流通末端からのインパクトによる食管制度の空洞化を分析。戦前と比較し、戦後の米小売業の構造変化と特徴を明らかにし、最新の動向を事例紹介する。
本書における著者のモチーフにかかわっていえば、啄木が死の迫りくる前年、自己の最後の思想は「国家社会主義」「社会主義的帝国主義」だと言い残して死んで以来、その内容は永久にわからないとされてきた。しかし、同世代者北一輝と比較することによって、この謎はほぼ全面的に解明されたと信ずる。二人の希求憧憬した「国家」は、「地上の王国」レバイアサンであり、これはそれ自体「生命」と「人格」を有して天皇も国民もその内側に伴呑していくものであった。
本書のねらいは、昭和45年に「米生産調整緊急措置」として本格化し、昭和53年以降実施されている「水田利用再編対策」下の、15年余にわたる東北農業・農村の動向と対応実態の把握にある。本書は、対象を東北農業・農村とし、時代をおよそ昭和45年頃からおおよそ昭和60年までとした。東北農業の今日的な姿を、トータルに浮き上がらせることができたと考えている。
それでも日本は挑戦しなければならないのか。資本輸出国の悲劇の轍を一歩踏み出した日本。未曽有に突出した日本経済の空洞化と世界経済への攪乱の構図を解明し、今後の方途を提起する。
日本では、どこの家庭でも、食後やお三時などにお茶を飲む習慣があります。お客さまがきたときも、お茶をだしてもてなします。お茶は、昔から私たちの生活に、欠くことのできないものとなっています。この本では、お茶づくりの農家を勉強するみなさんのために、川根の農家のお茶づくりのようすを、できるだけくわしく案内してあります。
民主化運動を、底辺から支える、女性たちのエネルギーは、いまや韓国社会をゆるがす、大きなうねりとなりつつある。はじめて伝えられる、激動の現代史を生きる女たちの問いかけ。
本書は、筆者が多方面にわたるキャンプ指導と数多くの指導者養成に関与して得た体験の中から、キャンプにおける安全と健康管理について、指導者としては少なくともこれだけは知識として備えて欲しい内容について構成した。
韓国・朝鮮の人びとと共にどう生きるか。’88年ソウル・オリンピックを前にして激動する朝鮮半島の現実への深い認識なしに、私たちは日本の未来について語ることはできない。いま決定的に重要な状況認識の形成と深化をめざして、著者が全力をこめて積み重ねてきた洞察のすべてを集成。
本書はお茶の楽しみ方=おいしい飲み方だけにとどまらず、茶がゆや茶めしなど各地の特色ある伝統料理や、いかの抹茶づくりなど創作料理の数々、お茶を使ったお菓子や飲みものなども豊富に紹介しました。もう一つ、本書の特色は、お茶の手づくりのやり方を紹介したことです。
超低金利時代のいま、資産運用・利殖のエースはやっぱり“株”。ラジオたんぱの名物アナで、講演会・セミナーでも活躍中の著者が、主婦やお年寄りなど、初めて株式投資をやる人たちの疑問にこたえた、一番わかりやすい入門書。
裏千家家元、初の自伝。いまに生きる利休の心。
アジアニックスのめざましい発展はどのように本物なのか。日・米と太平洋トライアングル時代を形成するに至ったニックス・アセアンの近代化の実相を追跡。前近代との複雑な融合を表と裏から複眼で照明をあてる。