オペラ指揮者としても実績があるだけに、このバレエ作品でも、ドラマの構築に優れた手腕を発揮している。洗練された美しい響きを引き出しつつも、決して華美にはならないところがレーグナーらしい。
他の人が手をつけていない新しい研究を行い、後進を育てた多くの日本の自然科学者の中から、女性研究者14人と、積極的に女性研究者を育てた男性研究者5人を紹介。
社会的「再生産」のメカニズムを問う。いま、大人になるためのトランジッション(移行)の過程が、多様化、複雑化している。家族、学校を巻き込んで深化胎動する格差社会日本において、子どもから大人への道を開く方策を探る。
「韓流」を契機に東アジアに発信され拡散する韓国文化とその未来。文化、政治、経済、市民社会、ジェンダー、出版メディア、映画産業、民主化運動を精緻に分析。
「越境」の文化社会学-移動する人びとのアイデンティティと彼らが創りだす文化。グローバルな時代の文化変容の実態を、ハワイ・ブラジル・日本における長期のフィールドワークを通して活写する注目の書。
「いやあぁぁぁ!?だ、だれ、誰かっ、助けてぇー!」。私立時狭間学園。その地下で宇田川まひるはパニクっていた。そこは異次元生物専用のホテルだったのだ!学園地下は地球唯一の“多次元交差点”。しかもホテルの支配人はクラスメイトの少年・夜野原ミサキ!?昼と違い夜のミサキは妙にハイテンション。まひるも夜間、ホテルで働くことになってしまいー!昼は学園、夜は異次元、多次元“二足のわらじ”ファンタジー、発進。
茶の湯のこころの交流は海を渡った。戦後60年、文化国家日本を世界に発信し続ける裏千家十五代前家元鵬雲斎の海外茶の湯布教に随行しての一茶人の半生記。現代に贈る日本のこころ、茶の湯のこころ。
下町のパン屋の看板娘が、双子の兄のせいでなぜか王宮に渦巻く陰謀に巻き込まれていき……。清家未森原作の王宮ラヴ・ファンタジーをオーディオ・ドラマ化。原作のほか、書き下ろしの完全オリジナル小説も音声化されている。
中国茶がいざなう桃源郷、中国茶館。お茶に導かれて、新たな自分と出会う、至福のひととき。
「木管と弦がきれいに踊らなきゃ!」と言いたいかのように日フィルが好演。大げさな表現はどこにもないのに、音楽が生き生きして細やかな表情がとてもチャーミングなのだ。さすが劇場で鍛えた西本智実の棒さばき。愉しくて全曲をいっきに聴いてしまった。
深刻な紛争や「民族対立」、宗教や慣習法による女性たちの困難はどうして生まれるのでしょうか。アフリカの歴史や政治体系を知ることで、原因や解決方法を探ります。日本社会のひとびとが、偏見なくアフリカのひとびとと交流をしていくことの大切さを学びます。