本書では、趣味で自分独自の花を作りたい人、地域のみんなでその地域独自の品種を作出したい人、外国品種の契約栽培でなく独自の品種を生産したい農家の人達のために、花の品種改良に必要な基礎知識、いくつかの花の品種改良の方法とともに、後半ではより専門的に、育種法(品種改良の方法)や新しい育種技術について紹介する。
1から10まで、いえるかな?プーさんといっしょに、かずをおぼえよう!ピグレットやティガーもてつだうよ。
大学生の光魚の恋人は、人間に変身できる黒猫・シータ。シータの一族も公認の仲だ。そこで光魚は掟に従い、彼らの歴史を学ぶことに。先生役は、人猫達の王様・シグマ。一族唯一の白猫で、光魚の密かな憧れの人。ある日、勉強の合間にシグマの調香室を見学していた光魚は、誤って媚薬を零してしまう。ところが、そのとたんシグマの様子が豹変!!発情して光魚を抱きしめてきて。
いま創造都市に注目が集まるのはなぜか。職人企業、芸術文化、住民自治が開花する街の秘密とは何か。イタリアのボローニャを初め、金沢、京都などの実例を踏まえて、未来を先取りした都市づくりへの確かな道筋を示す。
紅の隈取りも鮮やかに荒事を披露する市川団十郎。中村座にやんやの喝采が響きわたるー。“影”との激闘に勝利した大黒屋総兵衛、芝居見物に興じていた。ところが幕間に当の成田屋が刺殺され、それを契機に、またしても総兵衛の周辺に柳沢吉保一派による大黒屋潰しの攻勢がかけられた。商停止のうえ北町奉行所に捕らえられた総兵衛。加えられるすさまじい拷問。隠れ旗本一族の命運をかけた闘いが始まった。
宇土市の大家族・岸さん一家から、ぎゅうぎゅう詰めの愛情としあわせが届きました。6男3女の子どもたちとのにぎやかな日常を綴ったエッセー集、ついに登場。
けだるさと悪徳の都、メガロポリス。この腐った街では、誰もが死ととなりあわせだ。暴力組織によるクローン臓器の密売、超能力者の起こす通り魔事件…。高度に発達したテクノロジーは、次々とあらたな兇悪犯罪を産みおとしてゆく。しかしそんなゴミ溜めみたいな街にも、まだ熱く優しい魂をもつ奴らが残っていたのだ!銃を手に裏通りを疾駆するタフな男たちが!!あの火浦功のもうひとつの顔-クールな感性を全開にして挑む、“スーパーシリアス”ハードボイルドSFの傑作。
本書では、正しいPLC制御を早くマスターしたい人のために、PLCの構造やシーケンスプログラムをつくるテクニックを複数の視点から具体例をまじえながらやさしく解説しました。図や例題を数多く取り入れ、プログラムの方法だけでなく、ハードウェアの知識もまとめて、初心者でも順序を追って学習できるように構成してあります。
美術館の学芸員・秋岡の元に、アメリカで競売された藤原定家の小倉色紙が持ち込まれた。同時期に寄贈を得た書の大家が残したコレクションからも小倉色紙が発見された。百人一首を編纂した藤原定家が自ら一首一枚ずつ書いたとされる小倉色紙は多くが散逸し、現在所在が知られているのは二十五枚。果たして真作なのか…。真贋ミステリの傑作。
一九六二年八月、マリリン・モンローが死んだ。睡眠薬の大量摂取による「自殺」と報じられたが、多くの謎が残った。それからほぼ四十年、彼女と親交のあった人々の声が「今だからこそ言える事実」として初めて伝えられる。検死官トーマス野口、最初の夫、写真家、共演者など十三人の知己が語る愛すべきマリリン。人気女優の素顔に迫る渾身のノンフィクション。
自由惑星同盟を完全に敗北させ、宇宙の九九パーセントを制圧したはずの皇帝ラインハルトだったが、その胸中には不満と不安がわだかまっていた。銀河の中に残されたそのわずかな領域とは、ヤン・ウェンリーの存在に他ならなかったのだ。決戦をもとめ、イゼルローン要塞に向けて進攻する帝国軍。しかしヤンの詭計により、ラインハルトの到着を待たぬまま、戦端は開かれていた。圧倒的な戦力差をしのぐヤン艦隊ー時を同じくして、地球教の張り巡らせた罠が、ヤン・ウェンリーの身に迫りつつあった…。
ルドビック王国の若き王がD・Sを相手に挑んだ戦争は、わずか五日のうちにD・S側の圧倒的な勝利で幕を閉じた。所詮、数にものをいわせるだけの戦術などD・Sには無意味。夥しい数のルドビック兵が、屍と化しただけであった。かくして、新たな領地を手にいれたD・Sは、四天王とともにルドビック王宮へ入城する。しかし、そこにはおそるべき罠が彼らを待ち受けていた。
早朝ミサの準備に、祈りを捧げようとした神父の目に、おぞましい光景が焼き付いた。極彩色のステンドグラスに照らされた祭壇のイエス・キリスト像の首が外され、代わりに生首が載っていた。ロス市警から目と鼻の先のヒスパニック系教会で起こった事件だ。現場に駆けつけたのは、ロス市警で狂竜“マッド・ドラゴン”の異名を持つ大倉竜也警部補と相棒の初級刑事クリス・ゴードン。現場検証をする二人が生首を見ると、首の切断面はパラフィンで覆われ、血液は一滴も垂れていない。「食いつきゃしねえよ」竜也が口をむりやりこじ開けると、中から小さく折り曲げられた紙が覗いた。開いてみると、508-22・07という数字が-。L.A.を舞台に日本人警部補が事件を追う超弩級の国際アクション誕生。