日経産業消費研究所では都市の実力を診断するために「都市圏」という地政学的エリアを設定した分析手法を用いてきた。通勤・通学圏を基に市町村をひとくくりにして都市圏とし、それぞれの都市圏を比較する方法である。1993年には90年国勢調査を基に「都市の年齢」を試算し、成長する都市圏と衰退する都市圏を分析した。また、99年には95年国勢調査をベースに全国の都市圏の人口・商工業動向、地域ブロック別動向などを探った。今回も2000年国勢調査を基に同様の分析を試みた。こうした調査・分析の結果をまとめたのが本書である。
企業結合、セグメント別報告など2008年4月までの新基準等を詳解。IFRSとのコンバージェンスによる日本基準の改訂もフォロー。