トランスの最先端の音を紹介する、ハード・トランス・シリーズ。ハード系では人気No.1のDJ UTOによるミックス。全曲が日本初CD収録なのも嬉しい。
東京芸術大学助教授も務めるピアニストの青柳晋が「展覧会の絵」を録音した。ロシア的な泥臭さはあまり感じられず、ときおり聴かれる繊細なタッチが印象に残る。その意味で、後半のラヴェルの作品の方が彼に合っているといえるだろう。
メタルコア出世株キルスウィッチ・エンゲイジのヴォーカル、ハワード率る別バンドの2001年作品と2003年作品のカップリング盤。爆裂絶叫ヴォーカルを活かす乱暴なリフとビートの絨毯爆撃、かと思うとダークな叙情を醸し出す仕掛けも飛び出す。ホンモノのメタルコア。★
トラストキル・レコーズに所属するNY出身の5人組。所謂エモ/スクリーモ系のバンドを数多く輩出するレーベルからのリリースだが、彼らのポップ感覚はそんなカテゴライズを無意味にするほどのパワーがある。泣きのメロも日本人好み。
冬のトランス・アルバムとして人気の“スノーボーダーズ・トランス”シリーズのベスト・アルバム。スキー場はもちろん、ドライブしながら聴いても部屋で聴いても、盛り上がれることうけあい。