彼らの作品史上最多の多重コーラスが用いられた本作は、60'sサーフ・ポップや山下達郎を彷佛とさせる、まさに“夏”のためにあるポップ讃歌。初回盤限定特典の、喋りも含めた29曲にも及ぶ怒濤のメドレー「しまったなぁ」のライヴ映像も楽しい。
ベスト・コンディション 〜レアトラックス〜
キンモクセイ活動休止前のベストアルバム「ベスト・コンディション」に未発表曲とレアな楽曲を収録した2枚組 完全生産限定盤
■アーティストプロフィール
2001年メジャーデビュー。翌2002年、2ndシングル「二人のアカボシ」でNHK紅白歌合戦に出場。シングル15枚アルバム5枚ベストアルバム1枚をリリースし、2008年活動休止。2018年10月、「活動急始」と称し、突如地元相模原にてライブ出演。2019年10月15日(火)地元 相模原市民会館ホールにて「キンモクセイ活動再開記念ライブ ちゃんとしたワンマン2019」の開催が決定、チケットはソールドアウトしている。
活動再開記念14年ぶり5枚目となるオリジナルアルバム
キンモクセイ活動再開を記念した、14年ぶり5枚目となるオリジナルアルバム「ジャパニーズポップス」
■アーティストプロフィール;
2001年メジャーデビュー。翌2002年、2ndシングル「二人のアカボシ」でNHK紅白歌合戦に出場。
シングル15枚アルバム5枚ベストアルバム1枚をリリースし、2008年活動休止。2018年10月、「活動急始」と称し、突如地元相模原にてライブ出演。
2019年10月15日(火)地元 相模原市民会館ホールにて「キンモクセイ活動再開記念ライブ ちゃんとしたワンマン2019」の開催が決定、チケットはソールドアウトしている。
キンモクセイの4枚目のアルバムは、季節感あふれるナンバー12ヵ月分(+3曲のインタールード)を集めたコンセプト・アルバム。ポップでありながらも商業的になりすぎないセンスが見事。元NSPの澤近泰輔がサウンド面で、好サポートをしている。
まずは音楽性の幅広さに驚いた。フォークから始まってスカにゴスペル、果てはフレンチ・ポップス(!?)までを果敢に披露。セカンド・アルバムにしてこの冒険心、かつ気負いのなさは圧巻だ。個人的には(6)(7)の流れが、ちょっと悲しげだがとてもよかった。
“桜”をコンセプトにしたカヴァー・アルバム。ほとんどの楽曲がヒット・チャートをにぎわしたものばかりなので、彼らのファンならずとも楽しめそう。カヴァーとはいえ1曲、自らも“桜”にチャレンジした新曲もあり。ボーナス・トラックの「木綿のハンカチーフ」「ノーサイド」もまた、聴きモノ。