「格好いい英国」を貫く精神。リスクをおそれず、わが身の安泰を顧みず。老大国を甦らせ、トレンディ・ロンドンを開花させた、現代の海賊たちを活写する。
人間を惹きつけるものは、論理やイデオロギーではない。それは人間的魅力である。たとえ大悪党であっても魅力があれば多くの人がついていくし、反対にどんな善人でも魅力がなければついていかない。このいわく言い難い人間的魅力とは何かを追究した名著。
崩れた「金融工学」神話!天才集団は何を読み違え、なぜ銀行は貸し続けたのか?名コラムニストが、圧倒的な取材力で描く巨大ヘッジファンドの天国と地獄。
「戦略的もの造りの体系」を徹底解説!「ものを造ること」は経営の原点。だからこそ、効率的な生産システムが、競争力を生み出すのだ!具体例を交えて、企業経営にとって生産とは何かを、生き生きと描き出す意欲的テキスト。
戦後まもなく外資100%企業・日本IBMに身を投じ、「外資イコール悪」という日本社会の偏見や反発を乗り越えて、同社を1兆円企業に育て上げた椎門武雄。「グローバル経営の指南役」と呼ばれる注目の経営者が、半世紀にわたる激動のIBM人生を語る。
ゴルフというゲームはきわめて人間的なものであるーゴルフ・エッセイストとして名高い著者が、古今東西の有名プレーヤーたちの言葉や様々なエピソードを通して、その魅力を浮き彫りにする味わい深い連作エッセイ。つまり、ゴルフは読むだけの人間にもめっぽう面白い。
投資家に読み継がれる運用哲学の古典!「投資界の常識」をくつがえしたエリスの法則とは。
「ゴルファーとは、打つ前に自分のハンディの数だけモノを考える不思議な生き物である」「1ホールの中に人生のすべてがある」「間違った方向に打たれたボールはどこまでも飛ぶ」-。人生の機微、日々の厄介を映し出す愉快・痛快・ホロ苦エピソードを、名プレイヤー、有名人の名言とともに綴る好エッセイ。
値段が高くても品質に納得すれば、ものが売れる時代。接客販売はますます重要になっています。「脱マニュアル」を説く元カリスマ店長が、接客販売の「心得」「コツ」を授けます。一人ひとりがどうすればよいかだけでなく、スタッフが力を発揮できるチームづくりについても解説しました。豊富なイラストを見れば、実際のイメージがわきます。楽しく学んでください。
美しく苛烈な塩の産地の景観。ピンク色をした湖、塩の棚田が並ぶ谷、塩でできたシャンデリアが輝く宮殿、密林に住む人々の命をつなぐ池、砂漠の真ん中で掘り出す塩の板、2年かけて塩を作る池。塩に魅せられ塩に惹かれた世界旅30年余の集成。
炊き込みご飯をかまぼこで包む「じゅーしーかまぼこ」から、130円でメチャメチャ美味しいコンビーフ丼まで、本当は内緒にしておきたい「よだれが止まらない」うまい話を満載した面白エッセイ。日本経済新聞夕刊に好評連載の「食あれば楽あり」文庫化第3弾。
「偉くなりたいなら、下僕になる」「要求されないもう1マイルを歩く」…悲しみに満ちたイエス像はなにかまちがっている。「常識」をとり去って読んだ聖書に登場するのは社交的で体力派の魅力あふれる人物だ。しかも、イエスの言動は現代ビジネスの真理を体現しているという。その真髄とはー。全米屈指の広告代理店の創立者、ブルース・バートンが描く、説得と広告、PRの天才イエスの物語。本書のメッセージは、80年の時を経てもなお私たちに強く訴えかける。
肺・胃・肝臓・大腸・乳房の5大がん、全国223病院、982診療科を徹底分析。地域別上位10病院も一挙掲載。
涎がピュルピュル、お酒をコピリンコ、コピリンコ、軟骨のコリリンとした歯応え…ご存知、味覚人飛行物体こと小泉武夫が楽しい「小泉造語」と共に誘う「頬落舌踊」の食味ワールド!日本経済新聞の超人気エッセイ「食あれば楽あり」の単行本化、第4弾。
品質・質、コストなどで業務の改善を効率的におこなうには、進め方の標準ステップと「事実を的確に把握して論理的に判断する」ための手法を身につけることが必要です。本書では、「背景の整理」「現状の分析」「要因の探索」「対策の立案」「効果の検証」「導入と管理」のステップごとに、QC7つ道具など手法の概要・活用のポイントを解説します。改善活動の実際の進め方を5つの実践例で紹介。企画・事務部門やサービス業の事例も取り上げています。品質管理を中心とした改善の組織的な展開は『TQM品質管理入門』、統計手法は『品質管理のための統計手法』(ともに日経文庫)に詳しく解説しています。
残虐さが喧伝されてきたモンゴルは、実は「戦わない軍隊」だった。東方見聞録を書いたというマルコ・ポーロはその実在自体が疑しい。文永の役以前に送られたクビライの国書は、日本への脅迫ではなかったー。あなたの常識が試される歴史読み物。
信託法が80年ぶりに改正されました。改正の背景や他の法制度等にも触れながら、体系的にわかりやすく説明しています。信託についての予備知識をもたない読者に配慮し、専門用語には解説を加えるなど、ていねいな記述を心がけました。改正が業務に及ぼす影響に触れるなど、信託に携わる実務家の需要にも応える充実した内容です。複雑な信託の仕組みをときほぐすため、図表を盛り込み、ビジュアルに理解することができます。
全体の設計図をきちんと描き、それに基づいていろいろな金融商品を組み立てるー定年後の投資手法として最適な「コア・サテライト戦略」。本書は年金資産の運用で広まったこの手法を投資初心者向けに平易に解説しました。
テムジン(のちのチンギス・ハン)はモンゴル族キヤト氏族の長イェスゲイの長男。11歳の時、別の氏族長の子ジャムカと盟友を誓う。13歳で母ホエルンと同じ部族の支族長の娘ボルテと婚約するが、翌春父が急逝。一家は氏族民からも見捨てられ、孤立した極貧生活に陥る。その上、氏族民を連れ去った仇敵の部族長に捕らわれるが、馬乳酒造りの従属民に助けられて逃げ帰る。21歳になったテムジンは妻ボルテを迎え、100人弱の集団を持つまでになる。そこには未来の世界帝国を築く若き人材が参集した。だが、メルキト族に妻を掠われてしまう。父の盟友トオリル・ハンと自分の盟友ジャムカとの共同作戦でメルキトを破って妻を取り返したが、妻はメルキトの子を生んでいた…。