やさしい子、愛される子の育て方
徳川幕府は朱子学で長期政権を築いたが、その猛毒で滅んだ!まさか、そうだったの!初代、家康から十五代、慶喜まで教科書には載っていない徳川幕府の闇を暴く!
藩の上役の奸計によって家族を亡くし、遊女に落とされた伊勢国津藩の武家の娘・凛。復讐を誓う彼女は、津藩江戸屋敷に出入りする町医者・栗山千歳に身の上を偽って近づき、彼の弟子となった。しかしその千歳は、かつて恨みを買い、命を狙われている「仇持ち」であったー。凛、千歳、千歳の助手として凛を警戒する隻腕の佐助。わけありの三人が織り成す人情時代小説シリーズ第一弾。
ひなこは学習はっぴょう会で、せりふの多いやまんばの役をやることになってしまいました。大きな声が出せないひなこは、練習でいつもおこられてばかりです。小学校低学年から。
明治維新で誰がもっとも得をして誰が一番損をしたのか?幕府と諸藩のヤバすぎる資金捻出法を暴く!学校では教えてくれない驚きの幕末史。
不思議がいっぱい!地学が楽しくなる名講義。ドラマチックな地球と宇宙のはなし。
心が荒れる子、おだやかで強い子
子どもの脳は育て方で変わる!(仮題)
自分なりに努力しているのに、もう一歩、壁を破って一流の域に達することができない。苦手を克服できない。メンバーの力量を引き上げたいのだがうまくいかない…。このような課題を解決するために必要なのは、「人の心理を考えること」と、「自らの意識や心理状態を変えること」だ。本書でいう心理術はこの2つを目指すものである。球界を代表する捕手であった著者自身、これまで心理術の力で多くの難局を打開してきた。世の多くのビジネスマンのように「プレイング・マネージャー」を務めた経験に基づき、自己と組織の力を十分に引き出すためのヒントを語る。
年上の部下、育たない若手…多様化する職場の人材に対応できず、部下育成がおろそかになっている現代のマネジャーたち。そんな悩みを解決する、日本の企業ではあまり知られていない人材育成法、それが「フィードバック」。「成果のあがらない部下に、耳の痛いことを伝えて仕事を立て直すこと」と定義されるこの部下指導の技術について、基本理論から実践的ノウハウまでを余すことなく収録。「フィードバック」の入門書にして決定版の1冊。
我、昇竜たらんー。大和国を治せる筒井家で、その剛直さと胆力を認められた島左近清興は、若くして侍大将に取り立てられる。そんな中、梟雄・松永弾正久秀が大和に攻め入ってきた。次々に城を落とされ窮地に陥る筒井家にあって、左近は、松永勢を相手に獅子奮迅の働きをするが…。弱肉強食の時代に義を貫き、「三成に過ぎたるもの」と謳われた乱世の申し子・島左近の生き様を渾身の筆致で描いた長編小説。
老けない人の「腸」のひみつ(仮)
ナミビアに広がるナミブ砂漠は世界一美しい砂漠として知られる。海岸付近の砂は白いが、内陸部になると赤味を帯びる。なぜ砂が赤くなるのか。また、この砂漠はいかにしてできたのか。鳥取砂丘との共通点は?著者は調査・研究で、南アルプス、桜島、スイスの氷河、キリマンジャロ、さらにはイースター島やマダガスカルなどなど、日本全国津々浦々と海外50か国以上を訪れた経験を持つ。本書は著者が現地で出くわした地理の不思議を、現地調査や文献調査によって謎解きをし、記述したものである。「そうだったのか!」という感激が伝わる知的興奮の一冊。
徳川家康は武田信玄に三方原の戦いで完敗した際、自画像を描かせ、慢心したときの戒めにしたという。「顰像」として知られる絵だが、近年、それは後世の作り話との説が出されている。それだけでなく、家康に関する研究は急速に進み、これまでの通説が見直されるようになっているのだ。本書は最新の研究動向を交えつつ、桶狭間の戦い、長篠の戦い、伊賀越え、関東移封、関ヶ原合戦など、家康の人生における9つの危機を取り上げ、家康がそれをいかに乗り越えたかに迫る。そこから浮かび上がる、意外かつ新たな家康像とはー。
「母親を毛嫌いする」のは本能、「コツコツ勉強」は求めない、読書はコミックやラノベもあり…。母親から見たら“宇宙人”としか言いようがないような思春期男子とどう付き合えばよいかを、ポイント解説。正しく接すれば、難しいこの時期の親子関係もうまくいく。“開成”の校長を9年間務めた著者が、悩めるお母さんたちにやさしく語りかける、6万部のベストセラー、待望の文庫化!
京都・祇園にある甘味処「もも吉庵」。女将・もも吉の人情の機微に通した言葉は、悩みを抱えた人々の心の傷を癒していくー。店を訪れるのは、想いを寄せ合った末、永い春に決断を下す男と女、仕事の本質を一粒の金平糖に教えられる新入社員、娘からの結婚式の招待状への返事を逡巡する、ギャンブルで家庭を崩壊させた父親など…。花街に暮らす者と、訪れる者の人生の交錯を、情趣豊かに描く連作短編集。文庫オリジナル。
八代将軍・徳川吉宗は、ひどい身体の凝りに悩まされていた。熱海の湯を江戸に運ばせることで、その苦しみを癒していたが、どうしたわけか、急に湯が届かなくなる。さらに熱海だけでなく、草津、箱根の湯にも異変が起きたらしい。吉宗の一大事に、お庭番とくノ一が調査へと向かうことに。一方、江戸では独自の「湯の神信仰」を説く天一坊なる者が現れ、町奉行の大岡越前がその素性について探索を始めるが…。新シリーズ第一弾。
韓国の平均賃金はかなり前から日本を上回っており、日韓の一人当たりGDP(PPPベース)の差は近い将来5000ドル近くにまで達するという予測がなされている。日韓関係を正しく理解するためには、まずこうした現実を知らなければならない。そして「日本の韓国統治は植民地支配ではなかった」「韓国の反日意識を生んだのは反日教育」といった思い込みは改めたほうがいいだろう。精緻な論述と豊富なデータで日韓関係を明快に論じ、さらにいま韓国で焦眉の急となっている、不動産問題や就職できない若者の問題について解説する。
戊辰戦争の際、官軍と奥羽列藩同盟の間で武装中立を目指した長岡藩家老・河井継之助は、「英雄」として語られることが多い。しかし、彼は本当にそうだったのかー。藩を救うために諸国を巡った若き日、妻・すがとの絆、会津藩公用方・秋月悌次郎や仙台藩隠密・細谷十太夫、そして武器商人エドワード・スネルとの親交を通して、動乱の時代を峻烈に生き抜いた人間・河井継之助の、真の姿に迫る感動の長編歴史小説。
鉄道マニアの公務員・小日向はある日、廃駅で立ち入り禁止となっている地下鉄銀座線萬世橋駅へと潜り込む。そこで出会ったのは、政府の“ある事情”により地下で生活する謎の集団「エクスプローラー」だった。その集団内で起こった殺人事件をきっかけに、小日向は捜査一課と公安の対立も絡む大事件に巻き込まれていく…。エクスプローラーが抱える秘密とは?殺人犯は誰か?東京の地下で縦横に展開するノンストップミステリー!