時代は一九三五(昭和十)年。小学校を卒業した竜二とさゆりは、風おじさんの家に招かれる。動物の言葉がわかるおじさんの家には個性豊かな動物たちがいっしょに暮らしていた。ある日、一家のもとにアンデス山脈にいるズグロキンメフクロウから手紙が届く。危急を知らせる差し迫った内容に、すぐさま探検隊が結成され、一行は南米ペルーへと向かう。古代ナスカ王国とは?なぜ巨大哺乳類は絶滅したのか?それは、数々の「謎」を追う大冒険の始まりだったー。
品種の選び方から住空間、食事、しつけ、病気予防まで詳しく解説。はじめよう!ウサギとの楽しい生活。
飼い主さんに知ってほしいうさぎのヒミツ120問。
夢を抱いて地方公務員になった志帆。しかし現実は病弱な同僚の仕事を押しつけられ、朝7時に登庁し深夜まで残業の日々を送っていた。そしてあるクレームをきっかけに、志帆は同僚に消えてほしいと願うようになりー。仕事をしないことに全力で、ミスのフォローは周囲の役目、精を出すのは噂話と陰口。そんな同僚が辿った末路とは?社会派ブラック小説第3弾!
不妊治療の果てに流産し、それを周囲に明かせずに精神的に追い詰められ、死を考える千夏子。そんな千夏子の夫の子を不倫で妊娠してしまった茗。親の愛情を知らずに育った莉音。三人が出会った瞬間、思わぬ運命の歯車が回り始める…めくるめくノンストップ・ノベル!
ある日を境に外には出てはいけないことに決まりました。外に出ると人々の体が変化してしまうためです。体が変化した人たちを羨ましいと思う、まるみちゃんと、転校してきたばかりで不安がいっぱいのうさぎくん。-こども、おとな、すべての人に読んでほしい、コロナ禍に生まれたやさしくてあたたかい物語。
孤独のうちに死んだ息子を弔うため、疑似結婚式を挙げたいー。通常の葬儀社では扱わないワケあり案件を請け負う特殊葬儀屋・似矢西待のもとに、いわゆる“冥婚”の依頼が舞い込んだ。西待は民俗学に精通した兄・東天の手を借りながら希望を叶えようとするのだが、その裏にはもう一つの狙いがあって…。民俗学の知識で謎を解き死者を弔う。葬送民俗学ミステリー!
今、世界の文芸シーンでブームの渦中にある“スパニッシュ・ホラー”の旗手による、11篇の鮮烈な迷宮的悪夢が本邦初上陸!!!川の中洲で共食いを繰り返す異常繁殖した白兎たち、耳から生えてきた肢に身体を乗っ取られた作家、レストランで供される怪しい肉料理と太古の絶滅動物の目撃譚、死んだ母親から届いたフェイスブックの友達申請…骨まで貪る宴が始まる。
馬鹿と天才は紙一重。どこまでが「正常」でどこからが「異常」!?人工知能を脳に組み込むとどうなる!?10月生まれが一番長生きする理由は?どうして認知症の老人は夫や妻の顔を忘れるのかー。「正常と異常」「健康と病気」の境界を揺さぶり、世界の常識を根底から問い直す。知れば知るほど面白い“脳”の魅力を、脳研究者と人気作家が語り尽くす。あなたの脳を心地よく刺激する脳科学対談。
こぶたのころすけは、いつもぶたぱんしかたべたことがありません。でも、うさぎぱんだって、とらぱんだって、ぶたぱんにまけないくらいおいしそう!「きょうは、うさぎぱんちょうだい」さあて、このうさぎぱん、どんなあじがするんでしょう…。小学校低学年より。
ふとしたことからプラネタリウムに迷いこんだフェリックスは、月ロケットの赤いボタンをおしてしまいます。10、9、8…カウントダウンがはじまり、ものすごい音がして、ロケットが発射。さみしがるソフィーに、ある日「宇宙郵便」がとどきます。なかには青い惑星「地球」の美しい写真が…。そして、北極から、カリブの海から、ジャングルから、オーストラリアの砂漠から、地球探検をするフェリックスの手紙がとどきます。