これは動物のほんとうの物語です。フィクションとして読んでもおもしろいですが、動物たちの生態がわかりやすく描かれていてドキュメンタリーとしても楽しめます。
このごろ、ぼくはよく考える。人間は、いったいなんのために生まれてくるのだろう。健児は、生まれてよかったことがあるのだろうか?そして、ぼくはなんのために生まれてきたのだろう…。
ウサギの種類、ウサギのえらび方、えさのあたえ方、飼育小屋のつくり方、ウサギの健康管理など、ウサギを飼うための知識と情報をくわしく解説。
鬼の子は、夜明けの風の中を走りはじめます。たいせつなものをとどけるためにー。愛の童話。
本書は、北海道日高山脈のエゾナキウサギを皮切りに、ヒマラヤ、アラスカ、中国の清海高原、モンゴルの草原へとウサギを調査してきた著者が、ここに大自然に生きるウサギの生理・生態から子育て、社会に至るまでをまとめたものである。野生ウサギの意外な素顔がかいま見られる、興味深い読物。
五月の空は、まるできれいな青石をみがいたように、つるつるです。モコは野原をぴょんぴょんはねて、かばの木たちのところへやってきました…。
あなたは、どこから来て、どこへ行くのか。東京の小劇場演劇シーンから遠く離れ、来るべき21世紀演劇に向けて独立の活動を続ける、小松杏里〈月光舎〉の最新戯曲集。
車にひかれて死んだノウサギを見つけた子どもたちは、このノウサギを主人公に物語をつくることにした。そしてこの物語が、死の世界の入口にいたノウサギに、ある選択を-。ファンタジックな抒情あふれる作品。
ゆきのよるレストラン「小さなトマト」にやってきた小さなふたりのおきゃくさま。ふたりのさがすゆきなべのおみせとは?