江戸初期、北関東でひとつの村が地上から消えた。「サンリン」と呼ばれる聖なる空間で発見された老人から赤子までの骸は三百余。ここで何が起きたのか。歴史の闇に葬られた謎の“大事件”を甦らせて、高い評価をえた暗黒と戦慄の巨篇。
自信をもってプレーすることは、パーかボギーか、ワン・パットかスリー・パットか、勝者か敗者かを隔てる鍵となる。トム・カイト、ニック・プライス、デイヴィス・ラヴ三世ら一流プレーヤーのメンタル・アドバイザーとして活躍してきた著者が、プロ・アマ総勢18人のゴルファーたちの葛藤と挑戦を描きながら、自信すなわち“心の目”でプレーすることの大切さを説く、画期的なメンタル・ゴルフ・レッスン書。
ある事件をきっかけに眠れない夜を過ごしていた大学生で陰陽師でもある斎槻の前に現れた東佳。女たらしで年下のくせにタメ口をきく東佳にまじめな斎槻はブチ切れ寸前!!なのに「俺と一緒じゃないと眠れないじゃないか」と抱き込まれる東佳の腕の中では、何故か眠れてしまう。寄ると触るとケンカする2人だったが、斎槻の眠れない原因である過去と対峙することになったとき、そばにいてくれたのは東佳だった-。「おまえがいるから強くなれる」2人の想いが絡み合う、そんなセンシティブなラヴ。
ひたむきにおのれを生きた世界最初の“鳥人”備前屋幸吉!空前の凶作、貧困で、人心が絶望に打ちひしがれた暗黒の天明期、大空を飛ぶことにおのれのすべてを賭けた男がいた。その“鳥人”幸吉の生きざまに人々は奮い立ち、腐りきった公儀幕府の悪政に敢然と立ち向かった。
セイラー服はいつからどういう経緯で女子学生の制服になったのか。カッターシャツはどうしてそう呼ばれるようになったのか。時差ぼけの効果的な解消法。タイタニックが沈んでしまった科学的本当の理由。SOSがどうして採用されるようになったのか。スープは飲むものか、食べるものかで文化の違いをさぐる。太平洋に浮かぶ島々の名前はだれが、いつ、どの様な経緯でつけたのか。など、海にまつわる話、海から派生した興味深い話が満載。
音声とイラストと文法説明が組み合わさった画期的なドイツ語入門。ダンケ教授と飯嶋教授がドイツ語の基礎をやさしく説明。わかりにくい文法説明を、マンガで視覚的に理解。すべてのドイツ文は発音カナつき。「発音+30課」-1日1課で1か月マスター。
自然観測法とは波形解析法の新しい理論で、従来のフーリエ解析法の持つ難点を克服し極めて普遍性が高く、将来はディジタル信号処理への応用も考えられている。本書では著者の十年来の研究成果を簡潔に解説。
本書は、「古今集」「万葉集」「和漢朗詠集」などの勅撰、私撰の歌集や「貫之集」などの私家集を書写した平安時代の古筆より、同一の和歌を書いた古筆を集め、歌ごとに編成したものである。参考に江戸時代の良寛の書写した歌集と自詠歌を加えた。収録歌数は、良寛も含め110首、収録した古筆は、73種、374点である。
本書の文法は従来の教科書の3分の1(!)程度に制限している。語彙はドイツ語圏での旅行や日常生活で実際に使える単語・熟語に限定している。テクストはすべてダイアローグとし、現代の生きた口語表現を学ぶことができる。練習問題はすべてパートナー形式で、効果的なプラクティスが可能である。言葉の文化的背景にも興味が持てるよう、多数の写真を配した「ランデスクンデ」のページを各課に設けている。