365個のQ&Aで、ほぼ日手帳を徹底ガイド!
≪本誌の特長≫
◆基礎から最先端まで、幅広い情報満載の臨床栄養総合誌!
◆生活習慣病への対策やNSTなどのチーム医療が重視され、栄養管理を担う管理栄養士・栄養士への期待はますます高まるなか、すぐに臨床で活用できる最新の知識をはじめ、日常業務のスキルアップのための情報や施設のルポルタージュ、新たな診療ガイドラインなど、医学・医療界の動向を含めた情報を広く紹介しています。
≪特集テーマの紹介≫
●厚生労働省は健康日本21(第三次)における身体活動・運動分野の取り組みを推進するため、「健康づくりのための身体活動基準2013」を改訂して「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」を公表しました。このガイドは、健康づくりにかかわる専門家、政策立案者、職場管理者、健康・医療・介護分野における身体活動を支援する関係者を対象者に、健康づくりのための身体活動や運動に関する推奨事項や参考情報をまとめたものです。
●栄養・食生活の分野には「日本人の食事摂取基準」があり、これには数種類の指標が存在しますが、「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」では定量的な推奨値と全体の方向性を示す定性的な推奨事項の2種類のみであり、食事摂取基準とは異なる特徴をもっています。
●今回の特集を通じて、健康づくりのための身体活動や運動に関する推奨値や推奨事項に対する理解を深め、栄養・食生活の指導に活用するだけでなく、ご自身の健康づくりにも役立てていただきたいです。
【目次】
特集にあたって
身体活動・運動ガイドの歴史と変遷
健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023の概要
【推奨事項のポイント】
「成人版」の概要とポイント
「こども版」の概要とポイント
「高齢者版」の概要とポイント
【参考情報を読み解く】
慢性疾患を有する人の身体活動のポイント
座位行動の概念と考え方
筋力トレーニングについて
身体活動による疾患等の発症予防・改善のメカニズム
●タボロミクス研究の栄養・食品分野への展開と栄養学研究の未来〈前編〉
栄養メタボロミクスと臨床栄養
●病棟のプロフェッショナルたち
市立東大阪医療センター 腎臓内科・糖尿病内科・口腔外科病棟
新連載
●学校給食に学ぶ 食品ロス削減のコツー「2R・3R」の視点から(1)
はじめに
●座談会
「行動栄養学」への招待
●スポット
市民主体型フレイルチェックの実践と要支援・要介護新規認定の予測
研究者が強調したいサプリメント利用のポイントー運動現場を例にして
連載
●栄養指導・栄養管理に活かしたい 食物繊維学の新常識(5)
食物繊維と肥満
●代謝からみた 身体活動&栄養のサイエンス最前線(11)
全身持久力の新たな基準値ー「身体活動・運動ガイド2023」の活用のために
●Case Reportに学ぶ 摂食嚥下障害の栄養アセスメントと介入のコツ(20)
前交通動脈瘤破裂によるくも膜下出血後、経鼻胃管栄養法での栄養支援から完全経口摂取へ移行できた症例ー在宅・住宅型有料老人施設での支援
●Medical Nutritionist養成講座77〈最終回〉
カテーテル関連血流感染症:CRBSIへの対応
●Dr.雨海の男性臨床栄養学(27)〈隔月連載〉
グルコースの逆襲(3)-RFS今昔物語
●ORIGAMI ART-食に活かすおりがみ/食の教養
メロン
●こんだてじまん
じまんの一品料理 麻婆茄子
和泉市立総合医療センター
●国家試験
第38回管理栄養士国家試験 解答・解説(1)
リアルな視点と本音で綴るワインガイド巻頭特集 『 ブルゴーニュ生産者が書いてくれたメッセージをお届けします ・2019年ヴィンテージについて ・コロナ禍のこの1年の仕事・環境など ・その他の有益な情報 』 内容/コロナ禍の影響でなかなか渡仏することができず、現地の生きた情報をお伝えづらくなっています。それならば、現地の造り手に直接聞いてしまおう!ということでメッセージを寄せていただきました。これを読めば今のブルゴーニュが分かります!!
こんなメールがきたら何と言えば…ネイティブ的な返しになるのか…を、リアルなやりとりで紹介。また、使える表現をピックアップしてそのバリエーションと、そのフレーズのニュアンスの違いをきちんと解説。著者が実際に友人と交わしたメールをもとに、絶対に覚えておきたいネイティブ表現を紹介します。
≪本誌の特長≫
●次代を担う臨床検査技師のための総合臨床情報誌。
●臨床検査業務に即応した最新情報を、より幅広くより豊かにビジュアルな誌面で提供し、わかりやすく解説・紹介。定評ある基本技術の解説とともに、診療支援の強化やチーム医療への参加といった時代のニーズに応える知識・情報を豊富に掲載!
≪特集テーマの紹介≫
●本特集は「先輩技師が教える一般検査Tips」です。一般検査は標準法が確立されていない検査項目もあり、自施設の検査手技・方法などに疑問や不安を感じることや、基本的で簡便であるはずなのに、うろ覚えで自信がないこともあるかと思われます。
●そこで本特集では、現場経験も豊富で、多くの経験を積んできた一般検査分野における第一人者の方々から現場で働く皆様へ、スキルアップや忘れかけていた基礎の振り返りなど日常業務に役立つアドバイスをいただきました。本特集が一般検査の知識を深める機会となれば幸いです。
【目次】
はじめにー本特集にあたって
〈尿検査編〉
尿の適切な採取法(採尿指導の必要性)
尿検査に影響のある飲み物・食べ物
尿量が多い場合(多尿),考えたい尿検査のこと
尿糖が出れば糖尿病?
アルブミン尿と蛋白尿って違うの?
投薬治療中患者の尿検査の必要性
尿の色調が尿検査に与える影響と対応
肉眼的血尿で注意すべき尿沈渣成分
尿量が少ない場合の尿沈渣検査の注意点
尿沈渣成分が多量の場合の注意点
尿中赤血球と類似成分の見分け方
尿中白血球と類似成分の見分け方
尿細管上皮細胞と類似成分の見分け方
〈糞便検査関連編〉
糞便中の寄生虫,寄生虫卵と見間違いやすい成分
便潜血検査の検体採取の注意点・採便指導の必要性
〈髄液検査関連編〉
血性髄液の細胞補正は必要なのか?
白血球以外に出現する成分は?
■Editorial-今月のことば
東京2020オリンピック・パラリンピック後への期待
■話題ーNEWS&TOPICS
多項目遺伝子検査における国際標準化の動向
ctDNA検査とは
読者モニター募集のお知らせ
■L・Lの日常
L・Lの日常
■基礎講座
押さえておきたい 各種APTT試薬の特徴
■FOCUS
輸血関連業務におけるタスクシフトの取り組み
■臨床検査Q&A
SARS-CoV-2の遺伝子検査で,偽陽性を疑った時の対処法について教えてください.
リンパ節細胞診で樹状細胞を見分けるポイントを教えてください.
■Special Report 第70回日本医学検査学会
本学会を振り返って
私が注目したこの演題
臨床化学領域
血液検査領域
微生物検査領域
病理・細胞診領域
生理検査領域
一般検査領域
輸血検査領域
■学会レビュー
第46回日本超音波検査学会学術集会
第62回日本臨床細胞学会総会(春期大会)
■LABO LIFE-私の仕事・私の明日
POCコーディネーターとして働く
≪本誌の特長≫
●次代を担う臨床検査技師のための総合臨床情報誌。
●臨床検査業務に即応した最新情報を、より幅広くより豊かにビジュアルな誌面で提供し、わかりやすく解説・紹介。定評ある基本技術の解説とともに、診療支援の強化やチーム医療への参加といった時代のニーズに応える知識・情報を豊富に掲載!
≪特集テーマの紹介≫
●本特集は「次なるパンデミックに備えて〜コロナ禍を経験して〜」です。2019年12月に中国湖北省武漢市で確認された新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、今なお収束に至っていませんが、少しずつ蓄積されていく知見をもとに感染対策や検体採取、検査方法など、あらゆる面で各施設の実情に即した工夫がなされました。今回得た教訓のなかには今後、次なるパンデミックが起こった時にも役立つものが、少なからずあると思います。
●そこで本特集では、まず1章でコロナ禍を振り返っていただき、臨床検査の果たした役割とみえてきた課題を総括いただきます。2章では、それぞれのお立場からコロナ禍での取り組みと、今回得た教訓をどのように活かしていくべきかをご紹介いただきます。
【目次】
1.COVID-19と臨床検査
2.それぞれの立場から
1)微生物検査室の立場から
2)緊急検査室の立場から
3)感染制御部・ICTでの臨床検査技師の対応
4)患者入院非受け入れ施設での対応(検査のみを実施する病院)
5)臨床検査技師による検体採取の実際
6)東京駅前でオープンした駅前コロナPCR実施施設での対応
50年を振り返って
50周年記念パズル
■Editorial-今月のことば
50巻発刊を迎えて:社会に拡がる臨床検査の新たなポテンシャル
■話題ーNEWS&TOPICS
皮膚マイクロバイオームと疾患
■呼吸機能検査の苦手意識をなくそう!
1.臨床呼吸機能検査の基礎知識と患者対応技術を学ぼう!
1)呼吸機能検査の種類と検査の全体像を理解しよう
■血液検査室のための フローサイトメトリー入門
1.基本用語を理解しよう!
■いまさら聞けない
蛍光染色のあれこれ
■基礎講座
血液疾患における抗体療法と臨床検査
栄養指標のデータの見方
■MT Seminar
HPV感染予防ワクチンの現状
■L・Lの日常
L・Lの日常
■From LABO
採血技術の数値化による業務改善の試みー採血業務支援システム内のデータをどのように読み解くか
■臨床検査Q&A
高輝度膵のカテゴリーや判定区分はどのように判定すればよいでしょうか。
■LABO LIFE-私の仕事・私の明日
1年目を振り返って
≪本誌の特長≫
●次代を担う臨床検査技師のための総合臨床情報誌。
●臨床検査業務に即応した最新情報を、より幅広くより豊かにビジュアルな誌面で提供し、わかりやすく解説・紹介。定評ある基本技術の解説とともに、診療支援の強化やチーム医療への参加といった時代のニーズに応える知識・情報を豊富に掲載!
≪特集テーマの紹介≫
●本特集は「血液製剤を掘り下げる」です。安定的に血液製剤が使用できる今日の状況は医療にとって不可欠です。一方で、血液製剤は善意の献血によって賄われており、少子高齢化により献血者は年々減少傾向にあることから、医療機関においては有効な利用が求められます。
●そこで今回は血液製剤について、今一度理解を深めていただくことを目的に本特集を企画しました。まずはじめに、血液製剤の背景を知るために輸血の歴史を紐解いてご解説いただきます。その後、輸血医療にかかわるそれぞれのお立場から、安全な輸血や血液製剤の適正使用の取り組みなどについて、各々のご施設での実際の取り組みも交えながらご紹介いただきます。
【目次】
1.総論ー輸血の歴史を紐解く
2.血液センターの立場から
3.検査技師の立場から
4.看護師の立場から
5.内科医の立場から
6.外科医の立場から
■Editorial-今月のことば
PDSAサイクルとOODAループ
■話題ーNEWS&TOPICS
人工知能によるギムザ画像⇔パパニコロウ画像の変換技術
■血液検査室のための フローサイトメトリー入門
2.フローサイトメトリー検査の原理と意義を学ぼう!
■基礎講座
形態検査担当技師のための生化学検査値の見方,考え方
小児細胞診ー検体の取り扱い,小児腫瘍の特徴,細胞・組織像
■FOCUS
臨床化学検査の国際標準化/ハーモナイゼーションの行く先
■いまさら聞けない
水と緩衝液
■呼吸機能検査の苦手意識をなくそう!
1.臨床呼吸機能検査の基礎知識と患者対応技術を学ぼう!
2)心理学的知識・原理を考慮した検査室への導入と検査対応のシミュレーションを頭に入れよう
■From LABO
臨床検査技師,新型コロナウイルスワクチンの打ち手にー群馬県の取り組み
■LABO LIFE-私の仕事・私の明日
血液センターで働く
■L・Lの日常
L・Lの日常
■学会レビュー
第22回日本検査血液学会学術集会
■資料
2022年臨床検査関連学会一覧
広報・カスタマーサービス担当者必読!世界の有名企業担当者が知恵を絞った「断り」の極意。
有名企業からの原稿依頼に直木賞作家はどう応えるのか。「これが本当のお仕事小説だ!」無理難題(!?)が並ぶ発注書→本文→解説の順で20編を収録!
各種法改正・実務をわかりやすく解説!【特集1】
4月から中小企業のパワハラ防止措置義務化!
総まとめハラスメントの調査・対応実務
2022年4月より,改正労働施策総合推進法(通称「パワハラ防止法」)が中小企業においても適用となります。罰則規定が無いとはいえハラスメントは訴訟リスクに発展することもあり,対策が急務となっています。事業者は「表沙汰にならなければいい」といった姿勢ではなく,研修による予防措置,通報対応,再発防止策など,あらゆる角度から対策を講じる必要があり,一方でそのような職場環境の改善は業績向上のカギも握っています。改正法施行を契機とし,本特集でハラスメント対策の歴史的経緯や実務対応を完全フォローしておきましょう!
【特集2】
知財・無形資産の投資・活用における
「開示」と「ガバナンス構築」のすすめ方
改訂コーポレートガバナンス・コード(2021年6月)において新たに「人的資本」や「知的財産への投資等」の開示を行うこと,また.取締役会においては関係する事項の実効的な監督を行うことが求められました。さらに,改訂CGコードをふまえ,2022年1月,「知財・無形資産ガバナンスガイドライン」が公表されました。本特集では,本ガイドラインの内容をいちはやく取り上げ,今後企業が行うべき知財に関わる開示とガバナンス構築のあり方について,多角的かつ具体的に解説します。
【特集3】
「詐害行為取消権」改正の意義と実務留意点
詐害行為取消権は,2020年4月に施行された改正民法で大幅に条文が追加されました。そもそも,なぜ改正民法において要件や効果の明確化が図られたのか?破産法上の否認権制度とはどう異なるのか?等の疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで,「詐害行為取消権」改正の意義と実務的な留意点をご解説いただきました。
各種法改正・実務をわかりやすく解説!【特集1】
広告ガバナンス強化に対応する
業界別 広告表示規制の勘所
昨今は不当表示・誇大広告などをめぐる広告トラブルの相談件数が増加傾向にあり,各監督官庁の取締りも厳しくなっているとのこと。企業はさまざまなステークホルダーの視点を考慮した広告ガバナンスの強化が求められています。しかし,種々の法令やガイドラインが出されており,広告表示をめぐる実務がわかりにくい,との声もあります。そこで,代表的な業界の広告表示規制について,関連する法令やガイドラインはもちろん,各監督官庁の指導・勧告事例もふまえた実務対応を解説します。
【特集2】
法務のナレッジ・マネジメント──導入と実践
契約書作成時の職人的な文節の記述,相手方の意を汲みつつも自社目的を達成する交渉のテクニック等々,法務は個々の能力が発揮されるところですが,先達の知恵とスキルが埋もれてしまう「もったいなさ」は,どの法務組織も経験をお持ちではでないでしょうか。そうした状況を改善する一助として,テクノロジーの進化も背景にして,昨今「法務のナレッジ・マネジメント」に脚光があたっています。 本特集では,法務においてナレッジ・マネジメントを構築する際の考え方・進め方を,先進的に取り組まれている方々にご紹介いただきます。組織規模の大小を問わず導入でき,できるところからスタートすることも可能。業務が多様化し,量的に増え,スピード向上も求められ……と,手一杯な現状も変わるはず。ぜひ実践しましょう!
【特集3】
活用メリットに注目! 「株式交付制度」
2019年の会社法改正で新設された株式交付制度。株式を対価とした新たな買収手法の1つであり,その活用メリットが注目されています。完全子会社にしない買収,株式の段階的な取得など,柔軟な組織再編が可能になりました。税制上も有利な取扱いとなっており,株式交換等,他の買収手法に比して優れている点も少なくありません。企業における活用事例もみられるようになり,今後はますます増加することが見込まれます。買収手法の新たなトレンドを,本特集でキャッチアップしておきましょう!
体重測定屋、ロバタクシー、サナダ虫の薬売り、ぶらんこ屋、100%ざくろジュース屋などなど…たくましく、大らかに生きるシルクロード商人たちを10年間にわたって追いつづけた路上観察記。136業種、176人の路上商人が登場。
リーマン・ショック以降、日本経済はいまだ不況にあえいでいる。そんな時代でも奮闘する、八人のリーダーたちの「チカラ」。起業人必読の一冊。
ロールプレイは、演習、実習がある医療教育において効果を発揮します。傾聴を理解するため、患者さんや家族の気持ちを理解するため、身につけた技術が活用できるかを確かめるため、さまざまなケースでロールプレイは用いられています。いわゆるシミュレーションや体験学習の事例のなかにも、ロールプレイと呼んでもいいものも珍しくありませんし、OSCEにおける模擬患者の活用も、ロールプレイ以外の何物でもありません。
しかし、皆さんはロールプレイを「教育方法」としてきちんと認識し、取り入れているでしょうか? 「ごっこ」遊びの延長になっていないでしょうか?自分が学生のときに授業で用いられたのをまねただけで、用いていないでしょうか?
今回の特集は、ロールプレイの教育における本質をあらためて見直したうえで、教員自身とプロの俳優にロールプレイを行っていただいた様子を映像で紹介することによって、どこにポイントを置いて指導すれば、より効果があがるのかを再考する参考にしていただこうと組まれたものです。さらに、ロールプレイを含む演劇が、看護教育にいかに役立つかも、演出家に語っていただきました。人と接することを大事に考える看護は「役割を演じる」ロールプレイとは、とても親和性があります。だからこそ、その本質と効果を理解したうえで、教育に取り入れていただきたいと思います。
ロールプレイは、教員にも学生にも「アクティブ」で「おもしろい」もの。楽しく有意義なロールプレイが広がることを期待しています。
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看護師ならば、一度は「あなたの看護観はなんですか」と尋ねられた、あるいはレポートなどに書いた経験があるのではないか、と思います。基礎教育の現場では、多くの先生が、良い看護観を学生に養ってほしい、という思いを抱かれています。それでは、そうした先生は、どのように看護観を養われてきたのでしょうか。多くの出会いや経験のなかで育まれてきたものだとはいえ、源流の1つには、恩師と呼ぶべき存在から、受け継いだものがあるのでは、と思います。今特集では、さまざまな世代の先生方が、ご自身の「師」にあたる方々の、どのような振る舞いや言葉から「看護観」を感じ、学ぶ経験とつながっていたのか、そしてそこで得られたそれぞれの「看護観」を、自身のなかで変化もさせつつ血肉と化し、後進にどのように伝えていこうとされているのか、実践にそってご執筆いただきました。読者のみなさまも、自身のこれまでの歩みをふり返り、学生さんにどのように看護観を伝えていくか、とらえ直していただくきっかけとして頂ければ幸いです。
看護師ならば、一度は「あなたの看護観はなんですか」と尋ねられた、あるいはレポートなどに書いた経験があるのではないか、と思います。
基礎教育の現場では、多くの先生が、良い看護観を学生に養ってほしい、という思いを抱かれています。それでは、そうした先生は、どのように看護観を養われてきたのでしょうか。多くの出会いや経験のなかで育まれてきたものだとはいえ、源流の1つには、恩師と呼ぶべき存在から、受け継いだものがあるのでは、と思います。
今特集では、さまざまな世代の先生方が、ご自身の「師」にあたる方々の、どのような振る舞いや言葉から「看護観」を感じ、学ぶ経験とつながっていたのか、そしてそこで得られたそれぞれの「看護観」を、自身のなかで変化もさせつつ血肉と化し、後進にどのように伝えていこうとされているのか、実践にそってご執筆いただきました。読者のみなさまも、自身のこれまでの歩みをふり返り、学生さんにどのように看護観を伝えていくか、とらえ直していただくきっかけとして頂ければ幸いです。
■看護とは科学であり、アートである
伊藤暁子先生に教わった「看護観」「看護教育観」
山西 文子
■恩師の遺言“看護は患者との信頼のうえに成り立つ”
江川 万千代
■看護は変化を起こすものである
「村松静子先生の電話」から受け取ったもの
丸山 育子
■看護師は患者の回復をあきらめない
紙屋克子先生の信じる強さ
日高 紀久江
■愉しみつつ、教育の信念を貫き具現化する
安酸史子先生の姿勢から
増満 誠
■特別記事
看護職員の復職支援強化に向けた看護師等免許保持者の届出制度
若命 真裕子/田村 敦宏/石川 賢司
●笑いの伝道師 Wマコトのコミュニケーション革命・2
笑撃!“コミュニケーションの成果”を見える化?
笑いの世界に存在する魔法の公式
Wマコト
●看図アプローチへの招待・2
看図アプローチは授業マジックです!そのタネあかし
鹿内 信善/徳永 基与子/山下 舞琴
●臨床教育学 わからないこととの出会い・2
「生きづらさ」の研究 ひと(他者)にわかってもらえないということ
遠藤 野ゆり
●アジア、アフリカ、ラテンアメリカの看護教育はいま・11
バングラデシュ 最貧国からの脱却、看護も次のステージへ
五味 麻美
●“医療安全力”を育むリスクアセスメントトレーニング・22
“SBAR”実施におけるアセスメント力・提案力の育成
斉藤 奈緒美/石川 雅彦
●宮子あずさのエキサイティングWriting・14
臨床を語る“対義結・・・続きの詳細は医学書院ホームページ
現象学の創始者フッサールは、「事象そのものへ」というテーゼを掲げました。これは何か物事をとらえる際、「こうあるものだ」「こうしているはずだ」という先入見を排し、そこで起きているもの自体を追求しようという立場です。哲学の一分野ですし、ちょっと難解ですね。けれども、決して看護教育と縁遠いものではありません。
看護も教育も、対象である患者や学生に全人的かかわりが求められます。当然、エビデンスにもとづいた科学的、論理的アプローチが重視されますが、決してそれだけではないというのは、皆さんはご承知でしょう。「病」や「学び」は、数値化されない固有の経験や感情と深く結びついているからです。かのベナーも、臨床実践の意味を探るうえで、現象学的に人間をとらえるところから、その理論を構築しています。
しかし人はつい、「自分の見方」で相手のことも評価し、判断しています。学生や患者の「経験」を理解するためには、「あなたの見方」を一度取り外す必要がある、と現象学は伝えます。
今回の特集では、現象学を教える立場から、また現象学を学んだ立場から、現場の先生方に教育実践と現象学のつながりを執筆していただきました。現象学を皆さんの新たな味方として、取り入れていただくヒントになればと願っています。
■現象学はあなたにもきっとおもしろい!
教務主任養成講習会を通して
榊原 哲也
■実習指導のなかでの教員の経験を振り返る
現象学の視点から
高橋 多佳子
■現象学的に読む学生の眼差し、教員の学び
看護実習での「経験」をめぐって
前川 幸子
■私を揺り動かし、新たな意味に気づいていく
看護教員の語り、現象学的分析の試み
西村 ユミ
インタビューデータ
■看護教育研究
看護師養成課程における子どもの心に関する教育の実態調査
船越 明子/羽田 有紀/角田 秋
●【新連載】考える力を育てるシンキングツールの活用・1
シンキングツールが求められる背景
黒上 晴夫
●笑いの伝道師 Wマコトのコミュニケーション革命・4
一笑懸命!“聴く”ことで現場が変わる!
一流と呼ばれる芸人さんは聴き手のプロだった
Wマコト
●看図アプローチへの招待・4
看図アプローチだからできる協同学習ファシリテーション
鹿内 信善/徳永 基与子/平野 加代子
●臨床教育学 わからないこととの出会い・4
私は「本当の私」をわからないということ
遠藤 野ゆり
●アジア、アフリカ、ラテンアメリカの看護教育はいま・13
ラオス
ニューリーダーたちの奮闘:自国で看護ケアを受けたい・・・続きの詳細は医学書院ホームページ
予防,歯周治療,口腔ケア,医院力アップのためのチームアプローチといった臨床の情報から,仕事のやりがいやライフスタイルをテーマとした話題まで,どのページを開いても歯科衛生士のあなたを応援するコンテンツが満載!徹底した読者目線で歯科衛生士の臨床を総合的にバックアップします!
本特集は新春特集&新連載「Dr. Hiroのペリオバカ養成講座2」です.好評を博した連載から早6年ーー.待ちに待ったペリオバカが帰ってきました! 臨床で活きる歯周治療・歯周病の知見を満載に,メインテナンス編として「Dr.Hiro のペリオバカ養成講座」が帰ってきました.今回の特集を皮切りに,2年間,楽しい知識を吸収する旅に出かけることとなります.著者からのメッセージはーー“治せる”歯科衛生士を目指して頑張ってきた“あなた”.次に目指すのは“守れる”歯科衛生士です.バカが学びを引っ張るをモットーにメインテナンスについて大いに理解を深めていただきたいと思います.
新春特集&新連載 Dr.Hiroのペリオバカ養成講座2〜メインテナンス編〜
DH Eye いま注目の口腔機能発達不全症とは!?<後編>
クイズで考える!口腔粘膜(1)
ペリオに挑戦!!!(1)
イライラ・怒りと上手につきあう! DH のためのアンガーマネジメント(1)
歯科衛生士のための総義歯知識メインテナンス(1)
デンタル・インタビューが開く倖せの歯科外来(11)
口腔ケアのトラブルシューティング(6) 最終回
一から学ぶ歯科衛生ケアプロセス(7)
ここがアブナイ! インスツルメンテーションのビジュアルレクチャー(5) 最終回
Interview 男性歯科衛生士の“いま”(1)
DH Selection 自慢の職場,紹介します!(36)
Essay from Dentist DH に届け! 私の想い(25)
DH's Essay やっぱり私は歯科衛生士(25)
News & Report