大人計画所属のカルティックな俳優のデビュー・アルバム。河井克夫や鳥羽ジャングル、蓮実重臣らも参加。一部で大ブームとなった「バスト占いの歌」ももちろん収録。中学オトコ的な下ネタのみで30トラックを埋め尽くした、徹底的にくだらない傑作。
2003年4月から文化放送でスタートした人気番組をCD化したシリーズ。人気テニス・アニメ『テニスの王子様』のキャラクターが2人ずつパーソナリティとして参加、歌声を披露するなど素顔の王子様を堪能できる。
新曲(1)を含むベスト・アルバム。(7)をはじめとする一連のブルースものに漂う“艶”はこの人ならでは。昭和40年代の酒場のイメージが強烈に想起される。新曲はかなり枯れてます。(3)のイントロのギターがJ.ガイルズ・バンドにクリソツでビックリ。
『酒場ロック』が骨太ロックなら、こちらは熟年女性シンガーが歌う歌謡曲。さながら個性的な美人ママ15人による競演といったところ。そして最後の締めが“銀恋”のデュエットとなる。これは飲みながら聴くしかないでしょ。
胃がギターの形になっているという(本人が言っていた)寺内御大のエレキ弾きまくり歌謡史。(3)などのワーオ! フレーズをはじめ、随所にエレキファン感涙の聴かせどころ、くすぐりなどはある。しかし改めてこの道の大家、木村好夫名人の存在の大きさに気づく。