“世界初、犬と犬笛による音楽集”と書いてあるが、多分、冗談だとは思うが、犬のためのリラクゼーション・アルバムなのかもしれない。シンセと犬の鳴き声を適当にあしらった音楽が続くわけだが、曲自体の質もたいしたことがないので、やっぱり犬向きか。
高い評判を得た前作のプレッシャーも何のその。ライヴで培った、爆発し楽しんじゃえばそれでOKという強烈な個性が、アルバム全編にあふれた本作。カラッと爽やかになり切れないコテッとした隠しソウル味が、弾けまくった音の中のスパイスとなっています。
2006年11月発表の6thアルバム。「爽健美茶」CMソング「Go my way」やフジテレビ系ドイツ・ワールドカップ・テーマ曲「STARTLiNE」など、話題曲が満載。1度聴いたら忘れられないメロディのインパクトの強さはさすがだ。
テレビ朝日系深夜アニメ『恋風』のサウンドトラック。オープニング・テーマ「恋風」、エンディング・テーマ「ふたりだから」も収録。全編、甘く切ないサウンドがあふれている。
2001年CO社から発売されたBOXセットが大ヒットとなり、今また再評価の時を迎えている、ちあきなおみ。V社保有の音源から厳選したベスト・オブ・ベスト。心にしみる名曲、名唱の数々に感涙!
確かにソレっぽくはあるが、この人の作品を単純に“癒し”で括ってしまうのはいかがなものか。この言葉は便利だが、その音楽の本質、音楽家が語りたいことを曖昧にしてしまう危険がある。細かく神経の配られた音づくりの妙とでもいうものを味わいたい。
“涙”をテーマに、J-POPのバラードの名曲を集めたオムニバス・アルバム。久保田利伸「Missing」やプリンセス プリンセス「M」など、泣きたいときに聴きたい楽曲の数々を収録している。