「日本の近代」を再考するー。技術や制度など、社会のある領域では「近代化」を果たし、グローバルな視点から見て共通性を有する側面を持ちながらも、他方で社会構造や人々の意識の根底にはいわゆる「日本的なるもの」が横たわっているのが事実である。この点を家族に視点を据えて英国との比較で明らかにしたい。
楊家老架式(108式)太極拳の決定版!忘れられていた神秘の力によって、いま、あなたの人生に革命が起きる。
生活者の視点に立つ現代マルクス経済学批判。この経済社会が現在向かおうとしている必然の方向を探ることによって、生活者、市民の運動に展望を示すことにある。そのためには、変貌しつつある資本主義社会とはいかなるシステムかをとらえることが前提となる。その上で、現在進行しつつある経済システムのパラダイム転換を理論的に追究する。
近代市民社会の科学的自己認識として、社会学は、いかに近代という時代に対応し、またそこから問題を受けとってきたか。きびしい時代の転換意識をもって、こんにち社会学が直面している論争点に立ちながら、近代そのものが孕む問題性とその特性を問う社会学思想史研究。
本書は東アジア経済圏の地域間関係の変化を空間的(spatial)視点から交流機能に焦点を当てて考察する。より具体的に述べるならば、東アジアにおける新しい物流体制、とりわけそこでの新たな港湾間競争・連携の構造と動態を、地域経済(日本の地方圏内)、国民経済(日本国内)、域圏経済(東アジア経済圏)の各レベルで検討するとともに港湾間競争・連携が各レベルの間でどのような関係を持っているのかを考察する。そしてこのことによって新たな東アジア物流体制の構造とその形成要因を検討する。