楽しく見ているうちに、そして遊んでいるうちに、自然にいろいろなことがわかってしまう絵本。好奇心いっぱいの、かわいいくまくんと一緒に、色や形や季節や時間のことを考えてみよう。自動車のことも、水のことも、土のことも、動物のことも、食べ物のことも、この絵本を見れば、すっとわかってしまう。反対さがしや買い物クイズなど、おもしろいクイズも出てくるよ。
激しい競争の中で技術レベルを高めてきた日本の中小企業は、「成熟社会」「超高齢社会」を迎える日本経済に、どう対応すべきなのか。大都市工業地域の現場を通して、「大都市と工業」、そして「地域と中小企業」の新たな関係を模索し、次代の大都市経済社会で中小企業に期待される役割を考える。
ブルルは、おべんとうをもってぶたさんちへ大いそぎ。きょうは、かっこいいひこうきにのって、みんなでピクニックにいくのだ。小学1・2年生むき。
激動の時代を駆け抜けた人々の最期に鋭く迫る歴史ドキュメント。
ヒマラヤの秘境に生きる竜王の国ブータン。遊牧文化と稲作文化がまじりあい、時間はゆったりと流れる。そして神秘のラマ教文化が生活に溶け込み鮮やかな原色の世界に彩られていた。何年か前の日本をほうふつとさせるなつかしさと共に鮮烈な驚き…。世界初の長期踏査を果たしたNHK取材陣によるブータン縦断紀行。写真をふんだんに用い、神秘の国ブータンを紹介。
「意志、愛、想像力等は、万人がもっている魔術的な力ではありませんか。それらの力を最高度に発揮する方法を知る者が、すなわち魔術師です。」今世紀最大の魔術師アレイスター・クロウリーをモデルに、オカルティズム文献を駆使し、渾身の力をこめて描きあげた幻の名作。
18歳のロザモンド・ヴィヴィアンはイギリスの小さな島で、愛情のない祖父と二人きりの孤独な生活を送っていた。ある日、祖父のもとを大金持ちのフィリップ・テンペストが訪れる。ロザモンドは自分の倍近い年の、どこか陰のあるテンペストと恋に落ち、二人は結婚してフランスへと旅立つ。しかしやがてロザモンドは、その結婚が罠であり、テンペストの恐るべき秘密に気づき始める-。
日英枢軸、独伊連合はともにインド洋へと艦隊兵力を集中、第二戦線の覇権を掌握すべく作戦準備を開始した。ソコトラ島上陸作戦のため、全兵力をコロンボに集結させ、出撃態勢を整える枢軸軍。一方、連合軍は敵の主攻勢正面を見極めることができない。緊張の高まる状況下、枢軸軍がその位置を掴んでいなかったイタリア東洋艦隊主力が、上陸船団の支援についていた枢軸軍水上砲戦部隊と衝突したのだった。
人類は無意識のうちに「別種の生命体」の誕生に手を貸してきた-。物たち-土器の砕片からコンピュータまでの隠されたいのちが露わになった今、かれらとの共生の道を提唱する、スリリングなライフサイエンスファンタジー。
ピーターピーター かぼちゃが煮えた 嫁さん来たけど たちまち逃げたーまたまた押韻とリズムを楽しんで訳した六十篇。映画とマザーグースの深い関係も綴る。
19世紀、フランス初の情報紙『プレス』が創刊され、華やかなメディアの時代が幕を開ける。時のトピックスやはやりのスタイル、連載小説や巷の噂…。人々を魅了したこの流行通信(『パリ便り』)は、瞬く間に同時代の文学やファッションに影響を及ぼした。マス・メディアの誕生と展開を通して、ジャーナリズムの側から、文学と都市風俗の流れをとらえ直す画期的な一冊。図版多数掲載。
本書は恋愛関係における嫉妬にメスを入れる。「ロマンチック・ジェラシー」というタイトルは「(日本語的な意味での)ロマンチックな嫉妬」という意味ではなく、「恋愛関係の嫉妬」という意味である。本書の第一の特徴は、嫉妬が原因で殺人をおかした犯罪者を含め、多数の実例にもとづいて書かれていることである。第二の特徴は、単一の理論にもとづくのではなく、精神分析、システム・アプローチ、行動主義、社会心理学、社会生物学という五つの異なった理論体系・治療法を紹介し、それぞれの長所・短所をできるだけ客観的に指摘していることである。本書は理論書ではなくあくまでも実用書である。
世界を経巡る中で出会った、不思議な話と場所と人を語る“世界不思議めぐり”。書き下し四篇を加えた初のエッセイ集。