身近なものを使った科学遊びから、万有引力と質量、永久機関の話まで、とっておきのエピソードを交えながら、世界のあらゆることを記述している「物理」の基礎・基本を解説。知って得する!感動する!わくわくする!不思議とドラマに満ちた物理の世界へようこそ。
日本のスポーツ・ビジネスは今、もっとも成長が期待できる有望市場である!プロ選手経験と球団役員経験をあわせ持つ気鋭の経営学者が、スポーツ・ビジネス界の過去・現在・未来を豊富な事例と統計から説く。
不思議な能力を持つ娘おいちは、父・松庵のような医師になるべく、努力を重ねていた。そんなおいちの前に突然現われ、赤子を産み落として姿を消した女が殺される。その女の、聞こえるはずのない叫びを聞いたおいちは、岡っ引・仙五朗らと力をあわせ、下手人探しをするのだが…。傷痕から見えてきた女の正体、そして赤子の運命は?おいちと仙五朗の推理が冴えわたる、人気の青春「時代」ミステリー第四弾。
安倍晋三首相の辞任で、日韓関係が再び動きはじめた。両国間に長年横たわる、慰安婦や元徴用工問題に見られる国際法と歴史認識の対立構造をはじめ、輸出管理運用見直しをめぐる日韓の隔たりや国際世論戦の再燃。さらに武漢肺炎で顕在化した中国共産党と文在寅政権の関係の深化や、南北統一と朝鮮半島の非核化、日米同盟・米韓同盟の変質。問題はもはや二国間の枠を超え、アジアと世界に止めどない波をもたらしている。私たちはいかなる視座をもって、この混沌とした状況を見るべきなのか。日韓関係におけるニューノーマル(新常態)の考え方を有識者が指し示す。
ハナをほじったり、びんぼうゆすりをしたり、ごはんをボロボロこぼしたり、ストローをかじったり…。こどもたちが、ついやってしまうクセ。それには、ちゃんとした「りゆう」があるんです。4〜5歳から。
ビジュアルな視覚に訴える確かな情報誌リーダー1年目の教科書
「だれかのために、いっしょうけんめいにしたこと」ミユは、このしゅくだいをおわらせるために、ドールハウスをつくるハルカおばさんのところへてつだいに行きました。ところがミユのちょっとしたいたずらで…?小学1〜3年生向。
日中両国の道はどこで分かれたのだろうか。共産党に煽られてきた愛国主義の炎は、逆に共産党を追い立てる熱風となった。格差と汚職と少数民族弾圧は止まるところを知らない。今の中国を西側との協調路線に戻すことは容易ではない。日本外交の英知が問われている。今日、アジアで先進工業国家として自由主義的秩序の創生に向けたリーダーシップを発揮できるのは、日本だけである。私たちは、中国共産党と人民解放軍の支配する中国とどう向き合って行けばよいのだろうか。戦略的思考、歴史観の両者に根差した外交戦略、軍事戦略を構築する。
150年の事業の歴史を支え続けるDNAはいかにして形成されたかー。波乱の時代、三菱の第四代社長は、自らの宿命に従いつつも、信念を貫き通す人であった。グループ企業としての完成や経営理念の確立において、継承者が、創業者を超えるほどの存在感を示した事例は、日本の経営史上でも稀有であろう。本書はその希代の経営者の事跡を辿る。企業の社会的責任について一貫した姿勢・考え方を維持し、社会のニーズに対応して需要者・消費者の利益に奉仕することを企業目的としたこの事業家から、時代を超えて、現代の経営者が学ぶべきところは多い。
千日回峯行を二度満行した稀代の行者が遺した生きるのがラクになる言葉。
ディベートの基本を学びます。形式にのっとって進め、判定によって勝敗が決まるといった特徴や、論理的思考、理解力などディベートによってやしなわれる力、実際にあるディベートの種類などを解説。論題の決め方から、メリット/デメリットの立て方、主張のための立論や反ばく、それらの原稿づくり、証拠資料集めまでの必要な準備、メンバー構成や会場の配置、発言する順番や制限時間など、ひとつのケースを参考に学びます。
さあ迷路をぬけて、いろんな時代を旅しよう。謎をとき、かくされた絵をみつけよう。きみは、時の石(トケイ石)を全部あつめて、現代にもどってこれるかな。歴史を迷路で旅する絵本。
本書で紹介する科学的思考法とは、決して特定の職業や業務に関わる人だけに必要なものではない。ビジネスパーソンなら誰もが身につけるべき必須スキルだ。「原因」と「結果」に関する因果関係を明らかにし、エビデンスに基づいて判断する。これが科学的思考法の本質である。科学的思考法は、ビジネスにおける意思決定の質を高めるのだ。グローバルな世界では当たり前になっている科学的思考法を「演習問題」でトレーニングする。
「カゴメカゴメ、籠の中の鳥は、いついつ出やる。夜明の晩に…」この意味不明な歌詞のカゴメ歌に登場する籠、鳥、亀などは、実は古代日本の民俗信仰や神事と深い関係がある。また「竹取物語」「羽衣伝説」とも共通点が見られるのだ。本書は、カゴメ歌の暗号を端緒に、古代史の真相に迫ろうというもの。歌に秘められた悲劇とは?歴史から抹殺された者たちの怨念とは?
著者には、東京帝国大学の卒業記念として出版された『王陽明研究』と、「王陽明伝ー王陽明の生涯と教学」(王陽明生誕五百年記念『陽明学大系 第一巻』所載、昭和46年)の名著がある。本書は、この名著を下敷きに、「分りやすく」と「平明に」を念頭に、王陽明と陽明学について説いた講話集である。難解と言われる陽明学の入門書にして、本シリーズの掉尾を飾るに相応しい、師の「陽明学第三の名著」である。
哲学と宗教は、人間が生きていく上で不可欠な基本原理である。しかし、日本人エリートには、それらの知識と教養が欠如している。この点を改善することが、日本の社会と国家を強化するために有益ではないかー。そう考える著者が筑波大学で行った「哲学的訓練」と題する連続講義を、紙上で再現。「超優秀」な学生たちが覚えた知的興奮が味わえ、世界レベルの教養を身につけられる1冊。
江戸は本所亀沢町にある貧乏長屋には、万造、松吉の「万松」コンビを筆頭に、左官の八五郎・お里夫婦や後家のお染、浪人の島田鉄斎ら個性豊かな面々が住んでいて…。万造のけんか友達である栄太郎の“婚活”を描く「とりもち」や、江戸の“スキャンダル”を面白おかしく書き立てる読売をめぐる騒動「よみうり」、そして初めて明かされる松吉の過去に迫った「ゆうぐれ」など、笑いと感動の傑作四篇を収録。文庫書き下ろし。