これは、ボクとボクの仲間たちが体験してきたテレビ局就職活動の世界のお話。そして、そこからつむぎだされた、受かるための真実のエッセンスたち。
母親のもとからある日突然姿を消した志津子は、不運続きの母親をこの世で一番幸せしてあげたいと願っていた。そして、ようやく母の待つ家に帰ったその日に…(表題作)。シングルライフを楽しんでいる中也はとうとう中年に至ってしまった。息子の将来を危惧した両親は、焦りから親同士のお見合いの会に出席するが…(東京結婚取引所)。
人生には「壁」がつきもの。でも、越えられない「壁」はきっとない。2010年春スペースシャトル「ディスカバリー号」で宇宙へ、妻であり母である女性宇宙飛行士初の著書。
北は根室本線の根室から、南は指宿枕崎線の枕崎まで、25の終着駅を訪れる“行き止まり”鉄道紀行。全線完乗、最長片道切符の旅、そして終着駅へ…宮脇俊三の鉄道に対する愛情は、徹底して乗り尽くす旅路に詰まっていた。刊行から25年以上が経過し、本書で訪れた終着駅のいくつかが姿を消した。終着駅へ至る車窓は、在りし日の昭和の記録でもある。
「男二人+女一人」という鉄道趣味史上初めての試み。希代の鉄道乗り三人が織りなす日本一の車窓旅。
1998年4月、世界一の吊橋「明石海峡大橋」が完成したその日、橋の建設に携わった筆者には、神戸の現場を離れて尾道への転勤が待っていた。引っ越しか、単身赴任か…。筆者と家族が出した結論は、「通勤」だった。3ヶ月の新幹線定期代が39万円余、往復430キロに及ぶ、破天荒な“たび通勤”の日々に見い出した愉しみと喜びの数々とは…。明るく前向きに生きるサラリーマンの“痛快エッセイ”。
戦中の銀座に生まれ、日本橋で育った著者は、子どものころから力道山みたいな強い人間に憧れた。だから…。「そうだ、トライアスロンに出よう!」50代半ばに突然思いついた新たな挑戦は、自分探しの旅でもあった。俳優峰岸徹が語るもう一つの青春。
北は根室本線の根室から、南は指宿枕崎線の枕崎まで、25の終着駅を訪れる。長いレールが突然途切れ、そこに、もうこれ以上先には進めませんといったふうにディーゼルカーがぽつんと止まっていたりするのは、まさに終着駅ならではの風情。山ふところにいだかれた小さな停車場、草の陰に横たわる錆びたレール、煤けた古い跨線橋-ローカル線の旅情を満喫させる“行き止まり”紀行。
マラケシュ、フェズ、メルズーガ、カサブランカ、ドバイを駆け足で巡る旅。ハプニングの連続にも、気ままに乗り切る29歳・独身男性の脱力旅行記。第1回旅物語コンテスト出版化奨励作。