コントラルトのナタリー・シュトゥッツマンが「冬の旅」に挑戦。彼女は、エキセントリックになることなく、深みのある声で優しくゆったりと歌い上げる。まるで寒くて辛い冬の旅の途中で暖に巡り会ったような気分だ。ユニークな「冬の旅」といえよう。
「白雲の城」をメインとするオリジナル6曲と、「ああ上野駅」「人生劇場」などカヴァー6曲を収録。少年の面影を残す青年が、1人の男として成長してゆく姿を描くコンセプト・アルバム。
コンセプト作品『人間失格』(2002年)を含めて4枚目となるソロ・アルバム。本作のポイントは力強いリアリズムだろう。プロデュースに気鋭の葉山拓亮を起用したほか、参加ミュージシャンも超強力。次なるステップを模索することでの精神的充足が感じられる。★
テレビ東京系『おはスタ!』内の人気アニメーション『さいこロボットコンボック』のBGM集。Angelaによる主題歌&エンディングに、山田鉱士が手がけたBGMを収録。
舞台『天国の本屋』ヒロイン役も好評の國府田マリ子の1年2ヵ月ぶりのオリジナル・アルバム。シングル「君がいる空」「Clear」をはじめ、収録曲を全曲本人が作詞している。彼女のスウィートな世界が楽しめる。
4年5ヵ月ぶりというオリジナル・アルバム。おいちゃんの世界は全然変わらない。しかし、「友の唄が聴こえる」に顕著だが、歳月を経たからこそ歌える歌への変化は確実にある。ツアー・バンドのバッキングも的確。サウンド・プロデュース兼ベーシストの河合徹三は元ラスト・ショウ。
師匠である中山大三郎の作品を中心にした半田浩二のべスト・アルバム。2008年のデビュー20周年を記念したもので、「済州エアポート」から「無頼に生きて」までが網羅されている。
1年ぶりのアルバムは、彼女が行なっているライヴ・イベント“うたの素”の空気感、その温もりをパッケージしたようなナンバーが集められている。雰囲気のあるタイトルもいい。アッパー・チューン「青葉闇」も清涼感のあるヴォーカルと上手く融合してひとつの世界を作り上げている。
最高の音で楽しむために!
60年代から活動するギタリスト、石川鷹彦のカヴァー・アルバム。収録曲のうち、邦楽10曲は石川本人が編曲や演奏などの形で関わったもの。フォークの名曲が極上のギター・インストで楽しめる。
最高の音で楽しむために!