高級ジュエリーの展覧会に突然、一台の車が窓ガラスを破って侵入してきた。車から降り立つ覆面の三人組、客たちの悲鳴、そして煙幕ー優雅な会場は強盗団の出現で一変。貴重な宝石は根こそぎ奪われ、あとにはたくさんの死傷者が残された。現場に居合わせたセオドシアは大胆不敵な犯行を前に、なすすべもなかった。折しもチャールストンの町では、ロシアの皇帝が作らせたという至宝「ファベルジェの卵」を展示する計画が。また不幸な犠牲者を出すわけにはいかない!でも今度ばかりはFBIも乗り出す国際的な組織犯罪。とても自分の手に負える事件ではないけれど、セオドシアは貴重な宝と大事な町を守るため、ある奇策で非情な強盗団と対決することに!
暗紫色の空のなかに不気味に立つ、廃墟と化した屋敷。主を失って長い年月を経た屋敷は地元の歴史協会に寄贈され、ハロウィンにあわせて「幽霊屋敷」として一般公開されることに。さらに地元の幽霊伝説を描いた人気の女性作家がサイン会を催すとあって初日とは思えないほどの盛況ぶりだ。セオドシアも、怖がるドレイトンを尻目にすっかりイベントを楽しんでいた。ところがそこに、夜の闇を切り裂くような悲鳴が!見ると、屋敷の三階窓から女性作家がロープで吊り下げられている。すでに息はない。演出ではなく本当に殺人事件が起きたのだ。誰がこんなむごいことを?被害者の書いた本が、事件をまるで予言していたかのような内容だったのはただの偶然?それとも…。
表千家の風炉(5月〜10月)の主要なお点前をカラー写真で紹介。お点前の流れが一目でわかりポイントごとに整理したわかりやすい本です。より早い上達のための副読本として炉編とあわせ利用してください。
この茶碗の本には現代陶芸家の最高峰の92人の最新作がカラーで掲載されています。日本の数多くの焼きものの種類、陶芸家、全国の窯場がすべてこの1冊でわかります。
名品茶碗100点がオールカラーで掲載。1椀ずつにお茶席の話題にふさわしい茶碗の逸話が簡潔に解説されています。
季節の茶会や慶事の茶会での茶道具の取合せ方を紹介。古き茶人たちの逸話をもおりまぜ取合せの心得を簡潔に解説しています。茶席の座右の書としてこの1冊を。
十一月から四月、口切りや炉開き、初釜の茶席で使われる炉の茶花一五〇種を掲載しています。その中で、初冬から春にかけての時期に珍重される椿は約五〇種を紹介。茶花の逸話や花の入れ方のヒントも載っています。