かなのおばあちゃんがにゅういんしました。そこでかなは、ひとりのおばあさんをしりました。おばあさんは、ばいてんのおばさんにしかられていました。それをみてかなはびっくりしてしまったのです。成長するよろこびをだきしめている少女と、老いていくおばあさんとの一瞬の心のふれあいをあたたかく描く。
いのち輝いて。愛に支えられた壮絶な闘い。透析生活27年目を迎えた女性が、寝たきりの生活を乗り越え、前向きに生きることの大切さを綴った感動の記録。
おっちゃん、動物も年いったらシワいくの。十四度も子グマを産み、シワだらけになって死んでいった母グマ・ママの35年の記録。
病気とたたかいながらの中学生活は、純くんにとって、たのしいことばかりではありませんでした。しかし、純くんは「希望」という言葉を胸に、ひたすら前向きに、つらいことや、からだのくるしさをのりこえてがんばりました。そんな純くんを山本先生は三年間、毎日の交換日記を通じて励ましつづけました。
「イタリア美術を学ぶために生まれてきた」という著者の愛と知識が豊かなイタリア美術への旅にいざなう異色の講演集。
子どもが、はじめてのできごとに出会った時の新鮮な驚き、とまどい、そして、喜びや期待をさわやかに描きます。小学2・3年生むき。
くすくすもりで、あかいふうせん、ひろったよ。だれにだしたのか、おてがみがついていたよ。でも、わすれんぼのりすのミックは、ふうせんであそんでいるうちに、おてがみのこと、すっかりわすれちゃった。こらっミック、おもいだしてよ、おねがいだから。
はのいたいひとはいませんね。もし、はがいたくなったらケチャップせんせいにみてもらうといいですよ。楽しい歯の絵本。
初めて読むアフリカ10の物語。とっても身近に第3世界の心がわかる。アフリカ青年が書き下した、アフリカの本。私たちは、今、何を問われているのか?小・中・高生向け。
あえて出産シーンを公開、16才年下の「教え子」との愛を貫きとおした私。
ぼくんちは、パンやさん。山のぼくじょうにつくった、ふしぎなパンやさん。「おいしいパンだね」って、みんながよろこんでくれるのに、おとうさんは、パンをたくさんうろうとはしないんだよ。かわってるでしょ。
九州の屋根・くじゅう連山。その登山口をうろついていたぬけ毛のすて犬は、平治岳にちなんで〈平治〉と名づけられ、立派なガイド犬として訓練され、登山客みんなに愛されました。これは、山が大好きで、雨にも、おどろくほど雪にも強かった、世界でもめずらしいガイド犬の物語です。感動の映画化、「奇跡の山」原作。
煙草は吸わないが、禁煙がむずかしいのはよくわかる。わたしにも体重が減った時期があった。食べたい衝動に打ち克ち、全身全霊をかたむけて食べまいとした短くも情熱的な一時期があったのだが…。情なくしては、人の世は渡れない。心の風邪をひいたとき、ルーニー流処方箋66篇をどうぞ。
盲導犬は、視覚障害者の目のかわりになってはたらく犬です。盲導犬のおかげで、飼い主は、目が見えなくても、安全に歩くことができ、目の見える人と変わりなく生活することができます。この本は、そんなアイメイトたちの、けなげな仕事ぶりを描いた実話集です。小学中学年以上向き。