旅するパティシエが現地の人々から習得した、世界36カ国のレシピ100点を収録!
砂糖、バター、卵、牛乳をひかえていくと、素材の味が見えてきた、自然の甘みと風味が活きる、「気持ちのぜいたく、心の栄養」自然派おやつのできあがり。
からだを冷ましても、冷やしすぎない夏のおやつ、からだを温める冬のおやつ。四季を通じて使えるおいしいおやつ。
芦屋の古い一軒家で暮らす眼科医の遠峯と、そこに転がり込んだ後輩で小説家の白石。男ふたりの同居生活は、気安くて快適だ。白石の作る晩飯もうまい。そして、甘党の遠峯が欠かさないおやつー。ほんのり温かい手作りショートブレッド、温泉帰りに炭酸煎餅、仮想彼氏が作るティラミスっぽいやつ、大人のスイーツ、コーヒーモンブラン、夏風邪には綺麗な銘菓ういろう、罪深さで美味しさ割増な裏おやつのホットケーキ、特別なデザート、クレープ・シュゼットー。今日もおやつ箱には甘い幸せが詰まっている。男ふたりのおやつ歳時記。
パン、クイックブレッド、蒸しパン、パウンドケーキ、ロールケーキ、豆大福、おだんご、白ごまアイス…ケーク・サレもできちゃいます!レギュラー・ペティートの両サイズのレシピつき。
『ぐりとぐら』のかすてら、『あしながおじさん』のレモンゼリー、『赤毛のアン』の木いちご水、『メアリー・ポピンズ』のジンジャー・パン、『若草物語』のブランマンジェ、『ロッタちゃんのひっこし』のパンケーキ、『鏡の国のアリス』のパンプディング、『エーミールと探偵たち』のアップル・ケーキ、『さむがりやのサンタ』のクリスマス・プディング…童話の世界とおやつが楽しめる、レシピ&写真つきエッセイ。
人生の楽しみは、あたかもおやつを楽しむがごとし。おとなのための、なだ流「おやつ」のエッセイです。
おいしいおやつはたのしいな。じぶんでつくると、もっとたのしいよ。たまごやさとう、こむぎ粉があつまって、いろんなおやつができます。ケーキにクッキー、プリンにゼリー、フルーツだいふく、きなこあめ…日本のむかしの人がたべていたおやつ、よその国の人のたべているおやつ。
本書は、野菜の香りや甘さを生かすために、砂糖などの甘みは控えめに、栄養素を丸ごと摂れるよう皮なども生かすようにレシピを作りました。お菓子によっては、食事代わりに食べてもOK!というレシピもあります。
日々は等しくすぎていき、山は谷ともなり、谷は山ともなると知る。夕暮れに星を、野の丘に花を、さがすように、私は、人の目の中に神秘をさがす。すぎゆく日々はこじんまり、散歩のような暮らしぶり。1998年5月16日(土)〜1999年5月11日(火)まで収録。
きょうはメイシーちゃんがおやつをつくります。それもとびっきりのしょうがいりビスケット。さあ、めしあがれ。
みんなのポケットはふしぎなポケット。ポケットのなかにはわくわくなにがはいっているのかな。