※特別版と通常版では、内容の一部が異なります。
●塩野瑛久 まなざしの先へ
やわらかなまなざしで見つめているのは、一歩先の未来。
ひそやかな情熱を胸に、さらなる高みを目指し歩み続ける塩野瑛久さんが、3年ぶりに小誌にカムバック!
時にモードに、時に遊び心をきかせて、きものを自在に着こなします。
特別版だけのスペシャルカットも掲載!
●次世代染織作家25人の美しいきもの
『美しいキモノ』は、今年70周年を迎えました。
この間、きものをより豊かに、楽しくしてくださったのは、創意溢れる作り手の皆さまのこだわりと挑戦。
そこで、記念の節目に、小誌とゆかりのある現代の染織家の皆さまに『美しいキモノ』をテーマに新作を手掛けていただきました。
作家の皆さまの思いのこもった力作を身にまとうのは、吉田羊さん、中条あやみさん、木村多江さん。
個性豊かな作家の作品を見事に着こなしてくださいました。
●みんなのきものスナップ
いま着ている方のアイテム選びやコーディネートは、
きものシーンの最前線であると同時に、時代を映す貴重な資料。
令和の世に、ともにきものを愛する喜びを嚙み締めながら、
さまざまな場所、多彩な催しで、素敵な装いをキャッチしました!
●キラキラ!ほっこり!年末年始の装い
煌めく都会の年末を、ドレスアップしてにぎやかに楽しんだら、
年始は心落ち着く場所で、ゆかしくゆったり過ごしたいもの。
クリスマスシーズンからお正月へかけて、心躍る装いプランを立てましょう!
●令和に見るご公務の装い 皇室のきもの
本年は天皇陛下が即位されて5年、両陛下がご成婚30年を
お迎えになった記念すべき年にあたります。新しい御代の
雅子さま、紀子さま、佳子さまの雅やかなお姿を紹介します。
●夏小紋&夏織物の「涼感30スタイル」
四十代からのおしゃれ世代に向けて生まれ変わった『美しいキモノ』のファッション特集第二弾は、
七、八月の盛夏の時期に着用する「小紋」&「織物」の着こなし提案です。
ほかの季節に比べて、着用ルールが覚えにくく、素材のバリエーションも豊富な盛夏。
その分、おしゃれの楽しみも増えるというものです。この夏、おしゃれ感度大のスタイルをレクチャーします!
●染織レッドリストを救え! 次世代につなぐ、日本の染めと織り
博多織、大島紬、久留米絣など、名高い織物が発展した九州。
古くから海外の文化を受容してきた土地柄もあって、
独自の技術によって特色ある織物が数多く育まれました。
この特集では、九州各地に生まれた個性豊かな染織品の歴史と現在を紹介します。
●2016ゆかた ベスト・ルック53
花火大会をはじめ楽しいイベント満載の夏は、おしゃれなゆかた姿で満喫したいもの。
トレンドを反映したゆかたから、伝統技法によるクラシカルなもの、
きものとしても着られる高級なものまで男女合わせて最旬ゆかた53枚をご紹介します!
男女とも嬉しい着付け動画つき!
●夏の更衣ドレスアップ21
夏のきものには様々な素材があり、六月・九月は透けないひとえ、
七月・八月は薄物と、それぞれ着用時期にお約束があります。
更衣や素材の取り合わせのルールをマスターして、多彩な夏きもののおしゃれを楽しんで。
夏のドレッシィな訪問着と付けさげのコーディネイトを、カレンダー形式でご紹介します!
●小千谷縮の涼味
女優・羽田美智子さんがまとう麻のきもの。
暑い夏に、さらりとした着心地や涼やかさが昔より愛されてきた小千谷縮。
近年では、デザインも豊富になり人気が高まる麻のきもの。
女優の羽田美智子さんに袖を通していただきました。
●すっきり、爽やか 夏のお手入れ対策
汗をかきやすい夏こそ、できるものは自宅でこまめに洗い、
清潔かつ快適に乗り切りたいもの。
きもののお手入れ方法や暑さをしのぐための工夫のほか、
自宅で洗えて便利な「長襦袢」の新商品もご紹介します。
【別冊付録】自分で手早く! きもの&ゆかた ヘアスタイル20
トップアーティストが最旬スタイルを伝授!
●春模様のきもの
明るい日差しに誘われて多くの花がほころび始めます。
そのなかから、今年注目の花模様を選びました。
デビュー二十五周年を迎えた観月さんの洗練された、美しい着こなしで紹介します。
●「古典模様」の着こなし術
きもののおしゃれをもっと楽しみたい! という声がますます増えています。
そんな「きものおしゃれラバーズ」に向けての
今年のファッション特集のテーマは「おしゃれブラッシュアップ」。
今ひとつ洗練されない、もっと輝きたい! そんな悩みに応えます。
春号は永遠の愛されモチーフ、日本情緒あふれ、
格調高い「古典模様」のきもののコーディネイト術をレクチャーします。
●染織家 柳 悦孝と悦博の仕事
無名の職人の作ったもののなかにも美しさを認め、
評価した運動として有名な民藝運動の中心人物・柳宗悦の甥にあたる染織家、柳 悦孝と柳 悦博兄弟。
現在活躍する多くの染織家を育てました。
二人の仕事と柳兄弟に師事した弟子たちの作品をご紹介する特集です。
●都会に似合う風通織木綿の新風
綿糸を用い、経と緯の線だけの抽象的な織りで表現する二重織りの風通織木綿。
最近、軽く優しい手触りと、モダンなデザインの作品が目立ちます。その新しい潮流を追いました。
●春を招く白地の大島
精緻な絣模様や独特の色合いが人気の大島紬。
なかでも、軽やかな印象の白大島は春にふさわしいアイテムです。
モダンな色柄が揃う今季の白大島は注目度大!
革や小物に貼るの息吹をプラスして、大人のおしゃれを楽しんで。
●入卒式に着たい! 「ママきもの」
大切に育てたお子様の成長はご家族の喜び。
おめでたい人生の節目の日にこそ、きもの姿で祝いたいもの。
晴やかでありつつ母としての品格も感じられる、入卒式にふさわしい“ママきもの"をご提案します!
●晴の日の「パワーきもの」
授賞式、就任式、発表会、記者会見など、晴の場にきもので臨む女性が増えています。
人生の記念の日だからこそ、きものを選ぶ。
女性としての自分、社会人としての自分をさらに輝かせてくれる「パワーきもの」に注目します。
●「名物裂」の魅力
主に中世に舶載され、お茶の世界などで珍重された「名物裂」。
現在もその模様が親しまれている「名物裂」について、
歴史や装いのなかの模様など、様々な角度から紹介します。
第一章は女優・高島礼子さんが出会う遠州流茶道の美意識、
遠州流のお茶席を訪ね、茶席の中の裂の美を鑑賞します。
●木村孝さんを偲んで「孝好み」
小誌のほか、講演やテレビでも活躍されていた木村 孝さんが
昨年初冬、九十六歳でご逝去されました。
長年にわたる小誌との関わりのなかで、きものについて、文化について、
女性の生き方について、多大なるご教示をいただきました。
そのご遺徳を偲び、これまでの軌跡を辿ります。
【別冊付録】『いろはにキモノ』vol.5
きものはじめてさん必見!
今号は、全106ページの豪華別冊付録『いろはにキモノ』が付いてきます!
表紙を飾る、おしゃれ女子に人気の大政 絢さんもきものの魅力にはまり始めたそう。
ほんわか美人の大政さんが小紋と紬を可愛く着こなします。きものファッション強化作戦/季節の美をまとう 春模様のきもの
●夏織物の装いアップデート
大人の女性の可愛さと知性が感じられるきもの姿が魅力的な女優の吉田 羊さん。
今号では、夏の上質な織物を涼やかに着こなしていただきました。
●訪問着と付けさげ
夏のパーティシーンを彩る華やかな訪問着と付けさげを
女優・木村多江さんが涼やかに、凛と着こなしてくださいました。
夏ならではの素材や美しい季節模様をお楽しみください。
●「夏小紋」で美術館へ
暑い夏のきものでのお出掛け先に、涼しい美術館はお勧め。
ここでは薄物の夏小紋で出掛けたい都内の人気美術館&博物館を
この夏の展覧会情報と合わせてご紹介。
アート好きな女優の栗山千明さんがご案内します。
●ジャパン・ブルー 藍の世界
藍は日本人がもっとも好む色のひとつであり、藍染は日本の染織の根幹ともいうべきもの。
「ジャパン・ブルー」の成り立ちと現在を様々な角度から紹介します。
古来、日本各地で様々な藍の染織品が作られてきました。
そのなかから代表的な伝統染織と作家作品を桃井かおりさんが着こなします。
●夏のカラーストーン・ジュエリー
夏の軽やかなきものには、美しい発色のカラーストーン・ジュエリーが似合います。
アメシスト、トルマリン、ピンクサファイアなど、爽やかな色の石のリングを集めました。
音楽だけでなく、舞台に活躍の場を広げる上原多香子さんが、凛とした表情で見せてくれます。
●2017ゆかたトレンド予報
カジュアルに楽しめるゆかたは、近年ますます人気が高まっています。
古典柄から洋服のトレンドを意識したものまで、多彩に揃う2017年の最旬ゆかたをご紹介!
●動画付き!涼やかゆかたヘア
ゆかた姿をおしゃれに、美しく仕上げてくれるヘアスタイルが自分でできたら…。
そんな声にお応えして、4ステップで手早くできる、簡単ヘアアレンジをご紹介します。
写真だけでは分からないという声に応えて、ゆかたヘアスタイルがYouTubeでも見られます!
【別冊付録】二十四節気で見る「夏の更衣カレンダー」
節気と装い・夏のきもの暦、時季のきもの選び&コーディネイト講座、
夏衣に涼感を添える帯と小物セレクション、夏生地と着用早見表付き!
5月下旬〜9月まで、節季にふさわしい装いの代表例を紹介します。
●訪問着から紬まで「色選び」解決します!
そんな「きものおしゃれラバーズ」に向けての連載ファッション特集
「おしゃれブラッシュアップ」。
もっとセンスを磨きたい!もっと輝きたい!
そんな悩みにお応えして、秋号では、きものを選ぶときの最重要ポイント
「色」について徹底レクチャーします。
流行色から定番色まで、「色」から考える洗練されたきものの着こなしを勉強しましょう。
●正倉院模様の誕生
エキゾチックな魅力を持つ正倉院宝物にちなむ模様を描いたきものの逸品を
女優の高島礼子さんの華麗な着こなしでご紹介します。
●年齢を美に変える!老けない着つけ術
着つけ師・きものスタイリストの大久保信子さん直伝!
年を重ねると、若い頃とは少しずつ体のシルエットも変わってきます。
でもそんな体の変化を前向きに考え、老けて見られず、
若々しくきれいに見える着つけについて体型別にポイントをお教えします。
●可憐な吉祥の形「菊」模様
菊は秋を代表する花であると同時に、古くから日本人に愛され、
様々な形に意匠化されて染織や工芸品の模様として用いられてきました。
多様な菊模様のきものを瀧本美織さんの着こなしで紹介します。
●紬で小旅行
日常を離れた旅先で、おしゃれにきものを着こなせたら……
そんなきもの旅への憧れを抱く方も多いはず
。移動の多い旅には、動きやすい「紬」がお勧め。大人の女性にふさわしい、
クラス感のある紬を中心に、旅のコーディネイト術や役立つアイテムをご紹介します。
●「お誂え」の楽しみ
きものの「お誂え」の楽しみは、着る人の個性やセンスを生かした世界に一つだけのものを、
比較的気軽に誂えられることにあります。おしゃれセレブの方々に、
こだわりの「お誂え」きものを披露していただき、その魅力に迫ります!
●【人気連載】柴咲コウのお誂え旅
NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』のみごとな演技で注目を浴びる女優・柴咲コウさん。
きもの好きとしても知られます。今回は、着姿の要ともいえる帯〆を誂えに、
上野・池之端の「道明」を訪れました。好みの配色で、一本オーダーします。
●七五三のお祝い着
七五三は、子供の健やかな成長を祝う年中行事の一つ。
一生に一度の記念日には、ぜひ晴やかなきもの姿でお参りしましょう。
子供たちの愛らしい祝い着を紹介します。
別冊付録「皇室のきもの」
きものファン必見。皇后陛下 美智子さまをはじめとした、
皇室の方々の気品あふれる四季の装いを別冊付録でお届けします。
ご婚約を発表されました、眞子さまの麗しのお姿も満載です。表紙:松下奈緒 特集:解決!色選びの悩み
●6月から9月まで 夏の毎日コーディネイト120
華やかな社交を中心にきものを着用する“社交派”とカジュアルなシーンで
きものを日常的に楽しむ“趣味派”。二通りのライフスタイルから導く、
夏のワードローブ決定版をご紹介!120コーデのなかから、
着回し術やお勧めアイテムも提案します。特集最後の「夏きもの着用カレンダー」を
ご参考に、夏ならではのおしゃれを楽しんでください!
●「美しいキモノ」スタイルVol.2 バカンスの付けさげ
今年、皆様のご愛読のおかげで創刊65周年を迎える『美しいキモノ』。
節目の年を記念して、小誌が長年にわたり提案し続けてきた、
上品でいて華やか、誰からも愛される「美しいキモノ」スタイルをフィーチャーした
ファッション特集を年間でお届けします。
今号では、夏のバカンス先でのドレスアップシーンにほどよい品格が
ぴったりの盛夏の付けさげの着こなしをご紹介します。
●新連載 柴咲コウさんの茶の湯はじめ
きもの好きで知られ、茶道の稽古にも通う女優・柴咲コウさんが
初茶会をひらくまでの茶の湯の心を学ぶ新連載。
今回は、室町時代後期に京都で創業した「とらや」にて菓子作りを体験します。
●越後上布VS.宮古上布
麻織物の最高峰として知られる越後上布と宮古上布。
いずれも古式を守った製法技術は国の重要無形文化財に指定されています。
二大上布を様々な角度から掘り下げて紹介します。
●動画つき!自分でつくる 夏のヘアスタイル
夏のきものを涼やかに装うのに欠かせない、すっきりとまとめたヘアスタイル。
小誌でも活躍中のヘア&メイクアップアーティストの板谷裕實さんに、
自分でできるヘアスタイルを教えていただきました。
●きもの通に徹底リサーチ!暑さと雨対策
最近は雨ゴートの素材やデザインのバリエーションが広がっています。
この特集では新作コートに加えて、全国のきもの通の雨スタイルを取材。
皆さんのアイディアも参考にして、雨の日にきものを着るのが楽しくなるような
雨ゴートで出掛けませんか。
●夏の長襦袢選びと達人の工夫
年々暑くなる夏のきもので快適に過ごすには?素材別に
長襦袢や肌着類の特徴を紹介するほか、
きもの通の長襦袢のおしゃれや涼しく着る工夫を取材しました。
●トップブランドコラボ企画「染の百趣矢野」友禅訪問着をお誂え
きもの界を代表するトップブランドと「美しいキモノ」がコラボレートし、
あなただけのきものや帯のお誂えをお手伝いするこの企画。
今号のブランドは、手描き友禅の染元「染の百趣矢野」。
特別に「染の百趣矢野」で直接誂えることができる夢の企画です。
代表的なデザインをもとに、ご自身の体型にもぴったりと合った
オリジナルのデザインで模様や配色もすべて思うままに。
世界で一枚だけの、手描き友禅の魅力をお楽しみになれます。
●紬で“アート旅”へ
今年、皆様のご愛読のおかげで創刊六十五周年を迎えた『美しいキモノ』。
節目の年を記念して、小誌が長年にわたり提案し続けてきた、上品でいて華やか、
誰からも愛される「美しいキモノ」スタイルをフィーチャーしたファッション特集を
年間でお届けします。今号は、美術館巡りと名づけ、クリエイティブ感あふれる
こだわりの紬や木綿の秋の着こなしをご紹介します。
●菊模様のきもの
いにしえより日本人に愛されてきた菊の花。様々にデザイン化され衣装に表されてきました。
女優の比嘉愛未さんが、小紋から訪問着まで、秋の花、菊模様のきものをおしゃれに着こなします。
●精緻の極み 京鹿の子絞VS.有松・鳴海絞
絞り染の双璧として知られる京鹿の子絞と有松・鳴海絞。
贅沢で豪華な衣料を作る技として精緻を極め、いつの時代も女性を虜にしてきました。
二つの絞り染の魅力を様々な角度からご紹介します。
●伝えたい!「木村 孝のおしゃれの極意」
いつも素敵なきもの姿で装いのお手本を見せてくださった染織研究家の木村 孝さん。
小誌に初登場してから五十年余。監修、執筆、講演、コーディネイトと幅広く活躍され、
和装界に大きな足跡を残されました。他界されて十一月で二年、
小誌とともに活動を振り返り、次代に伝えたい木村さんのおしゃれ哲学を探ります。
●草刈民代さんが装う、叙勲の色留袖
人生の節目となる晴の日にふさわしい格調高い色留袖を紹介します。
ご自身も色留袖でご主人の勲章伝達式に臨まれた、女優の草刈民代さんの着こなしをご覧ください。
●“九寸”なごや帯を極める
小紋の紬などのカジュアルなきものに、おしゃれ感を添えてくれるのが「なごや帯」。
小紋柄や季節柄、ユニークなもの、愛らしいものなど、
多種多彩な染め&織りなごや帯約五十点を紹介します。
なごや帯の基礎知識やコーディネイト実例も併せて、なごや帯のすべてが分かります!
●大河ドラマ『西郷どん』の衣装
ドラマに「ふき」役で出演中の女優・高梨 臨さんに、
江戸の姫君をイメージした豪華な振袖と訪問着をお召しいただき、
ご自身の役どころ「ふき」とドラマについてお話をうかがいました。
●きもので七五三詣
子供の健やかな成長を願う七五三詣。家族の思い出に残る記念日こそ、
晴やかなきもの姿で迎えましょう。愛らしい祝い着とお母様の装いの特集のほか、
和装小物や着つけについてもご紹介します。昨年、神田明神で開催した
七五三スナップも併せてお楽しみください。
【別冊付録1】紋の基礎知識
紋の種類と付け方/きものの種類と紋/紋ができるまで/紋の豆知識とQ&Aなどなど…
紋の技法と図柄の形式から自由に楽しむしゃれ紋まで、紋のすべてが分かる一冊です!
【別冊付録2】博多織スタイルブック
キーワードは「凛」。今、知的なきものスタイルが素敵です。
“凛”と着こなす博多織のおしゃれの数々をご紹介します!
●初釜、新年会、ニューイヤーオペラで輝く
新春の訪問着
今年、皆様のご愛読のおかげで創刊65周年を迎えた『美しいキモノ』。
節目の年を記念して、小誌が長年にわたり提案し続けてきた、
上品でいて華やか、誰からも愛される「美しいキモノ」スタイルを
フィーチャーしたファッション特集をお届けしてまいりました。
最終回では、一年でいちばんきものを着る機会が多い、新年の華やかな
三大シーンにふさわしい訪問着の着こなしをご紹介します。
●小紋&紬 華やぎコーディネイト
着る人の個性やセンスが光る「小紋&紬」は様々な着こなしが楽しめ、
おしゃれに敏感な女性のマストアイテム!
和のお稽古やクリスマス会、初詣に新年の集まりなど、
イベントの多い年末年始に着たい「小紋&紬」の魅惑のコーディネイトを
紹介します。
●夢の双璧 【西陣織 VS 博多織】
帯を中心にした織物の双璧として知られる西陣織と博多織。
長い歴史のなか、伝統を守りつつも革新を行い続けてきた
二大織物について、様々な角度から紹介します。
●きもの収納大全 / 整理上手はきもの美人を作ります
大切なきものや帯を埃や湿気から守り、いつも美しく整理しておきたい。
きもの愛好家のこうした願いを上手に実践している方々と、多彩な収納法、
使い良い箪笥やたとう紙など、収納のすべてを紹介します。
●男のきもの2019
素材や色、小物の取り合わせで無限に表情を変えるきものの装い。
おしゃれな男性ほど、洋服だけに飽き足らず、その魅力にはまる人が増えています。
パート1ではきものの最旬コレクションを、パート2ではきものの未来について
鼎談形式で迫ります!
●重要無形文化財「江戸小紋」保持者認定記念
小宮康正の仕事
江戸小紋の小宮家3代目・小宮康正さんが、重要無形文化財「江戸小紋」保持者に
認定されました。
祖父・康助さん、父・康孝さんに続く快挙です。
ここに江戸小紋に捧げる、日々の仕事と技を紹介いたします。
●私たち絣応援団 / 各地の風土に育まれた織物を残したい!
近年、先染め織物のなかでも絣の生産量が特に減っています。
日本各地に発展してきた多種多様な絣織物が厳しい環境にある今、
次の世代に絣を伝えたいという思いを二回に分けて特集。
今号は、様々な立場の方に日本の美しい絣への愛と
絣を残すために何ができるかを語っていただきます。
●冬の街角に映える羽織&コート
防寒としても、ちり除けとしても必須の冬のお出掛けコートや羽織。
きものとの色合わせの妙が楽しめ、おしゃれ度がさらにアップする
エレガントなコートを紹介します。
●人気ブランド×美しいキモノコラボ企画
スペシャルお誂えBOX「アトリエシムラ」
きもの界を代表する人気ブランドと「美しいキモノ」がコラボレートし、
あなただけのきものや帯のお誂えをお手伝いするこの企画。
大好評だった2016年に続き、今年も新たなお誂えプランを提案します。
今号は紬織の人間国宝・志村ふくみさんと染織作家・志村洋子さん親子の
芸術精神を受け継ぐブランド「アトリエシムラ」で直接誂えることができる、
夢の企画です。
【別冊付録】伝統美をまとう気品あるお姿
平成版 皇室のきもの
美智子さま麗しのお姿満載の一冊をお届けします。
1 国内各地へのご訪問
2 世界の国々との友好
3 多彩な宮中のご公務
4 内親王殿下・女王殿下の振袖の装い
5 慶祝 高円宮家 絢子女王殿下 ご結婚
●お花見のきもの
吉田 羊さんが着こなすゆったりお花見気分/お花見のタイプ別着こなし術/
きもの好きのリアル「お花見」スタイル/
観桜のパーティ訪問着から、花見ランチの紬までシーン別着こなし術をご紹介します。
●季節の彩りをまとう 桜薫る午後
昨年一年間毎号ご登場いただき、美しいきもの姿が人気を集めた
女優の松嶋菜々子さん。四月からは二十三年ぶりの朝ドラに出演します。
春を代表する「桜」のきものを着こなしていただきました。
●吹石一恵さん初登場! 花のミューズになる春
一年で最も美しい季節、春。寒さの厳しい冬を超え、暖かな光のなかで花々は眠りから目を覚まし、
春の喜びを誇らかに謳い上げます。桜を筆頭に、春に咲く花を題材にした華麗なきものを、
女優の吹石一恵さんに着こなしていただきます。
●私たち絣応援団!
近年、先染め織物のなかでも絣の生産量が特に減っています。
日本各地に発展してきた多種多様な絣織物が厳しい環境にある今、
次の世代に絣を伝えたいという思いを二回に分けて特集。
今号は、産地に絣の作り手を訪ね、各産地の特色と現状を紹介します。
また、織物を多く扱う呉服問屋を取材。
絣のために今できることを考えます。
●今、おしゃれ心を満たす「色無地」のきもの
万能のきものとして常に高い人気を誇る色無地。
この特集では、今着たい色、生地のタイプを紹介します。
無地のおしゃれをアップデートして、洗練されたきもの美人を目指しましょう。
●入卒式の「ママきもの」
子どもの入学式や卒業式にきものを着て出席するお母さま方が増えています。
母としての品格を保ちつつお祝いの日にふさわしい晴れやかな新作きものをご紹介。
タレントや女優として活躍し、一児の母でもある安田美沙子さんにお召しいただきます。
●春色から始まる!先取りひとえ
昨今の温暖化により、本来であれば六月からのひとえを先取りして
五月頃から着用する人が増えています。茶会やフォーマルな場でなければ、
その時々の気候に合わせて軽やかにきもののおしゃれを楽しみたいもの。
春先の着用にふさわしい新作を紹介します。
●[連載]柴咲コウさんの茶の湯はじめ
きもの好きで知られ、茶道をたしなまれている女優・柴咲コウさんが、初茶会をひらくまでの
茶の湯の心を学ぶ連載です。今回は漆芸家の村瀬治兵衛さんに茶器選びを教わります。
【別冊付録】芸舞妓の四季暦
人気芸妓・紗月さんの7年間に密着!
いつも、おおきに!紗月どす 2011年2月28日に店出しをして舞妓さんに、
2015年2月23日に衿替えをして芸妓さんになった紗月さん。
キュートな笑顔と明るい性格で祇園を代表する人気の芸妓さんになりました。
十三参りの企画で小誌に初登場、舞妓さんになってから8年にわたり折に触れ
ご登場いただいてきた、紗月さんの祇園での日々をまるごと一冊にまとめてご紹介します!
and more..!
●「お食事」のきもの
1章 女優・吉田 羊さん きもので召しませ秋の美味/
2章 T.P.O.別に考える「お食事」のきものの着こなし/
3章 きものラバーズのお食事スタイル/
いつの世も上質で品がよく、誰からも愛される高感度の高い
きものスタイルを提案してきた『美しいキモノ』。
シーン別の着こなしを紹介するファッション特集の第3回は
目上の方との豪華なディナーから友人との気負わないランチまで、
さまざまなお食事の場面にふさわしいおしゃれな着こなしをご紹介します。
●秋の行事に心強い 美しい訪問着と付けさげ
女優・松嶋菜々子さんが着こなす格調高い訪問着/清楚に着こなす気品のある付けさげ/
気候が穏やかで、イベントも増える秋。訪問着や付けさげに秋のムードを添え、
改まった気持ちで出掛けましょう。
●秋のお出掛けを楽しむ 紬スタイル
会食や美術館巡り、旅行などにおすすめの紬を女優・比嘉愛未さんの
素敵な着こなしで紹介します。
各地の特色ある織の魅力をご覧ください。
●しなやかにまとう 男のきもの
俳優・高橋一生さんが着こなす素敵な大人のきものスタイル/男のきものキーワード/
おしゃれなきもの姿拝見/
近頃は、男性のきものファンも増え、形にとらわれすぎず
“自分らしさ”を大切にした個性的なおしゃれを楽しんでいる方も増えています。
今年らしい装いや、知っておきたい基本ルールを紹介します。
●ママもきもので揃ってお参りを 七五三のお祝い着
「七五三」の祝い着や帯を彩る模様には、子どもの健やかな成長と
多幸を願って縁起のよいモチーフが多く使われています。
お子様のおめでたい祝い着のほか、付き添いのお母様にふさわしい
エレガントなきものも紹介します。
ぜひ揃ってきものでお参りを。
●「京風きつけ教室」を主宰する、元祇園芸妓・今井 茜さんが教える はんなり着つけ術
京都の祇園で芸舞妓として勤めた経験を生かし、主宰する教室で
「きもの美人への近道」シリーズとして着つけの指導をしている今井 茜さん。
今回は今井さん流の着つけについて詳しくご紹介します。
今回が全プロセス初公開!
●女優・栗山千明さんが装う 秋麗・美を極める 季節の模様
季節を彩る自然の模様をきものに映して装いました。
装うシーンや立場に応じて季節感を取り入れて楽しみたいものです。
豊かな自然を巧みな技で写した染織の美をお伝えします。
【別冊付録】東京&京都 きものが似合うレストラン
“きものが似合うレストラン”とは?本特集では、きもの愛好家の方々に
アンケートを実施し、「東京&京都のきものが似合うレストラン」を教えていただきました。
和の空間なら、凝った織りのきものに季節の染め帯、モダンな設えなら、瀟洒な付けさげ……。
訪れる店に合わせて装いを考えるのも、楽しみの一つです。
きもののおしゃれをして出掛けたくなるスペシャルなレストラン26軒をご紹介します。
●女優・松嶋菜々子さんが装う 令和を寿ぐ気高き梅模様
時あたかも新春の好き月……。奈良時代より日本人に新春を告げるのは、
香り高くも奥ゆかしく咲く梅の花。令和初の新年、訪問着から小紋まで、
いつになく豊富に咲きそろった梅の柄を、女優・松嶋菜々子さんがまといます。
●3つのキーワードで見る 今年のトレンド「紬」
この冬の「紬」のトレンドとは?カジュアルに楽しめる紬だからこそ、
今のトレンドを上手に取り入れ、スタイリッシュに着こなしたいもの。
今年流行の兆しのある紬の選び方や、旬の色、小物使いなど、
『美しいキモノ』が考えるおしゃれのポイントを徹底レクチャーします!
●「令和」初の師走と新年はきもので迎えたい!年末年始の装い
いつの世も上質で品がよく、誰からも愛される好感度の高いきものスタイルを
提案してきた『美しいキモノ』。シーン別の着こなしを紹介するファッション特集の
最終回は、一年のなかでも、最も、きものを着る機会が多い、年末年始のお出掛けに
おすすめの着こなしをご紹介。新元号になって初めて迎える年末年始は、
ぜひ、きもので祝いましょう!
●女優柴咲コウさんの茶の湯はじめ [最終回]茶会をひらく
きもの好きで知られ、茶道の稽古にも通う女優・柴咲コウさんが、
初茶会をひらくまでの茶の湯を学ぶ連載。最終回は、お茶の師匠である
武者小路千家家元後嗣・千宗屋さんをお招きし、一客一亭の茶会をひらきます。
●究極の色を作る黒染の技 華やかさと気品漂う「黒色」の魅力
きものを美しく彩る染色のなかで、特別な色として注目したい黒。
この企画では、華やかで格調高い装いを紹介しつつ、
現在も続く、黒染の希少な職人技を紹介します。
改めて、大切に着続けていきたい「黒色」の魅力を探ります。
●コーディネートが楽しくなる 新作帯カタログ100選
年末から年始にかけては、きものでお出掛けの方も多いのではないでしようか。
この特集では、盛装向きからしゃれ着向きまで、さまざまなタイプの帯を紹介します。
お気に入りを見つけてください。
●黒田啓蔵さん直伝!自分でできるきものヘア
もしも自分で髪を結えたなら、きものを気軽に着られるし、
装いがもっと素敵に見えるのに……。人気ヘア&メイクアップアーティスト・黒田啓蔵さんが、
10分で出来上がる簡単プロセスで、その願いをかなえます。
●贈り物上手が教えるギフト小物2019
日頃の感謝の気持ちを込めて贈る「ギフト」。
贈り物の楽しみは、相手の笑顔はもちろん、その人のことを思いながら選ぶ
豊かな時間にもあるでしょう。本特集では、きもの巧者の方々にご協力をお願いし、
きもの好きに贈りたいおすすめ小物を教えていただきました。
●[表紙の人] 鈴木京香さん 涼やかな草木の布
爽やかなショートカットに夏の織物がよくお似合いの鈴木京香さん。
表紙では沖縄本島の喜如嘉で作られている芭蕉布をお召しいただきました。
「芭蕉布は憧れのきものでしたので嬉しかったです。
真夏に涼やかでしょうね。合わせた帯も草木の繊維で、自然の生命力を感じました。」
●40代からのワードローブ構築術 [第2回]「付けさげ」と「夏織物」さえあれば!
『美しいキモノ』は令和もきものラヴァーズを応援します!
40代になって、きものに興味が涌いてきた女性たちに、夏号では
“このきものさえあれば盛夏のおしゃれは万全”という2大アイテムをピックアップ。
およばれの場面で着る方には「付けさげ」、日常に楽しむ方には「夏織物」が
おすすめです。それぞれの魅力とコーディネートのコツをご提案します。
●夏きものの逸品 夏姿
飛び切りおしゃれで、一陣の涼風を呼び込むように暑さを忘れさせてくれるー。
私たちが憧れるそんな夏の着姿を女優の観月ありささんが披露してくださいました。
●雪国の麻 越後上布と小千谷縮の現在
春先、白い雪に晒されてひらめく美しい織物は、まるで長い冬の忍耐と苦労を
すべて解き放つかのよう……。雪国の冷気と作り手の誠意が織りなす
新潟の麻織物が、日本の夏をすがすがしく彩ります。
●夏きものの「トリセツ」
夏のきものは約束事が多くて難しそうと思っていませんか。
TPOや帯合わせの基本は袷と同じですから、恐るるに足らず!
さまざまな素材から選べる夏ならではのおしゃれを
楽しむためのコーディネート法を紹介します。
●京風着つけの今井茜さんと選ぶ はんなり夏小物
今年も、涼しげで美しい季節の小物が揃いました。
奥ゆかしく上品な着こなしを完成させる逸品を、「京風きつけ教室」主宰で
元祇園芸妓でもある今井茜さんと探しましょう。
●「夏のお手入れ」どうしてますか?
夏のきものは汗などの汚れがどうしても気になります。
そこで、きもの愛好家や悉皆のプロの意見を聞いて今のリアルな夏きものの
お手入れについてまとめました。
[別冊付録] 2020最旬ゆかた 決定版
夏のおしゃれの合言葉は「ゆかた」。
今回、技法や素材にこだわった高級ゆかたからトレンド感溢れるもの、
今年注目の最新アイテムが全44点、勢揃いしました。
お気に入りの一枚を見つけ、自分らしいスタイルを手に入れて!
●40代からのワードローブ構築術 [第3回]いま欲しいのは、「一生愛せる紬」です
40代で求めるきものは、人生の後半戦を伴走する大切な存在。特別な日より、
日々の暮らしに自分らしいおしゃれを取り入れたいいま、自分に寄り添ってくれる
きものといえば「紬」でしょう。今号では「一生愛せる紬」をテーマに、
おすすめの紬とコーディネートを多角的にご紹介します。
●ユネスコ無形文化遺産登録10周年記念特集 結城紬を訪ねて
真綿から手つむぎした糸だけを使い、昔ながらの技法で作られる本場結城紬。
世界にも類を見ない織物としてユネスコ無形文化遺産に登録され、今年で10周年を迎えました。
紬の最高峰、きもの好き垂涎の的ーー 数々の賛辞で彩られる本場結城紬はなぜ「特別」なのでしょうか。
その製作工程を追いながら本場結城紬の価値を高めてきた手業の粋を紹介します。
●百菊繚乱
見上げる空が少し高く感じられる今日このごろ、きもののおしゃれがいっそう
楽しめる時季の到来です。息災であることの大切さを誰もが心から思ういま、
とくに気になるのは、菊を描いたきもの。不老長寿の薬効も信じられてきた
吉祥のシンボルを、吉田羊さんが艶やかに着こなしてくださいました。
●“きもの通が最後に行き着く”「半幅帯」の楽しみ
近ごろ季節、年代問わず人気の高い半幅帯。多種あるなかから吟味して、
くだけすぎずにさりげなく装うことの奥深さといったら!
きものを知る人ほど、おしゃれ心をくすぐられています。
●きものヘア&メイクの「正解」
きちんとしていて、上品で、現代的──。2016年の4月から今年の3月まで、4年にわたって
司会を務めたNHK・Eテレ「にっぽんの芸能」でのきもの姿が評判だった女優の石田ひかりさん。
その美を支えたのが人気ヘア&メイクアップアーティストのEitaさんです。
今回、お二人が考えるきもの美容の神髄を特別取材。真似したい“美のコツ”がいっぱいです!
●杉本博司さん×「ぎをん齋藤」齋藤貞一郎さん 染織という芸術
世界的に高く評価される現代美術作家の杉本博司さんと、
京都・祇園の老舗呉服店「ぎをん齋藤」七代目当主の齋藤貞一郎さん。
同じ年に生を受け、ともに古美術を深く愛するお二人は、これまで35年にわたる
交流のなかで数々の染織作品を生み出してきました。そこに込められた思いとは?
ーー小誌独占取材でお届けします。
●いま、あらためて大切にしたい模様の力 吉祥模様の訪問着
日本人の美意識によって育まれてきた模様には、おめでたいものを意匠化した
吉祥模様が数多くあります。招福の祈りを込めた吉祥模様を身に着けることで、
心豊かなおしゃれを楽しみましょう。訪問着と付けさげで縁起のよい装い紹介します。
●[別冊付録]東京「頼りになる」呉服店
“きもののおしゃれを始めたい、もっと楽しみたい”
そんな私たちの願いを叶えてくれるのが、きもののプロフェッショナルである呉服店です。
この冊子では、東京にある信頼のおけるお店に4つの切り口でのきもの選びを相談。
それぞれの個性を反映したコーディネートをご提案いただきました。
人気店の「好み」を楽しみ、お店選びの参考になさってください。
●40代からのワードローブ構築術 [第4回]お仕事きもの始めます!/吉田 羊さん
時節柄きものを着てのお出掛けやイベントの機会が以前のようにもてないのがもどかしいー。
そんなきものラバーズの声が編集部に届いています。そこで今号では、
日常の仕事の場面できものを着ることを提案します。
大好きなきものを着て仕事をすれば自分に自信が生まれ、気持ちも上がって、
きっとよい結果が生まれそうです。そんな「お仕事きもの」をご紹介しましょう。
●染色技術のオーケストラ 京友禅/松嶋菜々子さん
洗練された色模様と多様な表現で、江戸中期以降、
日本染織の中心的な分野のひとつとなった京友禅。
分業により、多くの人が関わって美しい作品を生み出してきました。
本特集では、一枚のきものに込められた技術者たちの知恵と思いが響き合い、
京友禅という芸術に結実するまでの道のりをご紹介します。
●染めのきもので晴れやかに!年末年始の装い/田中麗奈さん
いろいろあった2020年も、あとわずか。年末年始は気持ちも晴れやかに、
自分へのごほうびの意味も込めてとびきりのおしゃれを。
新鮮で心浮き立つ染めのきもので、新年を祝いましょう。
●花織のきもの/中条あやみさん
花織は沖縄で発展した浮き織。洗練された印象でほどよい華やかさがあり、
まさにいまの気分にふさわしいおしゃれ着といえそうです。
沖縄各地の花織を女優の中条あやみさんにお召しいただき、紹介します。
●女優・波乃久里子さんの思い出きもの
歌舞伎一家に生まれ、4歳で初舞台に立ち、劇団新派の最前線で現代の演劇文化を
切り拓いてきた女優・波乃久里子さん。各界の著名人に囲まれた人生の折々に、
貴重なきものとの出合いがありました。
●ジャパニーズポップ・銘仙/マドモアゼル・ユリアさん
大正から昭和に掛け一世を風靡した織物「銘仙」。当時は気軽な普段着として親しまれ、
流行を敏感に反映したものが盛んに作られました。その驚くほど大胆で自由なデザインは、
近年再び話題を呼んでいます。令和に生きる私たちを魅了する「銘仙」について、さまざまに迫ります!
●きものとマスクの「よい関係」
ウィズコロナ時代、きものの装いにもマスクは欠かせないアイテムとなりました。
着けるからには、きものを引き立て、装いの完成度を高めるものを。
いままさに生まれつつある「装いの新バランス」を探りましょう。
【別冊付録】この着付けがすごい!2020
一反の布から直線で切り取ったパーツを縫い合わせて仕立てられるきもの。
衣服として昔からずっと変わらないシンプルな形状でありながら、
「どう着るか」の工夫次第でその印象が千差万別に変化し、
さまざまな表情を見せるのが魅力のひとつです。
この冊子では、きものの達人が試行錯誤して辿り着いた着付けの
「秘訣」をご紹介します。これからきものを着る人も、もっと素敵に着たい人も。
「なりたい着姿」を叶えるための、ヒントが満載です。
●「きもののおしゃれ」アップデート2021/吉田 羊さん
自由にお出掛けできる生活に戻るには、まだ少し時間がかかりそう。とはいえ、きもののおしゃれは日々更新されています。
おうち時間が長くなっていて、おしゃれのアップデートを怠っていませんか。
お出掛けの機会が戻ってきたときにとびきりおしゃれでいられるように、この特集ではきものラバーズの皆さまの
「いま気になるきもののおしゃれ」について徹底リサーチ。その声を反映したおしゃれのコツをたっぷりご紹介いたします!
●百花のワルツーー表紙の人/中条あやみさん
ドラマやCM、雑誌と、その顔を見ない日はないほど活躍中の中条あやみさん。
キュートな魅力あふれるあやみさんに春いっぱいのきものをお召しいただきました。
●極小模様に込めた美意識 江戸小紋の魅力
微細な模様を彫った型紙を使い、染めた江戸小紋。
遠目には無地に見えますが、近づくと整然と浮かび上がる個性豊かな模様表現に心奪われます。
現代でも新しいデザインが作られ、模様の種類は数百にも及ぶ江戸小紋の奥深い魅力と着こなしに迫ります。
●春を呼ぶ花模様のきもの/佐々木 希さん
植物が芽吹き花開く春。新しい季節を迎え、華やかで幸せな気分にしてくれるきものをまといたいもの。
春の花をモチーフにした訪問着を紹介します。
●「木綿」が着たい/市川実和子さん
それは土と種と緩やかな時間と、温かな人の手からの贈り物。素朴な懐かしさを感じさせるものから、
モダンに磨き上げられたものまでいまこそ包まれたい、木綿きものの優しさの秘密に迫ります。
●春のおしゃれの合言葉は“先取りひとえ”
温暖化の進む近頃では、通常6月からのひとえを気候に合わせて5月ごろから着用する人も増えています。
着る人にとっての“心地よさ”を第一に、おしゃれを柔軟に楽しみたいもの。
ひとえに向く春の装いを紹介します。
●初宮参りから成人式まで、節目の行事を彩る 子どものきもの
子どものきもの姿は可愛らしく、見ている周りも明るい気持ちになります。
誕生から成人までの行事やお出かけの装いを、きものを長く楽しむ工夫を交えて紹介します。
【とじこみ付録】おうち時間応援企画 “千總”の塗り絵
大人向けのクリエイティブな趣味として近年、注目を集めている「塗り絵」。
京友禅の老舗「千總」の協力を得て、表紙のきものの塗り絵を特別に制作しました。
ぜひご一緒に、きものの美を塗り絵で楽しみましょう!
1
●春のよそゆき
若葉萌え、花咲く春。
いきいきとした色彩に街が塗り替えられる春こそ、
特別感のあるおしゃれに胸を高鳴らせお出掛けを楽しみたいものです。
長らくお籠もりをしていた間に、よそゆききもののトレンドや着こなしにも変化の兆しが。
2022年の染めのきものの新潮流とともに、最旬の着こなしを紹介します。
2
●染織探訪 奄美大島紬
昭和の大ブームから時を経て、再び注目が集まっている大島紬。
発祥の地である奄美大島を訪ね、本場奄美大島紬の魅力をひもときます。
3
●浦野理一の世界
昭和に活躍した染織プロデューサー・浦野理一。独特の美意識に裏打ちされたきものや帯は、
小津安二郎の映画をはじめさまざまなメディアに登場し、一世を風靡しました。
それらはいまなお新鮮で、私たちの心を惹きつけます。浦野の魅力に迫りましょう!
4
●通好みの「織りきもの」
経緯の糸が織りなす緊張感と手仕事の穏やかな温もり。
産地の伝統に新鮮な発想を、作家の創意に時代の薫りを乗せて誰も着たことのないきものがいま確かに生まれています。
5
●続・半幅帯の楽しみ
2020年秋号の半幅帯特集に大きな反響をいただきました。
第2弾としてカジュアルの枠を超えた多彩な
コーディネートと大人向きの素敵な結び方を紹介します。
6
●洗練のセルフヘア&メイク
きもの姿をもっと品よく、美しく見せたい…皆さまのそんな気持ちにお応えするため、
「美しいキモノ」では、この春号から美容企画に力を入れてまいります。
例えば、白い衿や足袋に感じる清潔感、
絹という素材の艶やかさ、きものならで繊細な色、
きものという世界観を愛する方が求める「美」をトータルで表現するために
大切な美容をこれからご一緒に考えていきたいと思っています。
まず最初の今号は、いちばんの基本となるベースメイク、
そしてきもの姿の要ともなるヘアアレンジを紹介いたします。■春のおしゃれは“カラフル”が合言葉!心ときめく「春の盛装」 ■きものから小物まで実例紹介「お誂え」の愉しみ ■帯どめの世界 ■十三参りのきもの ■カルチャー特集 ■奄美大島紬のいま ■浦野利一ときもの
●新垣結衣さん初登場!夏のきものワードローブ
暑さをほんのひととき忘れさせてくれる夏の装いを、俳優・新垣結衣さんが爽やかに着こなします。
さらにきもの愛好家のリアルな声をもとに最新トレンドをキャッチ、本格派の浴衣や上質な夏小物もご紹介します。
夏きものの“いま”がわかる決定版です!
●宮沢氷魚さんがおしゃれに着こなす、男の夏きもの最新版
素材のバリエーションが豊富な夏のきものは、
マテリアルやストーリーにこだわる男性にぜひ挑戦していただきたいもの。
モデル・俳優の宮沢氷魚さんがきもので過ごす夏を誌面で表現。
初心者に向けたQ&Aやおすすめの夏スタイルなど、
男性の夏きもの情報をたっぷりお届けします。
●吉田羊さん、上布にときめく
おもに7、8月に着用する涼感豊かな素材「麻」。
なかでも、上質な苧麻で織られたきものは「上布」と呼ばれ、
昔から憧れをもって伝えられてきました。
年々稀少になる手仕事の結晶をご紹介します。
●田中麗奈さんと味わう、清く楽しく博多織
その美しさ、締めやすさから、一家に一本といっても過言ではない博多織の帯。
永遠のスタンダードはいまさらに、あちこちでたくましく進化しています。
●『王様に捧ぐ薬指』ロケ現場からお届け!松嶋菜々子さんのドラマのきもの
好評放送中のドラマ「王様に捧ぐ薬指」でヒロイン羽田綾華の結婚相手である新田東郷の母親・新田静を演じる松嶋菜々子さん。
ドラマ内でのきもの姿を、ロケ現場から特別にお届けします。
スタイリスト大沼こずえさんのコーディネート解説も必読です。
●夏の訪問着と色留袖
ひとえと盛夏の礼装、盛装を石田ひかりさんの着こなしで紹介します。
華やかな場をいっそう盛り上げる、目にも涼しいコーディネートです。
美しいキモノの表紙に宮沢氷魚さんが初登場!
その長身を活かし、ファッションモデルとして活躍する一方で、話題のドラマや映画、舞台にまで活動の幅を広げる宮沢氷魚さん。
男のきもの特集では、夏きものをまとい、涼やかな表情の中にも洋装とはまた違う魅力を存分にたたえた宮沢さんの、特別なポートレートとインタビューをお届けします。
※通常版と増刊宮沢氷魚特別版では、表紙の他に一部の内容が異なります。
●新垣結衣さん初登場!夏のきものワードローブ
暑さをほんのひととき忘れさせてくれる夏の装いを、俳優・新垣結衣さんが爽やかに着こなします。
さらにきもの愛好家のリアルな声をもとに最新トレンドをキャッチ、本格派の浴衣や上質な夏小物もご紹介します。
夏きものの“いま”がわかる決定版です!
●宮沢氷魚さんがおしゃれに着こなす、男の夏きもの最新版
素材のバリエーションが豊富な夏のきものは、
マテリアルやストーリーにこだわる男性にぜひ挑戦していただきたいもの。
モデル・俳優の宮沢氷魚さんがきもので過ごす夏を誌面で表現。
初心者に向けたQ&Aやおすすめの夏スタイルなど、
男性の夏きもの情報をたっぷりお届けします。
●吉田羊さん、上布にときめく
おもに7、8月に着用する涼感豊かな素材「麻」。
なかでも、上質な苧麻で織られたきものは「上布」と呼ばれ、
昔から憧れをもって伝えられてきました。
年々稀少になる手仕事の結晶をご紹介します。
●田中麗奈さんと味わう、清く楽しく博多織
その美しさ、締めやすさから、一家に一本といっても過言ではない博多織の帯。
永遠のスタンダードはいまさらに、あちこちでたくましく進化しています。
●『王様に捧ぐ薬指』ロケ現場からお届け!松嶋菜々子さんのドラマのきもの
好評放送中のドラマ「王様に捧ぐ薬指」でヒロイン羽田綾華の結婚相手である新田東郷の母親・新田静を演じる松嶋菜々子さん。
ドラマ内でのきもの姿を、ロケ現場から特別にお届けします。
スタイリスト大沼こずえさんのコーディネート解説も必読です。
●夏の訪問着と色留袖
ひとえと盛夏の礼装、盛装を石田ひかりさんの着こなしで紹介します。
華やかな場をいっそう盛り上げる、目にも涼しいコーディネートです。