「展覧会の絵」と「シェエラザード」というロシア物の双壁がなんと1000円という廉価で登場。ダイナミックな音響と表現の多彩さで知られるオーマンディならではの滋味にあふれた秀演である。オケの醍醐味が十二分に伝わる1枚だ。ジャケットの写真もなかなかいい。
RCA創立100周年を記念して、RCAレッド・シール・ヴィンテージ・コレクションが1枚1700円の廉価で登場。夭逝の天才ピアニスト、ウィリアム・カペルのリサイタルでのライヴ録音。
96年7月、日比谷野外音楽堂で開催されたジャパニーズ・ヒップホップ・イベントのサントラ的アルバム。次世代にバトンを手渡すべく制作された重要なコンピレーション。DVDも同時発売。
《ユニバーサル・クラシック文庫》ジュリーニ編10点からの1枚。オケの多彩で明晰な響きを活かして、ラヴェルの魔術的なオーケストレーションの妙を鮮やかに再現。
「フィデリオ」では風通しのよいクリアさとドラマの高揚が同居。「野ばと」では就任2年にして、オケとのアンサンブルがより緻密になっており、進化し続けるラトルが見える。国内既発の寄せ集めではなく、初出音源がほとんどなのもよい。ただ録音データは載せてほしい。
1995年、シカゴで結成されたパンク・バンド、アリスターの1stアルバム。キャッチーなメロディを活かしたポップ・パンクを前面に、バックストリート・ボーイズのヒット曲「I want it that way」のカヴァーも収録。
もっぱら“才人”の名を欲しいままにする小西康陽プロデュースのクラシック・リミックス。採用されたのはバッハ、モーツァルトから始まる大作曲家たちの超有名楽曲など全12曲。小西をはじめとした7人のDJたちによるリミックス・アクトの神髄が聴ける。
オフィシャルweb siteの通販のみでの販売だったコレクターズCDを、日本独自で発売するシリーズ第10弾。貴重な秘蔵ライヴ音源が満載され、プログレ・ファンには興味深い内容となっている。
連続した絵を使って、基本単語と重要な構文を無理なく習得することができます。いちいち日本語に訳したり、辞書を使う必要はありません。系統的に配列された絵を見ていくだけで、意味が理解できるようにこの本は作られています。日本語に置きかえず、ロシア語そのもので覚えていくため、発想や感覚など本物のことばが身に付きます。
ポスト・パンク激動期のUKニューウェイヴ・シーンにおいても異彩を放ち、ネオ・サイケデリックの旗手としての存在感を決定づけたエコー&ザ・バニーメンの記念碑的なデビュー・アルバム。
2004年にイギリスで最も売れた女性歌手。もともとは旧ソ連・グルジアの出身だが、この3作目では想像力と情景描写の優れた歌詞はもとより、ラテンやレゲエを含む音楽的な幅がさらに広がっている。映画『ミス・ポター』の主題歌「ダンスを教えて」をボーナス・トラックとして収録。