フォークな選曲の中、庄野真代や斉藤哲夫が唐突なのは何故? と思ったら、ユイ音楽工房30周年記念盤でした。30代後半から40代にとっては耳懐かしく、20代くらいにはメロウすぎるかも知れない曲たち。イルカやかぐや姫もいいけど、この時代はやっぱり拓郎だな。
《サクラ》シリーズ最新のゲーム・ソフト『サクラ大戦3〜巴里は燃えているか〜』の中で使用されているインスト楽曲を収録したBGMアルバムが登場。映像の質の高さに匹敵する美しい音だ。
全8作収録中7作品を観ていたボクのようなTVっ子世代には嬉しいラインナップ。ほとんど歌えます。『母をたずねて〜』のマルコの健気さに涙したり、『ゴワッパー5』で手に汗握ったり……。あどけなかったあのころの記憶が歌とともによみがえります。
私が小さい頃、毎週楽しみにしていたのが『世界名作劇場』。内容の素晴らしさは言うまでもなく、どの作品も音楽がとても素晴らしかったのを憶えている。本作は、坂田晃一が手掛けた人気アニメのサントラ。主題歌をはじめ多くのBGMも網羅。
80年代前半のTVアニメ最盛期のビクター音源オムニバスCD。後のアニメの根流となるエッセンス満載、これはひとつの資料集として確立したスタンスを持ったシリーズになるであろう。「プラレス3四朗」「まいっちんぐマチコ先生」など多数収録。
Leafの大ヒット・タイトルのPS2版『To Heart 2』初のキャラクター・ソング・アルバム。人気ヒロインによるキャラクター・ソングや、出演声優によるヴォイス・メッセージなどを収録。まさにベスト選曲の1枚だ。
キラリと光る独特の詞世界と個性豊かな世界観、天真爛漫なヴォーカルはデビュー30年を経たいまも少しも変わらない。そんな谷山浩子ならではの音楽がもっともはっきりと表われ“童謡”アルバム。ほかのどんなアーティストにも作れない不思議な空間が間違いなくそこにある。
誰もが夢中になった名作劇場シリーズの主題歌をオリジナル原盤より編集。特製BOX入り、スタッフ・リストから声優リストまで網羅した資料としても充実した内容の豪華ブックレット付きの3枚組。[1]の牧歌調なテイストから時代を経るに従ってメロディも詞も複雑になってゆく所など聴きどころ随所にあり。
ロックンロールやディズニーの名曲にのせて体を動かす幼児体操用音楽アルバム。日常の運動から運動会での組体操など、幅広く活用できる内容。幼児体操の第一人者・井出真生が監修と振り付けを担当。
テレビ・アニメがまだ“テレビまんが”と呼ばれていた昭和40年代から多くの主題歌、挿入歌を歌ってきた大杉久美子のベスト盤。大杉のまっすぐな歌声、母親が子供に歌って聞かせるような歌声は、時代を超えていまも勇気とやさしさを伝えてくれる。
イントロが鳴り出した瞬間からもう、ほんわりした空気があふれだしてみるみる満ちる。この儚く霞んだパステル調の歌声で、デビューから5年、マイペースな活動を続けてきた彼女だが、このままの素直さ・真面目さで我が道を行ってほしいと思う。結構いいぞ。