昔、美しいお妃が針仕事をしていて、うっかり指を針でさしてしまいました。白い布についた血を見て、お妃は思いました。「血のように赤いくちびる、雪のように白い肌、そして黒檀のように黒い髪のむすめが生まれたら、どんなにうれしいかしら」やがて春が来たとき、願いはかないました。お妃は、望みどおりの女の子を産んだのです。けれど、その幸せはながくつづきませんでした。お妃は生まれたばかりのわが子を腕に抱いて、「かわいい白雪姫!」とささやくと、息をひきとったのでした。50年代ディズニー・クラシック絵本の傑作が、日本語版の復刻版として甦りました。
夏の日の午後、アリスは退屈していました。お姉さんは、本を読んでばかり。あくびをかみころしたとき、アリスはおかしなものを見ました。時計を手に、「たいへんだ、おくれてしまう!」と、大あわてで走っていく白うさぎです。アリスが思わずうさぎを追いかけて、大きな木のうろに飛びこむとー。50年代ディズニー・クラシック絵本の傑作が、日本語版の復刻版として甦りました。
このディズニー版「マザー・グース」は、今の子供たちにも、50年前と変わらない同じディズニーの心を伝えるために復刻されました。ディズニーの人気キャラクターたちが「マザー・グース」の詩の世界を見事に演じ、皆から愛され語り継がれてきた古い歌に、新たな命が吹き込まれています。アル・デンプスターは1949年の初版発行のため、この本の作画を手がけました。子供たちは、お馴染みのキャラクターに出会えて大喜びだったはずです。なぜって、白雪姫と7人のこびとたち、ミッキーにミニー、ドナルドとデイジー、プルート、ジミニー・クリケット、ダンボたち総出演の珍しい絵本だからです。
ハンス・クリスチャン・アンデルセン原作によるこのお話は1939年、ウォルト・ディズニー・スタジオによって制作されたアニメーション短編映画「シリー・シンフォニー」シリーズ最後の作品で、その年のアカデミー賞に輝きました。その後、1952年にリトル・ゴールデン・ブックのシリーズから絵本として初めて出版されました。作画を担当したドン・マクラーフリンは「シリー・シンフォニー」からインスピレーションを得て、レトロ調の絵に仕上げています。絵本の黄金時代に出された傑作として覚えている読者の方も多いと思います。
幼いお子さんにとって、自分で読むことを学ぶのはとても大事なこと。この絵本では、たった11語の言葉で読むことの喜びを伝えます。3歳から。
1950年代にアメリカ・ゴールデンブック社より出版され、広く成果中で愛読された初期ディズニー絵本の復刻版。ディズニースタジオの一流アーティストたちによって描かれた、愛にあふれる手書きの筆使いが伝わってきます。Alice in Wonderland(ふしぎの国のアリス)は1951年に初版が発行され、その復刻版です。
「私は知りたいー新しい世界を」遠い、遠い、むかし…森の奥深くに隠された、出入口のない(謎めいた塔)。そこに、ひとりの少女がいた。名前は、ラプンツェル。18年間、高い塔の上で暮らしていた。外の世界をまったく知らずに…。彼女には、摩訶不思議な力があった。それは、自由自在に操れる、-驚くほどに長い“黄金色の髪”。「この塔の外には、どんな世界があるのだろう?」未知なる世界への期待と好奇心、そして、“魔法の髪”に導かれ、いま、ラプンツェルの旅が始まる…。
彼らの“友情”が“世界”を救う!天才レーサー“マックィーン”と、おんぼろレッカー車の“メーター”が、故郷ラジエータースプリングスを飛び出した。挑むは、ワールドグランプリ。日本での第1戦を皮切りに、レースの舞台はイタリア、イギリスへ…。ところが、いつの間にやらとんでもないスパイ戦に巻き込まれ、世界を支配しようとする巨大な陰謀に、“スパイカー”メーターが立ち向かうことに!?そんな中、マックィーンとメーターの絆に、絶対絶命のピンチが…。最強のチームワークは、いったいどうなるー。