みずみずしい野菜の鮮やかな色。鍋がコトコトという心安らぐ音。オーブンから漂ってくる幸せな香り。口のなかに広がる豊かな味わい。たべものによってさまざまにちがう食感。
「おかげさま」「いただきます」「わざわざ」「恐縮です」「縁」…翻訳できない日本語から日本人・日本文化を再発見。外国人との交流から見えてきた日本語の本質。
今こそ、JRA銀行からお金をおろせ。JRA制圧の最強ロジック。
まちなか暮らしで「緑ある暮らし」を実現するとっておきのエピソードと方法を紹介。
よく噛んで、よく味わう。感食ではじめるダイエット。
本書では定番のおかずから体にいいアイデア料理まで、主菜、副菜を150点収録しました。材料別で、素材の旬や選び方が自然と身につきます。
億万長者のチャンスをつかめ。あなたの株式投資によるサクセスストーリーはここから始まる。
小学校二年生のあやが見知らぬ男から、おかしな生き物をもらってかえってきた。その日から、家の中の大切な思い出が消えていく。それといっしょに、他人のようによそよそしくなっていく家族。-家族から思い出がなくなると、いったいどうなるのだろうか。第27回新風舎出版賞特別賞受賞。
アジア、アメリカ、ヨーロッパなど、10カ国16家族のおうちごはん。母から子へと伝えられた一皿を、手軽にわが家で作れるレシピ集。
家族みんなが喜ぶ毎日食べても飽きない味。この本のレシピを自由に組み合わせるだけでバランスのよい献立が作れます。
頭のスイッチを切り替えて、英語と日本語の「壁」を乗り越える。「あれ、英語でなんて言うんだ?」の定番表現から「つい、よく使うひとこと」まで、ネイティブ流の発想ですんなり英語にならない日本語も伝えられる。
生命とは何やねん、今ここにあることや。90歳、古書店「青空書房」店主が綴る、いとしきものへの生命のメッセージ。
街で出会った運命のひと皿。「このおいしいお肉はどこから来たの?」フツーの会社員ありちゃんがシカ肉料理をきっかけに興味を持ったのはなんと「狩り」でした。食べ歩きから狩猟まで彼女が五感で体験した「おいしいのはじまり」を知る旅へちょっと出掛けてみませんか?
特集1 ストレングス・マッピングシートをケアに使ってみて、どうでしたか?
ストレングスモデルにもとづくケアの実現を目指して、萱間真美氏が考案した「ストレングス・マッピングシート」。
この特集では、実際に看護現場で使ってみた方たちに、その経験や感想を紹介いただきます。実践されるなかでは、疑問や困難なども生じたようなので、萱間氏に、それらをどう考え、どう対処すればよいのかというアイディアを教えていただくことにしました。
特集2 新人さんにも伝えたい。精神科看護に必要な倫理的な視点
ちょっとみんなでエシカらない?
この特集では、精神科看護での倫理的視点について一緒に考えていきたいと思います。
「ちょっと、みんなでエシカ(ethical)らない?」をスローガンに、それぞれの所属先での倫理的問題はどのような場面で起こっているのか、私たち先輩が大事にしたいと思っている倫理的視点についてお伝えしたいと思います。
特集1 ストレングス・マッピングシートをケアに使ってみて、どうでしたか?
ストレングスモデルにもとづくケアの実現を目指して、萱間真美氏が考案した「ストレングス・マッピングシート」。
この特集では、実際に看護現場で使ってみた方たちに、その経験や感想を紹介いただきます。「患者さんの視線が優しくなった」「信頼してもらえるようになった」といった嬉しい手応えも聞こえているようです。
ただ、実践されるなかでは、疑問や困難なども生じたようなので、萱間氏に、それらをどう考え、どう対処すればよいのかというアイディアを教えていただくことにしました。
■使ってみた経験を報告します
(1)倶知安厚生病院こころの総合支援センター・訪問看護
互 優
(2)名寄市立総合病院・訪問看護
鈴木 敦子
(3)訪問看護ステーション 元
中嶋 康子
(4)山梨県立北病院
佐野 睦美、加藤 京子、植松 小夜子
(5)長谷川病院
後藤 優子、勝部 真由、田巻 宏之
■皆さんから出されたストレングス・マッピングシートに関する質問
[解説]萱間 真美
特集2 新人さんにも伝えたい。精神科看護に必要な倫理的な視点
ちょっとみんなでエシカらない?
春に入職した新人さんは、ちょうど数か月が経つ頃ですね。職場には少し慣れてこられた頃でしょうか。
この特集では、精神科看護での倫理的視点について一緒に考えていきたいと思います。
新人の時ほど、職場で患者さんに対して行われていることに「え? これでいいの?」と思うような瞬間があると思います。しかし時間が経つほど、そうした違和感に目をつぶり、「こういうものなのかも……」と流されていってしまうかもしれません。
でもそんな時こそ、違和感を大事にして立ち止まってみてください。
というのも、先輩である私たちも、例えば行動制限の場面で「このままでいいのだろうか」と違和感を持ちながらも、病棟ルールを目の前にそれをうまく解決できず、ジレンマのなかで苦しむこともあるからです。
そうしたジレンマを考えるため、私たちは2014年の日本精神科看護協会(日精看)専門学会Iにおいて、「ケアの質を高めるための意見交換会ー精神科看護倫理の視点から」という企画セミナーを行いました。「ちょっと、みんなでエシカ(ethical)らない?」をスローガンに、それぞれの所属先での倫理的問題はどのような場面で起こっているのか、その場面に対しどのような対応をしているかについて話題提供し、会場に集まった方たちと意見交換をしました。この特集ではその内容を紹介し、会場の皆さんも含めた私たち先輩が大事にしたいと思っている倫・・・続きの詳細は医学書院ホームページ
かつては当たり前だった「在宅看取り」。しかし、1970年代以降は、病院での看取りが主流となっていき、多くの人は看取りの経験がないという現実があります。また、本人は自宅での最期を望んでいても、さまざまな状況が絡み合い、希望どおりとならないこともあります。「家で看取る」ということに対して、本人や家族、そしてそれに寄り添う医療者は何を思い・どう考えているのか。これからの「在宅看取り」を考えるために、それを経験された方々に語っていただき、そこに現れた思いを共有できたらと、このテーマを企画しました。応募作には、最後のときを迎える“あの人”の生き様を中心に、その家族や関わる医療者の思いがさまざまに著されていました。本号では、そのなかから大賞1本のほか、各賞2本、最終選考に残った7本の計10作品を掲載します。全国から寄せられた“あの人”“その家”らしい看取りの物語を通じて、在宅での看取りにまつわる当事者の思いや課題にあらためて向き合ってみる機会になれば幸いです。
かつては当たり前だった「在宅看取り」。しかし、1970年代以降は、病院での看取りが主流となっていき、多くの人は看取りの経験がないという現実があります。また、本人は自宅での最期を望んでいても、さまざまな状況が絡み合い、希望どおりとならないこともあります。「家で看取る」ということに対して、本人や家族、そしてそれに寄り添う医療者は何を思い・どう考えているのか。これからの「在宅看取り」を考えるために、それを経験された方々に語っていただき、そこに現れた思いを共有できたらと、このテーマを企画しました。
応募作には、最後のときを迎える“あの人”の生き様を中心に、その家族や関わる医療者の思いがさまざまに著されていました。本号では、そのなかから大賞1本のほか、各賞2本、最終選考に残った7本の計10作品を掲載します。全国から寄せられた“あの人”“その家”らしい看取りの物語を通じて、在宅での看取りにまつわる当事者の思いや課題にあらためて向き合ってみる機会になれば幸いです。
■大賞
一言から、悔いのない看取りへ
西崎 めぐ美
■秋山正子賞
ある女性のこと
小桧山 美子
■編集室賞
鶯の声が聴こえる
落合 祥子
■入選
お父さんの背中
小林 恵実
凛として、潔く
佐々木 静枝
姑から最後にもらった忘れられないおくりもの
石川 麗子
家で看取った父が教えてくれたこと
長谷川 智美
虹の看取り
永森 克志
父からの贈りもの
荒井 康之
在宅ターミナルの看取りについて
大橋 奈美
■特別寄稿
母と娘と命のバトン
千葉 芙美
■特別記事
「看取りのドゥーラ」がもつ誕生と死を見通す視線
欧米における看取りの新たな展開
近藤 和子/たけなが かずこ、福澤(岸) 利江子
●〈巻頭カラーグラフ〉 終える命、つなぐいのち・6
制度の穴埋めた学生たち
國森 康弘
●在宅ケア もっとやさしく、もっと自由に!・72
つながりを強めるって? 真夏のソーシャルキャピタル考
秋山 正子
●介護することば 介護するからだ 細馬先生の観察日記・50
集落の人々の知恵
細馬 宏通
●これって、急変? Part 2 「なんとなく変」への対処法・9
災害時、さあどうする?
中山 明子
●一器多用・52
介助技術上達を支える古武術の発想
岡田 慎一郎
●「介護」「看病」は“泣き笑い” ウチの場合はこうなんです!・54
杏里 VS 母さん、介護用ベッドで対立の巻
岡崎 ・・・続きの詳細は医学書院ホームページ