「白雲の城」をメインとするオリジナル6曲と、「ああ上野駅」「人生劇場」などカヴァー6曲を収録。少年の面影を残す青年が、1人の男として成長してゆく姿を描くコンセプト・アルバム。
「すき」のハイトーンヴォイスでミニー・リパートンを思い出した私はオヤジ。マリアッチ(「TORIDGE&LISBAH」)まで飛び出す本アルバムは余裕のよっちゃん。70〜80年代の洋楽テイストの溶かし込み方が相変わらずうまい。エッチな歌詞の「イッツ・ソー・デリシャス」も爽やかにキマるところがドリカム。
言葉を紡ぐメロディの一つ一つに、人生の酸いも甘いも経験した男だからこそ出せる、影を含んだ優しさが醸し出されている。スーッと歌の世界に入り込させてくれる鈴木雅之のエモーショナルな歌声もさることながら、上質な歌謡ソウル曲が、胸を焦がせます。
モーツァルト生誕250年記念コンピレーション・アルバム。1日の心身にたまった疲れを、モーツァルトの優しい音楽がマッサージしてくれる。そんなありがたい音楽10曲が、500円で手に入る。
本格的なライヴ作としては初の試みで、10年間の活動を集決算したような選曲、内容になっている。全精力を傾けて、完璧なスタジオ作を提供してきた人だが、ここでもその姿勢が貫かれ、ライヴの熱気を伝えつつも、ライヴとは思えない完成度を誇っている。
村下孝蔵の7回忌企画第3弾は、最後にふさわしい、全編未商品化のライヴ音源による2枚組ベスト。前作『月待哀愁歌』には収録できなかった村下孝蔵の貴重なパフォーマンスがサウンドで甦る。
昭和歌謡史を彩った楽曲を3枚組にまとめた全集の下巻。当時を知る世代には懐かしく、若い世代には新鮮に響くであろう名曲がぎっしり。「川の流れのように」「高校三年生」ほか、全50曲を収録している。
毎日の「便利」な生活は科学技術があってこそ。料理も洗濯も、ゲームも電話も、視点を変えると楽しい発見がたくさん。幸せに暮らすための科学との付き合い方とは。
大ヒットを記録したシングル「夢の中へ」を受けて制作、1973年12月に発表されたオリジナル3枚目。忌野清志郎との共作曲「帰れない二人」をはじめ、現行盤のCD未収録の「自己嫌悪」が収録されている。
活動期間は2年足らずと短かったものの、日本ポピュラー史にその名を残すフォーク・デュオ、あみんのベスト・アルバム。大ヒットを記録したデビュー・シングル「待つわ」ほかを収録。
ロボコンをはじめ、ユニークなロボット・アニメ作品の主題歌や挿入歌を収録したアルバム。特撮ヒーローものなどとは一味異なる、愛嬌たっぷりのコミカルな音楽が詰め込まれている。
小さい子の生活リズムをつくるのにぴったりのわらべうたが、全12曲。朝起きてから夜眠るまで、毎日の生活の中ですぐに使えるうたを集めました。育児にわらべうたを取りいれて、スキンシップを楽しんでください。
THE STALINからMichiro,Get the Help!、VIDEO-STALIN、STALIN、そしてソロと四半世紀にわたる遠藤ミチロウの音源を集大成した4枚組ボックス(CD3枚、DVD1枚)。まず80年のデビュー・ソノシート「電動コケシ」の歌詞がこんなに素晴らしかったとは! 禍々しさやスキャンダラスなイメージだけが先行したスターリンだが、あらためて歌詞を見ると、どの曲からも詩人、遠藤ミチロウの才気が迸っている。ディスク1は凶悪パンク期(80〜85年)、ディスク2はファンク〜お化粧ロック期(85〜92年)、ディスク3は弾き語り〜近年のユニット集(93〜2006年)。時の流れとともに“変態”しつつも、遠藤ミチロウの核はまったく変わらない。弾き語りは友部正人を彷佛とさせる瞬間も。DVDは初期のライヴ映像などレア映像満載。個人的に「90'sセンチメンタルおせち」のバカ映像が懐かしかった。
バービーボーイズの最後のオリジナル・アルバム。同年に発表された同名の映像作品までが併録された豪華な2枚組で、サウンドとビジュアルの両面から彼らの才が堪能できる。