誰にでもあった、ほんとうの物語。かつて子どもだったすべての大人とその子どもたちへ贈る思わず涙が出る9分34秒の歌の手紙。
子どもの心は万華鏡。幼児の言葉はいままでわからなかった幼児の内面を鮮やかに写し出します。
戦後の混乱期、それなりの子供時代を過ぎ、平和になって結婚して病に倒れ、いろいろあったけど今、夫と手を取り合って老後に向かえる。それが心から嬉しい。
定年後のマラソンへの挑戦を、亡きかみさんへの感謝を込めて綴る傑作エッセイ。
一九九八年から二〇〇三年にかけての四年半、家族とともに中東ヨルダンの首都アンマンに滞在した著者のエッセイ。日本人にはあまりなじみのない国だが、いざ飛び込んでみると、この国の生活は結構楽しい!豊かな四季、若者の恋愛事情、結婚観、地元の商店街など、アンマンでの暮らしをいきいきと綴った等身大の記録。
嫁ニモイケズ。人ニモイエズ。性格モカワリ。友達モヘリ。月曜の朝ハネムケト戦イ東ニツアーガアレバ飛ンデユキ。西ニイベントガアレバ徹夜スル。ア…ア…コンナ私ニだれがしたッ!!青春はぬかるみ。この一冊があれば、あなたのぬかるみは終わらない。
「X JAPANのhideに会いたい」…1995年12月31日、世界でも数十例しか報告されていない難病と闘う少女の夢がかなった。出会いの瞬間につつまれた、hideの大きな優しさ。その日から彼女を励まし続けるhideと、彼を兄のように慕う少女との、あたたかい関係が始まった。そして1998年5月2日、hideの突然の死。悲しみをのりこえ、hideのぶんまで、生きるんだ。少女は、今も、未来を信じて闘っている。ふたりが交わしつづけたEメールや手紙、プライベート写真などの友情の軌跡も初めて公開。カリスマと呼ばれ、無数の若者をひきつけたhideの心に触れる感動のドキュメンタリー。
誰からも愛されるイチローの95年の魅力。首位打者、打点王、盗塁王、最多得点、最多安打、最多塁打、最高出塁率、最多死球。
人工呼吸器に依存する重度の障害にありながらワンパクな少年に飛躍しようとしているウルトラマン大好きな雄貴くんの奇跡的成長の記録を母が綴った感動のエッセイ。
生き地獄を体験してきた著者。大酒飲みの夫、愛犬、義姉、兄、両親、さまざまな過去を背負った霊が登場する、幻視の世界。
忘れないでーおとうちゃんがいたから、私がいる。2005年日本作家クラブ賞受賞。亡き父への愛をあゆの詩に載せて語る。
家族思いの優しい母が、「脊髄小脳変性症」という難病を患った。母親の必死の闘病生活から生きることの尊さを学んだ娘が綴る渾身の手記。特別企画『母の物語』出版化奨励作。
壮大な宇宙につつまれて人間も動物も植物も、生かされている。無垢で崇高な魂をひたすら願うスピリチュアルなメッセージがここに。