁中 7 頁目) RSS

  • 時間・自己・幻想
    • マルクス・ガブリエル/大野 和基/月谷 真紀
    • PHP研究所
    • ¥1320
    • 2025年04月17日頃
    • 在庫あり
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 3.67(4)
  • 「新実在論」の旗手、マルクス・ガブリエル氏は、本書の中でこう語っている。
    私の存在論は、ある意味両者(編集部注:西洋哲学と東洋哲学)の統合を目指しています。
    私の思想は14歳のときから東西双方の伝統に影響を受けてきました。両方が常に私の頭の中にあるのです。(中略)西洋思想と東洋思想の大きな違いは、西洋哲学が不変のものを探求している点だと思います。(中略)他方、日本人が問うのは、「変わらないものが存在するという幻想はなぜ生じるのか」です。東洋思想の立場からすると、西洋の形而上学は、初期からずっと幻想なのです。
    本書は、まさにマルクス・ガブリエル氏による「西洋哲学と東洋哲学の統合」の試みの一端を示したものになったといえる。
    我々(インタビュアーの大野和基氏と編集部)がガブリエル氏に、東洋哲学をテーマとしたインタビューを敢行した理由は二つある。
    一つは、ガブリエル氏が東洋哲学に大きな関心を抱いていること。ガブリエル氏は、3世紀の中国の思想家王弼が著した『老子』の注釈『老子注』をかなり熱心に読み込み、老子が無常を説いていることに重要な気づきを得たという。さらに、コロナ以降たびたび来日しており、日本の思想についても高い関心を寄せている。
    もう一つは、現代における東洋哲学の可能性である。現代は「入れ子構造の危機」の時代だ、とはガブリエル氏の言だが、一つの危機が別の危機に組み込まれ、拠って立つべき価値が見えづらくなっている時代において、「変わらないものが存在するという幻想はなぜ生じるのか」という問いを抱える東洋哲学の価値を、現代ドイツ哲学の第一人者が語ることには意義があるはずだ。
    幸いガブリエル氏に快諾していただき、実現したインタビューは、予想以上にエキサイティングなものであった。
    ガブリエル氏によると、ヒンドゥー教は「時間は幻である」と見なしている。また中国古典の『荘子』には、時空を越えた無限の宇宙に遊ぶ存在が登場する。仏教の「禅」には、座禅とは自我を消していくための訓練であるという捉え方があるが、ガブリエル氏はその志向に疑義を唱える。そして先ほど述べたように、東洋哲学は西洋の形而上学を「幻想」と見なしている。
    本書の議論により、西洋哲学に関心のある方も東洋哲学に関心のある方も、上記のような哲学の主要テーマについて、従来の枠組みを超えた捉え方を得られるのではないかと期待する。巻末には武蔵野大学ウェルビーイング学部客員教授である松本紹圭氏との対談を収録。
  • 10人の英傑が「この国」を変えた 大転換の日本史
    • 出口 治明
    • PHP研究所
    • ¥2640
    • 2025年04月15日頃
    • 在庫あり
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 4.5(4)
  • 今の日本の生みの親は、持統天皇と考えたい
    創業の人平清盛と、守成の人源頼朝
    貿易目的で「日本国王」を名乗ったリアリスト足利義満
    阿部正弘の「開国・富国・強兵」構想とそれを実行した大久保利通
    戦争に負けて外交で勝った吉田茂……
    だから、歴史は面白い!

    歴史の流れを振り返ると、多くの国に大転換が訪れる歴史の曲がり角がありました。そしてその曲がり角に立っていた人物が、どの国にも存在しました。日本におけるそのような人物として次の十名を選びました。
    蘇我馬子、持統天皇、藤原良房、白河法皇、平清盛、足利義満、織田信長、阿部正弘、大久保利通、吉田茂(豊臣秀吉を入れるかどうか、ずいぶん悩みました)。
    日本史の世界は近年になって、多くの新資料の発見や新たな発掘調査もあって、歴史的な事件や登場人物について、その評価が変化しています。そのような研究結果も検証しつつ選択した十名です。さらに、次の諸点も考慮に入れながらの人選でした。
    1世界に対して広い視野を持っていたか、2経済を重視する姿勢を持っていたか、3その上でリーダーとしての手腕はどうであったか。以上の三点です。
    お読みいただいて、現代の世界のリーダーたちや、日本の政治家たちを見つめなおしていただく、機会になれば幸いです。(本書「はじめに」より)
  • 桜風堂夢ものがたり2
    • 村山 早紀
    • PHP研究所
    • ¥1980
    • 2025年04月15日頃
    • 在庫あり
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 3.82(13)
  • 世界はひどいところで、人間は時に愚かで残酷だけど、
    それでも世界は美しいし、朝は必ずやってきて世界を照らすから。

    一整と苑絵の前に現れた、不思議な少女の正体とは。
    桜野町のひとびとに訪れる優しい奇跡を描く、感動の物語。

    第一話 優しい怪異
    桜風堂書店にカフェを併設することになり、その準備を進めていた一整は、ある少女をよく見かけるようになる。店内で、町のどこかでふと見かける少女は、誰かに似ているようで、しかも不思議なことに、見かけるごとに成長しているように思えるのだ。その少女は、カフェ開業を手伝いに桜野町を訪れた、卯佐美苑絵の前にも現れて……。

    第二話 秋の旅人
    台風がやってきた日、中学は途中休校となったが、桜野町に戻るバスが運休となったため、透、楓太、音哉と、長い髪の転校生の少女の四人は、学校に残ることになった。そんな中、楓太が、桜野町に伝わる龍神と狐の伝説について話し出す。夕方になってバスが復旧し、四人は帰途についたが、転校生の少女が降りたのは、桜野町の手前の山の中の、誰も住んでいないような場所のバス停だった。

    第三話 時の魔法
    いつものように休みの日に桜野町を訪れ、桜風堂を手伝っていた卯佐美苑絵。その日、泊まったホテルで、苑絵は向かいの部屋から、子どもが泣いている声を聞く。放っておけないと、その扉を開けるのだが……。翌朝、月原一整は目が覚めた瞬間、なぜか嫌な予感を覚え、苑絵の泊まるホテルに向かう。
  • 象が来たぞぉ(三)
    • 風野 真知雄
    • PHP研究所
    • ¥880
    • 2025年04月10日頃
    • 在庫あり
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 4.33(3)
  • くノ一姉妹は、将軍暗殺を阻止できるか!?
    ついに明かされる象に関する陰謀。そして奥州藤原氏の大金塊は誰の手に?
    ユーモア時代小説シリーズ完結編!

    湯煙り権蔵とくノ一・あけびは、ついに松尾芭蕉の旅の供であった曽良の正体に辿り着く。さらに奥州藤原氏の大金塊を手に入れるには、象が不可欠だと気づきーー。
    一方、象にまとわりついていた唐人屋敷の者たちの企みも明らかに。将軍の身に魔の手が伸びるなか、桃子は起死回生の策を思いつく。さらに伊達藩と幕府との因縁の決着は……。
    ユーモア時代小説の第一人者である著者による傑作シリーズ、最終巻!
    文庫オリジナル。
  • 詩を書くということ
    • 谷川 俊太郎
    • PHP研究所
    • ¥913
    • 2025年04月03日頃
    • 在庫あり
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  • 世代を超えて愛された大詩人は、どのように考え、自由で新しい詩を生み出していたのか?

    生い立ちから詩作の裏側まで、ありのままに語ったインタビューのほかに、朗読で大人気の「かっぱ」から感動作「生きる」まで、11作品を収録。

    「詩を書きたいとも思っていなかったし、詩人になりたいとも思っていなかった」という谷川氏は、17歳の頃に友だちに誘われて詩のようなものを書いて以来、詩集にとどまらず、絵本、翻訳、歌の作詞(アニメ『鉄腕アトム』などの主題歌も)、脚本、朗読でも活躍。

    本書は、各界一流人の思いと夢をインタビューで解き明かす人物ドキュメント、NHK BShiで放送された番組「100年インタビュー」で語られた言葉を書籍化したもの。

    もっと自由に言葉を生み出し、自己表現したい人、何歳であっても柔軟な発想をしてみたい人への、最高の谷川俊太郎入門である。

    第一章 詩との出会い

    一 詩を書き始めた頃
    二 詩を書くということ
    三 読者を意識した詩
    四 詩が生まれる瞬間
    五 意識下にある言葉

    第二章 詩と日常生活と

    六 ラジオに魅せられて
    七 詩と日常生活
    八 詩人であることを問い直した時期

    第三章 意味と無意味

    九 詩は音楽に恋している
    十 声に出すこと
    十一 意味以前の世界
    十二 言葉は不自由
    十三 「わかる」ということ
    十四 七十八歳の境地
    十五 厳しい現実を前に詩は……
    十六 人は詩情を求める

    一〇〇年後へのメッセージ
  • 教養としての「フランス史」の読み方
    • 福井 憲彦
    • PHP研究所
    • ¥1760
    • 2025年04月03日頃
    • 在庫あり
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  • 出口治明 氏 推薦!

    古代から今に至るまでの長大で複雑なフランス史を
    これほどわかりやすく学べる本はほかにない。


    世界大戦、移民問題、ナショナリズム、EUの未来……
    よりよい未来のために、我々は何を選択すべきか。

    フランス史の中に
    複雑な現代を読み解く鍵がある!

    西洋近現代史研究の第一人者が
    2000年を超える歴史の流れを
    大きくとらえて語りきる、
    現代人必読の一冊。

    国民国家の概念を生み出したフランスの歴史は、
    現代人が、今、学ぶべき教養である。


    【目次より】

    ●日本人が今、フランス史を学ぶべき理由
    ●フランス革命は王権打倒ではなかった
    ●イメージ戦略に長けたナポレオンの台頭
    ●なぜユダヤ人は迫害されるのか
    ●フランス史を見るとEUの未来がわかる


    ※本書は、2019年10月に
    PHPエディターズ・グループから刊行された作品に
    加筆・修正し、文庫化したものです。
  • 幸運は、必ず朝に訪れる。
    • 枡野 俊明
    • PHP研究所
    • ¥891
    • 2025年04月03日頃
    • 在庫あり
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    • 0.0(1)
  • 禅寺の住職であり庭園デザイナーでもある著者が提案する、「朝」を活かすための禅的習慣・行動・発想。
    どこからも邪魔が入らない、「自分による、自分のための」時間が持てる「朝」。「朝」が変わると、1日の流れが変わり、生活スタイルも変わる。その変化は、人生を好転させ、幸運を引き寄せることに直結する。
    さあ、明朝から30分の早起きを始めてみよう!そうして、自分らしさを取り戻そう。
    【本書の内容より】
    ≪本書では、禅の考え方を基に、朝を充実した時間にするために、やっていただきたいことを考えました。どれも「三〇分」程度の早起きでできることばかりです。その実践がみなさんに幸運をもたらすこと、言葉を換えれば、みなさんを「幸運体質」に変えることは、私自身の体験からも断言できます。ぜひ、明日の朝から取り組んでみてください。きっとみなさんも、幸運に包まれる感覚がつかめることと思います。〜はじめに〜≫
    ≪朝が変われば、一日の流れが変わり、生活スタイルが変わります。それは、間違いなく人生を好転させることや幸運を引き寄せることに直結しています。踏み出すのは早ければ早いほどいいでしょう。〜第一章〜≫
    ≪常になにかを考えていることが、心が渇いたり、疲れたりする原因でもあるのです。心が潤いと元気を取り戻し、清々しく、穏やかになるためには、ボーッとする時間がなにより大事です。〜第二章〜≫
    【目次より】
    朝の一〇分は、夜の一時間に匹敵する
    朝にしか、自分による、自分のための時間は持てない
    あらゆる生命が、朝きちんと起きている
    年間一八〇時間の自分の時間をつくる唯一の方法
    朝起きられたことに感謝する意味
    永遠不変の自然のリズムがあなたを変える
    心の汚れを落とすには、夜より朝がいい
    朝の段取りは、人生の段取りに繫がる
    まず、朝一〇分だけ掃除をする
    椅子に座って一〇分間坐禅をする
    起きたら日光を浴びて深呼吸をする
    自然の音を聴く
    部屋の緑に水をやる
    合掌する時間を持つ
    朝の食事をきちんとつくる
    ゆっくりと散歩する
    知らない人にも挨拶をする
    禅語を声に出して読む
    部屋をひと通りチェックし、ものを整えておく
    休日も同じ時間に起きる ほか
  • 古代史に隠された京都の闇
    • 関 裕二
    • PHP研究所
    • ¥990
    • 2025年04月03日頃
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 0.0(1)
  • なぜ、京都の寺社のほとんどが渡来系なのか?

    本書は、平安京の裏側を掘り起こし、「日本人の正体」に迫った1冊です。「雅な京都」の正体とは。本当は怖い「平安京」の真実とは何か。

    歴史の痕跡に秘められた、知られざる京都の闇に迫る。

    (本書の主な内容)
    ●宇治で起きていた古代史の悲劇
    ●祟りから逃げに逃げた桓武天皇
    ●平安京に祀られる寺社のほとんどが渡来系
    ●平安京のパワーを独占していた秦氏
    ●藤原氏に莫大な土地を献上した武士たち etc.

    「京都には、これまで語られることのなかった秘密がゴロゴロしている。目を凝らせば、あちらこちらに『京都の古層』が埋もれていて、そこに、『京都の正体』を探るための手がかりが隠されている。 京都の裏側を掘り起こしていけば、日本人とは何か、天皇とはどういう王権なのか、われわれが知りたくて仕方がなかった「歴史の真相」が、輪郭を現してくるはずである。本当の京都、すなわち、本当の日本を探しに出かけよう」(本書「はじめに」より)

    『京都の闇』を改題し、文庫化。

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