中国の新しい経済体制の理論家であり政策提言者でもある孫尚清の遺稿集。1978年から1995年に至る中国改革開放の記録は、中国社会に関するもっとも簡明な教科書であるとともに、中国経済に対する日本読者の様様な疑問に答えるものである。
東欧社会主義の専門研究者が、この15年間で生じた社会主義社会の崩壊、そして多民族戦争へと突入するその本質を描く。
「市民社会」が多様なスペクトルで、したがって錯綜する市民社会概念によって論じられる今日、本書は日本とドイツにおける市民社会論を概観し、市民社会とは、「労働に基づく所有」を体現した諸個人の生産・交換(=分業)関係として、またその社会的審級においては近代に固有な「自由な諸個人のアソシエーション」として定置する。そしてこの関係概念としての市民社会の歴史具体的展開を、ドイツにおける1848/49年革命を担うに至る「協会」組織(Vereinwesen)の中に見ることによって、市民社会概念をより明確化しつつ、現在と将来に市民社会論がいかなる「意味」・「価値」を持ちうるのか、本書はその可能性を問う試みである。
近代市民社会の男性中心主義の原理に挑戦してきたフェミニズムは、大きな分岐点に差しかかっている。闘いの最前線において、ジェンダー間の経済的平等の実現を目指す再配分的正義論と、「女性」に固有な文化的表象を求める承認的正義論の連帯が“中断”され、統一的な「ジェンダー的正義」を掲げることが困難になっている。フェミニズムと、他のマイノリティ権利擁護運動との亀裂も表面化しつつある。ジェンダーの「批判理論」の提唱者ナンシー・フレイザーが「経済的不公正」と「文化的不公正」の複雑な絡み合いを系譜学・意味論的に解きほぐしながら、打開に向けてのプラグマティックな戦略を呈示する。
親鸞の教えに生きた人びとはどのような共同体を創ったか。社会史の視点から多角的に考察して信念を伝承する家の根強い作用を解き明かす。
2013年はケベック州政府在日事務所が開設されて40年目。日ケ40年の対話から浮き彫りになる、ケベックの新たな創造性。
自然を呼吸するピアニスト村松健の、CDつきエッセイ集。
いまこそ全ビジネス界に求められるベンチャー精神。日本の代表的“創業経営者”60人の「挑戦の記録」。
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