デビュー20周年を記念した4枚組シングル集。レコード大賞を受賞した代表曲「無言坂」や2006年のヒット曲「最北航路」など、既発シングルとそのカップリング曲を完全収録。正統派ならではの高品位な楽曲が満載だ。
minkの1stアルバム。大作映画『蒼き狼 地果て海尽きるまで』の主題歌となった「Innocent Blue〜」をはじめ、シングル曲を中心に収録。無国籍できわめて個性的な彼女の歌声は、唯一無二といえる。
90年代にヒット・シングルも叩き出した女性ロック・シンガー、松田樹利亜のレーベル移籍後第2弾アルバム。艶やかな魅力を振りまきながら攻めのロック・チューンを突きつける。全曲の作曲とアレンジは、元CRAZEの鈴木慎一郎が担当。
ラジオ番組を通じて高校生に向かって書き下ろした未発表曲のCD化。シンプルなコード進行、覚えやすいメロディ、アコギ1本だけをバックに歌うシンプルなアレンジなどは往年のフォーク・ソングのよう。簡素なサウンドなゆえに逆にメロディや歌詞がより鮮明に胸に響いてくる。
10年ぶりの新録は、地元・沖縄出身のリミキサーがプロデュース。奇を衒ったところのない、ヴォーカルにフォーカスした音作りであくまで正攻法に。男女のかけあい曲では、相方として知名定男が登場。情歌とはいえ、さらりと粋な解釈を聴かせるのはさすが。
アジアと癒しがテーマのコンピレーション『Infinix/リラクゼーション・アジア』の第8弾。再び沖縄を取り上げた本作では、「涙そうそう」「安里屋ユンタ」など新旧の名曲が二胡の音色で奏でられている。
1955年に沖縄で創設されたマルタカ・レコードが誇る女性グループたちのオムニバス・アルバム。伊波貞子フォーシスターズや大城志津子ヤングシスターズ、ひめゆり娘ら5組が60年代に残した作品を収めており、他の地域では味わえない豊熟な芸の花々が咲く。
まっすぐなヒール・ヴォイスに、コケット&チャームを加えられる個性。東京混声合唱団出身という、シンガーとしては異色の経歴が、ことばを実に美しく聴かせてもいる。濃い歌がメイン・ストリームの昨今、この“桜色の声”は貴重。コーラス・ファンはぜひ一聴を。★
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2007年1月10日からスタートしたTVドラマ『ハケンの品格』のサウンドトラック・アルバム。働く女性を応援するお仕事エンタテインメント・ドラマらしい、女性の喜怒哀楽を彩るBGMが満載だ。
愛知県出身のシンガー・ソングライターによる5枚目のアルバム。昭和の時代の匂いをたっぷり含んだレトロな楽曲は、艶っぽい彼女のヴォーカルとの相性も良く、良い意味での壊れっぷりがアクセントとなっている。CDエクストラとしてシングル「損と嘘」のライヴ映像を収録。
ハワイのウクレレ奏者による“春を呼ぶ”シングル。5分余りに及ぶ聴きごたえあるユーミン作「春よ,来い」、あっ!という展開の編曲/激奏で魅せる3分弱の日本伝統歌「サクラサクラ」、沖縄産名曲をまた特別な温もりで奏でる「花〜すべての人の心に花を〜」。シンプルな楽器での表情・感情豊かな表現にはいつもながら驚くばかり。