本書では、真空技術について、その発展の歴史、真空を理解するために必要な基本的な事項、真実の物理的な性質、利用の現状をはじめ、真空をつくる装置、真空を測るための計器といった技術的な事項をできるだけやさしく解説しています。
本書は、著者の母による介護をめぐる季節の随想と、ホームでの読みきかせの実践、また毎月の季節や行事にふさわしく、お年よりに喜ばれた本のリストをあげている。
現代病の原因、症状、治療法を専門医がわかりやすく解説。
本書の第1部は、DOS/コマンドプロンプトのコマンドを「ファイル操作」「ディレクトリ」「ディスク」「システム」「環境設定」「ネットワーク」「バッチファイル」「回復コンソール」「CD-ROM内の隠しツール」の9ジャンルに分け、コマンドの機能とその構文を分かりやすく説明したリファレンス形式の解説になっています。また、本書の第2部は、連続して自動処理を行う場合や、ネットワークトラブルの解決などの際に役立つ、実用的なサンプル集としました。引きやすく分かりやすいリファレンスと実用的なサンプルを組み合わせた、本当に使いやすいDOS/コマンドプロンプトの解説書となっています。
サブカルチャーが主流となった高度消費社会の諸相を思想界の巨人と俊英がつぶさに検討、細部からゆるやかに全体に至る思想的視座を見据えつつ闘われた三年半の全対話を収録。大ブレイクしたアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』と文芸批評家・江藤淳の自殺を二大テーマに、白熱した論議が繰り広げられる。
英語の音はただ聞き流しているだけでは、いつまでたっても聞き取れないし、話せない。正しい発音は「習うより慣れよ」ではなく「習ってから慣れよ」。理屈で分かってから声に出して練習しよう。本書は、言語習得の臨界期を過ぎた中高生から中高年まで、すべての英語学習者におくる、英語音声学の精鋭による発音&聞き取り上達のための最強の指南書である。
本書では、圧倒的な速さを誇る光ファイバー通信でブロードバンドを楽しむために、通信の基礎知識から契約に関する実際的な知識、ブロードバンドルーターなど必要な機器の選択ポイントなどを平易に解説する。また、現在の通信環境はLANと切り離して考えることはできない。そこで、小規模ネットワークを組みながら、その環境のなかでファイルやプリンタの共有はもちろん、AVサーバーなどの最近脚光を浴びている話題を取り上げ、いかに光ファイバー(FTTH)・ネットワークを活用していくかといったノウハウを豊富に提供していく。
茂吉に比べて、白秋の存在は名のみ先行して余り読まれていないようである。しかし白秋の詩作品のすばらしさは、萩原朔太郎が彼を師と仰いだ一事をもってしても十分に推察されよう。また「アララギ」の写生に対して、白秋は「多磨」創刊によって短歌運動を推進し、もう少し自由な文学空間を志向した。本書は、白秋と茂吉の作品と生涯を対比しつつ、二人の異なる特性を詳細に鑑賞・吟味したユニークな成果である。九州柳河と東北金瓶という出自からくる感性の違い、写生と象徴主義、暗鬱と蒼穹など、両者の相違点を作品に即しながら明らかにしてゆく。朔太郎や犀星、折口信夫、中野重治、西脇順三郎など、多くの詩歌人たちとの関係を踏まえつつ、著者は改めて、白秋と茂吉の意味を近=現代文学史のなかに位置づける。
TV・ラジオで人気沸騰中!「わが麗しき恋物語」の泣かせる歌姫。シャンソン歌手クミコの初エッセイ「49歳、私はあきらめない!」前向きに生きるための勇気とヒントが満載。
戯作者にあこがれる伝蔵は、風来山人・平賀源内獄死の噂を耳にした。源内秘蔵の天狗髑髏を一目みたいと忍びこんだ先には幽霊が…。伝蔵こと若き山東京伝が出あう怪奇な事件の数々。生きては戻れぬ山中の地獄宿、老中・田沼意次の生霊騒ぎ。世の魑魅魍魎を怪奇小説の祖・京伝が斬る、傑作時代ミステリー。
いまや稀代の人気戯作者・山東京伝となった伝蔵。吉原の馴染みの遊女・菊園と所帯をもったが、恋女房の様子がおかしい。蔵の中で眠りこけたり「墓参りに行く」と叫んだり。悪霊の仕業か物の怪の導きか…。若き日の鶴屋南北、大版元・蔦屋重三郎など、多彩な人物がからみ織りなされる江戸の怪奇事件簿。
本書は、LANと高速インターネット関係のエラーやトラブルがなぜ起こるのか、さまざまな症状から原因と対処法をわかりやすく解説していく。特に初心者にも簡単にできるネットワークコマンドの調査テクニックは、エラーやトラブルの究明に役立つことだろう。また、ウイルスや不正アクセスの被害が日増しに増大傾向にある昨今、どうすればセキュリティを完璧なものにできるかといった点にも言及している。