スウェーデンは社会保障が進み男女平等が徹底された福祉国家であると讃美するのも、税金が高く社会主義的な国であると批判するのも、一面しか捉えていない。「伝統的な家族」は崩壊してしまっているし、米国以上に市場をうまく使っている国でもある。その特異な社会・経済を理解するためには、国家を支える理念と、それが生まれた背景を知る必要がある。戦後の高度成長期に必要とされた「国民の家」の理念は、H&Mやイケアの企業戦略、年金制度改革などに、どう実践されているのか。
あたためて、動かして、触れて。お腹の調子がスッキリよくなる体操をお悩み別に紹介。おうちで、オフィスで、今日から自分でできる。
皮膚を刺激するのが発育にとてもよい。赤ちゃんのスヤスヤねんねにの効果的。免疫力がつき情緒の安定した子に育つ。
「日本がいつ、どのように誕生したか」の重要なカギを握る『記紀』。本書では「纏向遺跡は本当に邪馬台国なのか?」「神功皇后の新羅遠征は創作?」「継体天皇は新王朝をひらいたのか?」など、いまだ結論が出ていない謎を東アジアの歴史も交えつつ、最新考古学の発見と文献を駆使して解説する。
うさぎのこはどんなときもたったひとつのことばしかいえませんでした。そのことばは…「うんちっち」。4〜5歳から。
「大人になったらベルリン・フィルの指揮者に」という子供の頃からの夢を実現し、ついに世界最高峰のオーケストラの指揮台に立った著者。本書はその若き日の奮闘記。突然の曲目変更で徹夜、ひと癖もふた癖もある天才演奏家に苦悩、名門オーケストラのプレッシャーで眠れる夜…さまざまな壁にぶつかりながらも、夢に向けて努力を続けるその姿に誰もが大きな勇気をもらえる1冊。
「メッセージのある研究をしろ!」最後までやり切れば、失敗のパターンもわかる。集中力とは、自分が問題そのものになること、できるやつほど迷うものだ。「日本人にアイデアがない」というのは嘘である。日本の学生は、明らかに問題解決の能力において劣っている。成功する考えは、単純明快である。全米注目の研究者が教える「知の技術」。
生きることに疲れてしまったのは、なぜなのか?そして、どうすればいいいか。
ワークライフバランスの重要性が叫ばれて久しいが、あいかわらず日本の会社は残業天国。このままでは社員はますます疲弊し、企業も衰退していくばかり。そこで、「早朝会議」「がんばるタイム」といったユニークな取り組みで、全社残業ゼロ&19期連続増収増益を達成した元トリンプ社長が、残業削減と成果向上を両立させる極意を伝授。
ヒロインのコンビニ副店長の前に現れた67歳の女性アルバイト。おせっかいな“コンビニの女神様”の存在で、売れないお店が変わり始める。実話をベースとした日本初の「おせっかい小説」誕生。
複雑な計算をさっとこなし、数字を交えながら鋭い意見を放つ…そんな「できるビジネスパーソン」の条件である「計算力」を説くのが本書。ケタの多い数字の取り扱い方、2ケタ同士の掛け算から、「@変換」「シナリオ・プランニング」「偏差値の活用」などコンサルタントならではの手法まで。プロフェッショナルの「数字を自在に操る方法」を伝授する。
無理はしなくていい。失敗したっていい。行動すれば、必ず道は開ける。「現代の生き仏」が語る人生の歩み方。
東日本大震災直後、多くの外国人が離日するなか「今こそ日本人とともに生きたい」と日本への永住を決意し日本国籍を取得したキーンさん。日本人が見過ごしてきた日本文学、日本人の心、日本文化の魅力を語ります。
「十分な金がなければ、人生の可能性の半分は締め出されてしまう」(サマセット・モーム)-裏を返せば、お金で買えるのはしょせん人生の半分。大金があっても幸福になれるとはかぎらない。年金が心配と、老後に備えてひたすら貯め込む。そんな人生、ほんとうに楽しいか。「これいくら?」とすぐに聞いたり、何かとワリカンにしたり。お金に執着すると、何でも見た目で判断する薄っぺらな人間になってしまう。かたや計画性もなく浪費する人。なりふりかまわず貯める経験がないと、お金の価値はわからない。稼ぐ、使う、貸し借り、貯める、遺すーみっともない金銭観は捨てて、お金を味方につけよう。
地下鉄の新線開業を間近に控えたある日、保線作業員の的場哲也は、勤務中にトンネルの中で怪しげな人影を見つける。またインターネット上でも、東京の地下に「地底人」が出現するという噂が飛び交っていた。そんな中、的場は母から、弟の洋次が鬼童征夫なる経済学者が主宰する怪しげな勉強会に通っていると相談を受ける。事情を探るために鬼童の講演会に出かけた的場は、そこで意外な人物を見かけるのだが。「東京の地下を支配した」と宣言する、テロリストたちの意外な目的とは何か?複雑怪奇な地下迷宮(ダンジョン)と化した東京の地下を舞台に、クライシス小説の旗手が描く、緊迫のサスペンス。
2007年、25年ぶりに帰日した著者が強烈に感じたのは、グローバル化で大変革した世界に、余りにも日本人が無関心だったこと。このままでは日本だけ取り残されてしまう…。「日本を真にグローバル化し、世界で勝てる国にしたい」と願う著者が、世界のトップ企業で認められたグローバル教育のエッセンスを、豊富な事例を基に解説。読者の「間違ったグローバル人材観」をリセットし、世界で戦える「真のグローバル人材」になるための学習法を伝授する一冊。
おじいちゃんからみっちゃんに、にゅうがくのおいわいがとどきました。「やったー!このおおきさはきっとランドセルだ!」しかしはこをあけてみると、なんだかようすがヘンです。なんとはいっていたのは、『かぶとむしランドセル』だったのです。4〜5歳から。
自身の良心と、職責との板挟みの末の悲劇…。1990年、水俣病訴訟を担当する官僚の自殺はそう報じられた。だが妻の証言、彼の歩みを辿るうち、見えざる側面が浮かび上がってきた。なぜ彼は、詩に「しかし」の言葉を刻み、「雲は答えなかった」との結論に至ったのか。その生と死は何を問いかけるのか。若き日の是枝裕和監督が描いた渾身のノンフィクション。