人気コミック『ハチミツとクローバー』のTVアニメ版オープニング・テーマ。サウンドを手がけたのは「JOY」「長い夢」に引き続き蔦谷好位置で、確信犯的にポップなアプローチが心地良いキラー・チューンだ。⇒★YUKI特集★をチェック!
SBDの池田貴史やwyolicaのazumiらとのコラボやお笑い芸人ユニットのプロデュースなど、新たな活躍を見せるスネオヘアーのアルバム。タイトルしかり、彼にはせつなさや悔しさを織り交ぜた悲哀がよく似合う。アーティスト本人の力量を存分に発揮した会心作。
3年間の軌跡を辿った3rdアルバムで、2000年発表。時に静かに、時に情熱的に歌い上げ、からみつくような平井堅流“ラブ・ソング”の数々。FMラジオから火がつき、出世シングルとなった「楽園」も収録。
「My Revolution」に続く「Teenage Walk」も好評の渡辺美里待望のセカントは彼女自身の作詞による10曲、N.Y.録音等を含む全20曲入り、堂々のオリジナル2枚組CDである。クセのない素直で伸びのあるヴォーカルはロッカーとしては貴重な存在である。
マーチン、ベスト・アルバム。たとえばミリオン・ヒットとか、そんな爆発的に売れた曲はないが、音楽好きな人であれば耳になじみのある楽曲が多いはず。時間をかけて浸透した、知らない間のスタンダード、そんな作品が、彼には多そうだ。
96年3月に日本武道館で行なわれた2daysライヴの映像版。VHSとLDは同年に限定でリリースされたもの。「そばかす」などのヒット曲満載の迫力ライヴ。
パンク・ロック以降のイギリスのポップス&ロックで育ったようなロック・グループ、TMネットワークの2ndアルバム。実にそつのないサウンド・メイクをしている。テクノ・ポップの彼方から登場した世代らしく上手だが、過不足がないのもねえ。
88年にアルバム・デビューを飾って以来、世の中がどう動こうと独自のサウンドを作り出してきた彼らの初めてのベスト・アルバム。目玉は最後に収録されたメドレーだが、ほかにもCMでお馴染みの曲や『そら耳』で有名になった(5)ももれなく収録している。
80年代初頭に世界中で社会現象になるほどの人気を集めた、オーストラリア出身のポップ/ロック・クインテットの最盛期にスポットを当てたベスト盤。ソニー時代に吹き込んだ最初の3作からの選曲で、全米No.1に輝いた(1)(2)ほか、懐かしいヒット曲を満載。
活動休止のニュースでファンを寂しがらせたセリーヌの、旧作10曲、新作7曲のベスト盤。ヒット曲満載の前半部も嬉しいが、注目はやはり後半の新曲群。相変わらず見事な歌唱力で、切なくエモーショナルに歌い上げた恋歌は、ただ聴き惚れるのみです。★
二人の楽しい出会い。通奏低音はキース一人が受持ち、聴き手は低音が少し淋しい代りに、二人の合奏の妙味に集中して楽しむことができる。キースは饒舌だが品位ある見事な即興を展開し、ミカラもそれに触発されて思い切った即興的フレーズをちりばめる。
B.C.R.通算4枚目、イアン・ミッチェルが参加した唯一のアルバム。アメリカ市場を十分に意識した作品で、カナダでレコーディングされた。(4)(11)などのヒット曲の他、ラズベリーズ(1)やビーチ・ボーイズ(7)といったカヴァーも今となっては面白く聴ける。
ピーター・ゼルキンの、内省的な、1音1音もぐもぐ噛みしめるような演奏は、武満の音楽の様式にピッタリだった。その意味で、このディスクは、武満ピアノ曲の定盤として、永く生き続けるだろう。ライナー掲載の“ゼルキン、武満を語る”も面白い。★
No.1サックス・プレイヤー、ケニー・Gのべスト盤に新曲を追加収録。ベイビーフェイス、トニー・ブラクストン、マイケル・ボルトンら豪華ゲストとのデュエットも収録。
ヴァントが80年代に手兵・北ドイツ放送響と録音したベートーヴェンの交響曲集が2枚組2,520円で再登場。よくある名曲演奏とは一線を画するヴァントの「運命」「田園」、第4番。