神田小泉町に住む隠居の千切良十内。齢六十三だが、実は現役の十五屋ー五、六、四を足して十五の殺し稼業だ。馬の足の治療道具の両刃の馬針を使った技を用いる。相手の腹にこれを刺す。相手は、蚊に刺されたほどにしか感じないが、体内で腸を裂き、三日目に必ず死ぬという必殺の技だ。今度請け負った仕事は、半端じゃない。千両の殺し金、大名ー津軽越中守信著をやれという。命を懸けた大仕事だ。
出会い、愛の表現、そして別れ…人生の折々を彩る薔薇と人々との関わりを香り高く綴った随想集。
伊原有利、二十六歳。Nデパートに勤めるOL。容姿は人並み。なのになぜか彼氏なし。素敵な出逢いを求めて出席するパーティーではいつも壁の花。そんな有利の平凡な人生が一変した。いつものように出席したパーティーで、ハンサムな青年実業家・沢本徹夫にダンスを申し込まれたのだ。夢心地の有利。だがなんと、彼は幽霊だった!驚く有利に沢本は、自分を殺した犯人を捜してほしいと頼む…。
外に満州族、内に李自成の乱。明朝の喉首に突きつけるは、遺恨の刃。侠骨の群雄を描く金庸の壮絶第2弾。
1970年代ロサンジェルス。孤独な人妻ローレンと、記憶をなくした男ミシェルが運命的に出会う。ロサンジェルスが砂嵐で埋め尽くされたある日、ふたりは激しく愛し合うのだった。一方、1900年パリ。双子の兄弟がポン・ヌフに捨てられた。娼館の娼婦に拾われたひとりはアドルフ・サールと名づけられた。やがて成長したアドルフは映画に魅せられ、『マラーの死』という長篇映画をつくり始めるが…。砂嵐のロサンジェルス、放火の炎もえ上がる厳寒のパリ。運河の涸れたヴェネツィア。ローレンとミシェルの恋愛は?アドルフの監督した伝説の映画の行方は。
いまどき旅行プランを立てるには、パソコンを使ったラクをしなくちゃ、Oh、ソン。帰って来てからのアルバム作りだって同じこと。山伏体験修行で山形県羽黒町、出雲神話の島根県加茂町etc…。人の行かないトコに行くには路線・運賃早分かりソフト『駅すぱあと』をフル活用。アプリ開発ソフト『ナイル』でのデジタル・アルバム作成法の徹底的に解説します。キミのデジタル・グッズを駆使して旅行しよう。
わが漢族の山河危うし!迫り来る強敵ドルゴン、怒濤の満清軍血風渦巻く金庸の驚魂第2弾。