ニュージャージー生まれの女性シンガーによる『What Love Is』(2005年)に続く2作目(本邦デビュー作)。簡素なジャズ&フォーク・テイストが彼女の個性で、絵を描くように歌の情景を伝える。サイモン&ガーファンクルの「アメリカ」、ポリスの「アイ・バーン・フォー・ユー」などをカヴァー。
音楽之友社とのタイアップで実現した、ピアノ学習者には朗報の“名曲選”シリーズ。ここでは、初級編としてバイエルからブルグミュラー・レヴェルの楽曲76曲を収録している。楽譜は音楽之友社から同時発売。⇒親子で楽しめるCD・DVD・ブルーレイはこちらをチェック!
『ヒアゼアアフター』(2001年)以来久々となる、サンフランシスコ出身の女性シンガー・ソングライターの2作目。澄んだ歌声や手作り感のあるサウンドには催眠性があり、“毎日が新しい始まり”などと歌う、未来に視点を向けた歌の数々が夢心地に聴こえてくる。
最高の音で楽しむために!
最高の音で楽しむために!
「はげ山」はおどろおどろしさは控えめですっきり仕上げている。「展覧会」も豪華な響きを追求するというよりも、原点に立ち返ってスコアに書かれた音を忠実に再現しようとるす真摯さが感じられる。最後に「モスクワ河」が入っているのも気が利いている。
96年のデビューから現在にいたるまでのシングルのプロモーション・クリップを追ったファン必見のベスト盤。また本人たちによる曲解説や秘蔵のオフ・ショット映像も交え、彼らの魅力に迫る。
クラシックの総本山、グラモフォン・レーベルから、一度に4点登場してファンを驚かせた、“ミニマル・エレクトロ”作品たち。クレイグ&オズワルドの作品は、仏系オーケストラ曲の響きを強く残しつつ、シンプルな単位が繰り返される酩酊的な快感をわかりやすく提示。この盤のみ原曲音源付きだ。ジミ・テナーの作品は、元音源に現代作品を多く使用し、もっとも没入的な要素が強い、癖の強い外国料理のような良作。オーケストラのさまざまなサウンドを楽しむかのようなアーフマン作品は、“言葉”の参加などの仕掛けを含め、現代音楽風なインタレストを提供する。オーストリア出身のオーバーマイヤーは、自国の偉大な先達へのリスペクトを強く打ち出し、クラシックの静謐なイメージとクラブ・ビートの融合を試みた作品を仕上げた。これのみ異なるタイトルを持つのも納得の内容。
カラヤン没後20周年記念企画盤。前作の『カラヤン・ベスト101』の続編で、カラヤンが残した膨大な録音の中からカラヤン・ワールドが堪能できる演奏を収録している。前作にも収録された曲は、本作では別テイクが聴ける。
学校で習うクラシックの名曲を収めるシリーズの高校編。教科書の監修に当たった教師陣が監修しており、ウンチクや主要音楽用語集を満載したブックレットを封入。クラシック入門編としても最適のアルバムとなっている。
前作から引き続き曽我部恵一がプロデュースを手がけた2ndアルバム。アイディアに満ちた音作りとアレンジにゾクゾクさせられる、音楽へのあくなき探求心が隅々まで行きわたっているような作品だ。