モザンビーク沖の小さな島国セント・メアリー。かつてはヤバい渡世をしていたハリーも、いまはおとなしく優雅な愛艇を操ってチャーター船業にいそしんでいる。ある日、怪しげな雰囲気の二人組が現われ、危険な岩礁の島へ案内させて海中から何かを引き揚げる。この謎の品物は何なのか?息つくひまもない危機と冒険の連続。
映画・X線・核兵器・テレビからCGへ、新しい光の発明と発見で現代は幕を明ける。速度と美という、先端テクノロジーがもたらす全く新しい感性に、技術の粋を集約する建築はどのように照応してきたか。時代の精神と感受性のダイナミズムを、建築空間に探究する総合文化論。
真っ赤な装束に身をつつみ朱色の号外を売りさばいた男、現代ジャーナリズムのルーツを探る、痛快幕末ハードボイルド。
この小著は、「日本のフレーベル」、「日本の幼児教育の父」といわれる倉橋惣三の理論の解説とその実証的研究を目指しています。
「これこそ、ジムにふさわしいわ。」クリスマスのまえの日、デラは夫のジムへのおくりものを買うためにだいじな髪の毛を切って売ってしまいました。そして、ジムもまた…。若い2人の愛の物語「賢者のおくりもの」をはじめ、ゆかいでちょっと悲しくて、意外な結末を楽しませてくれる、オー・ヘンリー傑作短編集。
どのような表現でも、それを生み出した時代背景を背負っているのではないかー。現代世界を代表する建築家37人の作品を語りながらその思考を探り、ポストモダンの言葉と共に多様な価値観の時代を現出した戦後を、新視点から検証する。
核大国の核実験場にされつづけ、冷戦後の今日も米ソ核戦略の主舞台となっているアジア・太平洋。核戦略の主役、巡航ミサイルはなぜ野放しにされているのか。日本など沿岸国に何ができるのか。海洋と宇宙を人類共有の財産にするには?世界の科学者が、太平洋を文字通り「平和の海」にするための道を明らかにする。
食はいのちー。暮らしの場面から生命を科学する。
おちこぼれ修道女のマリアは、オーストリアの名門、トラップ男爵家の家庭教師になった。母親をなくした七人の子供達と、信心深いが茶目っ気たっぷりで、いたずら好きのマリアの生活が始まったのです。映画「菩提樹」やミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」のモデルとなった、トラップ男爵一家と家庭教師マリアの物語(実話)がテレビアニメになりました。
子供はどこから来たのか、そしてどこへ行くのか。民俗社会での子供をめぐるさまざまの儀礼、習俗、子供の遊び、わらべ歌などから現代の学校のフォークロアまで、子供へのまなざしの変遷をたどり、闇のなくなった時代に生きる子供たちにもう一度原初の輝きを取りもどさせる試み。
’68年、ソ連の戦車によって押しつぶされた“プラハの春”以後、不当な弾圧下にも、つねに人間の良心にもとづく政治を指向して市民運動の先頭に立ち、ついに’89年、チェコ・スロヴァキア大統領に就任した不条理劇作家ハヴェルの、精力的な言論活動の記録。
アイテムやモンスターの詳細データに加えすべての宮廷マップと完ぺき攻略ルートを徹底解説。ドラッケンファン待望の一冊。