「市長の代わりはおっても、夫の代わりはおりまへん」その言葉を残し、1999年、任期半ばで職を辞した著者の姿勢は大きな反響を呼んだ。それから寝たきりの妻との生活が始まった。思いどおりにならぬ嫁はんに手を上げて自己嫌悪に陥り、慣れぬ家事に悪戦苦闘。ようやく掴んだ「わし流介護」。ベストセラーの四六判に、この一年間の歩みを加筆した勇気と元気の書。
自らの価値観なしに相手の言い分をひたすら尊重してきた日本人と、自らの価値観のみをひたすら声高に主張する韓国人。第二次大戦後、両国はそんな関係をズルズル続けてきた。日本と韓国がいがみ合うのはなぜか。相互蔑視を超え、これから何をすべきか。新世紀の日韓関係を視野に、切れ味鋭い論評の渡部昇一と、気鋭の女流作家・呉善花が、各々の立場から問題点と解決法を、歴史、民族気質を踏まえ語り合う。
オーバーなんかきないで、あそびにいこう。パパのだいくどうぐで、あそんじゃおう。おふろなんかはいらないよ。ケーキもぜんぶたべちゃおう。だって、ぼく、そうしたいんだもん!でも、そんなことしたら、あとでたいへんなことになっちゃった!なんでもかんでも、すきなことばっかりするのがいいとは、かぎらないみたい。そうじゃない、ウッキー。
本全集は、稲垣足穂自身が昭和四十三(一九六八)年に作成した目録を基本に編んだものである。本巻には足穂が昭和七年明石に帰省し、その後昭和十一年末に最後の上京をして牛込横寺町に住むようになった、三十代から四十代はじめまでの時期を扱った自伝的作品を収録した。
普遍的で重要な疾患を取り上げ、第一線の専門医の指導により、内容の充実をはかった。理解を深めるために図解を豊富に用い、病気の本質を示す特徴はイラストで表現し、必要に応じ検査写真を掲載し、平易に説く。
パパはまいにち10にんのこどものせわでめがまわりそう。ある日、ひとりでふねにのってたびにでることにしました。でも…、パパはたのしくありません。どうしてでしょう…。ヴリュッセル賞、サン・ポール・トロアシャトー賞、ドローム青少年図書展ピチョー賞受賞。
「きいているご婦人が、アラと顔をあからめる程度でしょうね。居たたまれなくなって、席を立つなんざぁ、もういけません」(三遊亭円生)。古今亭志ん生、橘ノ円都といった大長老の口跡が聞こえてくるような、艶笑落語名演集。その顔ぶれ演題すべてがベストの決定版。話芸の中の“お色気”をぞんぶんに堪能していただきたい。
1998年以降に発行された育児・保育に関連する問題についての雑誌記事・論文3,720点、図書1,270点をテーマ別に分類。巻末に「事項名索引」付き。
大さじ・小さじも、カップもいらない。家にあるもので誰でもできるグッチ裕三流クッキング。
ピーター・F.ドラッカーとの40年にも及ぶ交流に基づき、その思想のエッセンスを読みやすい形で凝縮。
初段突破をめざす人のために、依田名人が書き下ろす囲碁講座。中盤の戦いを中心に、筋と形を重視し、たちまち強くなる画期的シリーズ。第1巻では、戦いの基本を解りやすく講義する。「自分が強いところで戦い、弱いところでは戦わない」という一番のポイントを徹底的に鍛え、石の強弱を判断する力を付ける。