北は根室本線の根室から、南は指宿枕崎線の枕崎まで、25の終着駅を訪れる。長いレールが突然途切れ、そこに、もうこれ以上先には進めませんといったふうにディーゼルカーがぽつんと止まっていたりするのは、まさに終着駅ならではの風情。山ふところにいだかれた小さな停車場、草の陰に横たわる錆びたレール、煤けた古い跨線橋-ローカル線の旅情を満喫させる“行き止まり”紀行。
大井川鉄道には、めずらしい蒸気機関車や、日本で、ただひとつのアプト式機関車がはしっています。さぁ、谷間をはしり、森の中をぬける、たのしい鉄道の旅にでかけましょう。幼児〜小学初級向き。
住宅、仕事、健康、環境などの社会問題をあつかい、日常生活をこえた話題についての表現力にも重点を置き、初級の完成とともに、知的な会話をめざす中級レベルの日本語へ導きます。
1998年4月、世界一の吊橋「明石海峡大橋」が完成したその日、橋の建設に携わった筆者には、神戸の現場を離れて尾道への転勤が待っていた。引っ越しか、単身赴任か…。筆者と家族が出した結論は、「通勤」だった。3ヶ月の新幹線定期代が39万円余、往復430キロに及ぶ、破天荒な“たび通勤”の日々に見い出した愉しみと喜びの数々とは…。明るく前向きに生きるサラリーマンの“痛快エッセイ”。
日常生活でよく使う英会話文約500例を、こどもにとって身近な場所や場面から、絵で表しました。絵本のように、親子でいっしょに楽しみながら、英語を学ぶことができます。付属のCDには、ネイティブスピーカーによる発音がおさめられていますので、正確な発音を覚えることができます。
戦中の銀座に生まれ、日本橋で育った著者は、子どものころから力道山みたいな強い人間に憧れた。だから…。「そうだ、トライアスロンに出よう!」50代半ばに突然思いついた新たな挑戦は、自分探しの旅でもあった。俳優峰岸徹が語るもう一つの青春。
サラリーマン家庭にとっては、転勤は重大事。単身赴任か引越しか?本書の主人公が選択した道は、往復400キロの長距離通勤だった…。鉄道マニアが満喫する紀行文でもある。
小学6年生の著者が小学校生活を振り返ってのエピソードを、感性豊かな澄んだ視線でとらえ、ちょっぴりの切なさも交じえたユーモアたっぷりのエッセイ集。
「学校は好き!」でも朝は苦手。イライラすれば煙草に火をつけちゃう。絶対似合うと思ったから髪を染めた…。自分らしくありたいから、私、梶原芹奈はけっこう楽しく中学生やってる。遅刻仲間の裕香、幼なじみの慎介、まじめな幸子ー親友もいる。隣のクラスの陸上部の横井君が私に気があるって噂。優等生が私を好き?信じられない。どんなコなの?横井君を知りたい。私は、隣の教室のドアを開けた…。
中学のときは目立った栗色の髪も、いまは普通に溶け込んでいる教室。一生懸命がんばって、横井君、裕香と同じ自由な校風の高校に通う毎日。頭のいい二人とちがって、私、梶原芹奈にとっては、勉強はたいへんだけど、充実してるって言ってもいいと思う。でも、生徒会役員の横井君とはすれ違いばっかり。ギュッて抱きしめてほしいのに。そして新しい出会い。おしとやかな沙耶に元気いっぱい金髪の良君。なにやら騒動の予感が…。
週末に一日休みを+してみよう。一歩先のアジアへの旅が待ってるよ。バンコクから郊外へ走る列車の旅、心地よさが染みるラオスのひなびた町、おいしいコーヒーを飲みにベトナムの田舎へ、船で韓国の離れ島へ、北朝鮮との国境の中国の町…。アジアの風に吹かれにいく、のんびり旅エッセイ。