フランスでの燃料税増税への反対デモ「黄色いベスト運動」のように、いま世界中で政治への不満が高まっている。その背景として、世界の政党の大きな変容が挙げられる。かつて左派といえば、労働者の権利を守る集団だった。だが現在の左派政党は労働者の味方であることをやめ、エリートのための政党に変容している。折しも日本でも現在、消費税増税と移民受け入れという労働者の賃金と消費を下げる政策が進行中だ。この絶望を回避する道はあるのか?『21世紀の資本』の著者トマ・ピケティの政治分析をヒントに、21世紀の労働者を救う道を探る。
この国に足りないのはただ一つ、マーケティングだ。SDGs17を一つひとつ取り上げながら、仕事と人生を、そして社会を変革するための「35のツール」を紹介する。著者の未来論&ビジネス論の集大成となる斬新な一冊。
絵画のなかの美しいひとたちは、なぜ描かれることになったのか。その後、消失することなく愛でられた作品の数々。本書では、40の作品を中心に美貌の奥に潜む光と影を探る。
大人なら、最短で学び直し!中学生なら、英語の復習&成績UP!親なら、英語のポイントが、すぐにつかめる!中学英語のすごい力を身につけよう!使える英語の知識を、一冊の中にスッキリ整理。
これまで日本では、母親と仲のよい男子は、「マザコン!」と糾弾される対象だった。しかし、それが近年、大きく変化している。等身大の目線でつきあえる友だちのような、上下関係の少ないフラットな母息子関係が当たり前のものになってきているのである。当の本人たちはその関係を「恥ずかしい」と思うどころか、大いにエンジョイし、同世代の女子たちも、そんな構図を好ましく思っている。そして、この「母息子」セットの消費が、低迷が続く日本経済の大きな起爆剤になる可能性さえ秘めているのだー。「新たな親子関係」の魅力と可能性に迫る。
ストーブもふゆやすみがほしい!?まちにまったスキーりょこう…のはずが、わがやのストーブまでいっしょにいくことに!?笑える楽しい幼年童話。
きられなくなったふるいふく、ちいさくなったこどもふく、なんでもこうかんいたしましょう、おもちゃとこうかんいたしましょう、4〜5歳から。
鎌倉幕府から弾圧を受けながら、真の仏の道を求めた浄土真宗の開祖・親鸞。その教えを弟子の唯円が「正しく伝えたい」と願って書き残し、時代を超えて読み継がれたのが『歎異抄』である。本書は、親鸞の生涯に作家として正面から向き合い、三部作の大長編に挑んできた著者が、自らの心で深く受け止めた『歎異抄』を、滋味あふれる平易な文体で現代語訳した名著。ベストセラー、待望の文庫化!
一度は見たり聞いたりしたことがあるけれど、「その意味は?」と聞かれると説明できない…そんな知っているようで知らないカタカナ語を厳選して超訳&解説。また、類義語や関連語も多数紹介しているので、本書をひと通り読めば、知ったかぶりして恥をかくことはなくなるはず。もちろん、通常の辞書のように使うことも可能。「読む」もよし、「引く」もよし、のお得な一冊。
神仏に夢を叶えてもらうには?生まれる前に決めた“人生の計画”はどうしたらわかる?本書では、神様・仏様と直接お話できる著者が、自身の体験談を交えながら“人生を豊かにするヒント”を大公開。仕事・人間関係・パートナーシップの悩みがスーッと消える1冊。
フックってどういうこと?関数ってどんなもの?ループはどういう仕組み?WordPressとPHPの疑問、解消。
2021年1月、過激な陰謀論を信じるトランプ主義者の群衆が、ワシントンの連邦議会議事堂を襲撃した。恐れ、怒り、憎しみ、攻撃性などの暗い感情から力を引き出す「ダークサイド」現象がいま、民主主義国に挑戦状を突き付けている。われわれは現在の流れに屈せず、自由と民主主義を守ることができるのか。さらに中国によるCU(中華連合)の形成や、軍事技術の進歩による地政学的優位の喪失など、日本にとって理想的だった安全保障環境が失われつつある。長年、積み残された課題と解決策、「ポスト1953年体制」の戦略論のエッセンスが凝縮した一冊。
歴史は勝者が書き残す。特に古代史では、多くの事件が権力者の手で闇に葬られてしまい、未解決のままになっている。本書では、出雲の国譲り、上宮王家滅亡事件、壬申の乱などの登場人物や背景を探りながら、史料に隠された真相を暴きだす。蘇我入鹿暗殺も実は外交問題から起こった事件だとわかると、違った視点から権力争いの構図が見えてくる。文庫書き下ろし。
身近なものを使った科学遊びから、万有引力と質量、永久機関の話まで、とっておきのエピソードを交えながら、世界のあらゆることを記述している「物理」の基礎・基本を解説。知って得する!感動する!わくわくする!不思議とドラマに満ちた物理の世界へようこそ。
健康のために「よかれ」と思ってしてきたこと、知らず知らずのうちに日々習慣となっている生活スタイルが、じつは体に悪いことだった…!?本書は、月刊誌『PHPくらしラク〜る』の増刊号として発行した「本当はカラダに悪い100のこと」と、「本当はカラダに悪い食べもの」の中から記事を選りすぐり、2部構成でまとめました。第1部は食事や食べものなど「食」にまつわる話、第2部では、「食」以外の日常生活で出合うさまざまな話を集めています。
憧れのバスケ部に入部届を出したジュンペー。ところが、三年生が不祥事を起こして一年間対外試合禁止、とばっちりを食った二年生はジュンペーら一年生の練習参加を拒否する。諦め切れないジュンペーは、「勝てば練習参加、負ければ退部」を賭けて、二年生に試合を申し込む。しかし試合に必要なメンバーが足りない!?女子との練習試合でボロ負け!?いったいどうなるの??高校バスケを舞台にした、青春スポーツ小説。
「人間五十年。天下のうちをくらぶれば、夢まぼろしのごとくなり」と、乱世を疾駆した織田信長。その夢と理想を受け継ぎ天下を統一した豊臣秀吉。そして盤石の幕府組織の確立に取り組み、手にした天下を末永く子孫に伝えた徳川家康。「時代小説の仕掛人」がリレー式に、天下統一をなしとげた三代の英傑の戦いと統治の構図を克明に描き、等身大の視点で生き生きと彼らの人間像に迫る。池波正太郎作品唯一の絶版長編、待望の文庫化。
日本の歴史において特筆される出来事を見事な漢詩に結晶させた江戸時代の思想家・頼山陽の『日本楽府』。国史の絵巻物を見るが如き鮮やかな描写と透徹した歴史観は、日本人に誇りと自尊心を与え、明治維新の原動力ともなった。本書は鎌倉幕府の成立から承久の乱、元寇、南北朝時代など、激動の中世から戦国時代へ至る過程を躍動的に描く。
「社員稼業」とは、与えられた仕事を単にこなすだけのサラリーマンに終始するのでなく、社員一人一人が自ら一個の独立経営体の主人公に徹し、経営者的な立場で物を考えて仕事を進めよう、という提言である。事業部制、独立採算制の先駆として、長年にわたって多くの人材を育てあげてきた著者が、その豊かな経験をもとに、仕事の楽しさ・厳しさ、そして生きがいを考える。平易な語りかけの中に、若きビジネスマンへのあたたかい励ましと期待が切々と伝わる好著。